是空さんより、『スキャナーズ』『ザ・ブルード/怒りのメタファー』が今夏発売。

2021年02月17日 14:33

[是空タイトル告知解禁] デヴィッド・クローネンバーグ監督『スキャナーズ』『ザ・ブルード/怒りのメタファー』の2K修復版Blu-rayは8月発売予定です。


速報です。
いや、もう、これは“買い”でしかないでしょ。

シーバース/人喰い生物の島≪最終盤≫の仕様

2021年02月17日 10:32

少し前の記事で載せていた『シーバース/人喰い生物の島≪最終盤≫』が無事発売され、特典映像等の内容が告知されていたので、こちらにも載せておきます。



映像(音声)特典:
DISC2:
〇困難を乗り越えろ/デヴィッド・クローネンバーグへのインタビュー(12分)〇グッド・ナイト・ナース/リン・ロウリー(女優)へのインタビュー(17分)
〇ジョー・ブラスコ(特殊メイク)へのインタビュー(13分)〇シネピックスの祝福/ジョン・ダニングの伝説 グレッグ・ダニングへのインタビュー(10分)
〇デヴィッド・クローネンバーグへのインタビュー(1988年収録)(22分)〇スチール・ギャラリー/ジョン・ダニング(製作総指揮)によるインタビュー音声付(10分)
〇テレビ・スポット(1分)〇ラジオ・スポット集(2分)〇劇場予告編(3分)

封入特典:BOX仕様、16ページブックレット(山崎圭司監修)



ちなみにこのあとリリース予定の『悪魔の受胎≪最終盤≫』と『悪魔の墓場≪最終盤≫』の特典内容はまだ告知されておらず不明ですが、ファンなら特典内容よりも、ブルーレイ化による高画質化・高音質化の方が重要ではないでしょうかね(まだ見ぬ特典映像も勿論貴重なのだけど)。あと、『悪魔の墓場』『悪魔の受胎』両方ともがアマゾンでは、謎の缶バッチ付きの仕様もラインナップされていますが、墓場はともかく、受胎の方って買う方いるんだろうか?熱心なノーマン監督ファンって一定数いるのかな・・・。





コロナ禍のハプニング

2021年01月18日 11:21

シャマランの『ハプニング』を久しぶりに鑑賞(前回は、2011年だった)。評価は低い本作ですが、個人的には割と好きな作品。ストーリーはオチを放棄してしまっているんでダメなんだろうけど、「何か得体の知れないものに襲われて逃げ惑う人々の不安」を淡々と見せてくれていて、こういう雰囲気を味わいたいときにはピッタリ(←そんなときって、どんなとき?)。特に、昨年から続いているコロナ禍の今現在だと、より身近に感じたりもする。この『ハプニング』でも、植物がなんらかの化学物質(毒素)を放出して人間の神経を狂わせている(らしい)という原因が提示されるが、はっきりとは分からずじまい。ただ言えることは、自然界で起こることは人間では解明できないことも多く、新型コロナウィルスもその発生原因・対処方法など今現在では謎要素がてんこ盛り。はっきり分からない事象ほど怖さを感じるもので、「自然界が傲慢な人間に牙を剥いた」とか「増えすぎた人口を減らすために自然界の淘汰が始まった」とかそういったフレーズも出てきたりします(人間が作り出して、それをばら撒いて人減らしを行っているという考えも末恐ろしいが)。まあそんなこんなで、核心的なところは何も説明してくれない不親切な本作ですが、あまり何も考えずに不安的な雰囲気を味わってみるのがこの映画の本質な気がします。



ハプニング02

ハプニング04
工事現場で高いところから人が降ってきたり、大量に首をつっていたりと、自殺する人続出の映画ですが、流血シーンはほとんどなくて割とマイルド(そもそもホラーではないし)。途中、ライフルで頭ぶっ飛ばされてちょっとだけ脳みそドロッというところは、少しビビりました。



ハプニング03

ハプニング01
マーク・ウォールバーグの嫁さん役のゾーイ・デシャネルのブルーの瞳がやたら綺麗なのが気になった。レグイザモはオマケで。
あと冒頭の公園のシーンで、『キャビン』や『ザ・ベイ』にも出演していたクリステン・コノリーがチョイ役で出ていた。

もうすぐ発売、悪魔の墓場とかシーバースとか

2021年01月05日 00:48

新年あけましておめでとうございます。
1月4日ですが、年末から勤務続いて2021年初めての休みが今日なので遅まきながら正月っぽい気分で過ごしておりました。まあ、今年はコロナコロナで特に遠くに出かけることもなく、近所で必要なものを買いに行ったり、出しそびれていた年賀状を今頃出したりして無難に一日が終わっていきました(何ら普通の休みと変わらない)。そろそろ積みDVDを観て消化していきたいんですが、相変わらず進んでおらず、そうしているうちにもまた新しいソフトが発売されていき、次はどれを買おうかなと思案したり・・・。この買おうかどうしようかと考えている時間がまた楽しかったりするわけで。気になる作品が出てきているので備忘録も兼ねて載せておきます。



『悪魔の墓場≪最終盤≫』
ヘラルド悪魔シリーズ第3弾『悪魔の墓場』が初ブルーレイ化!しかも、キングレコードの“最終盤”シリーズとして出るので、2枚組+2時間超の映像特典+ブックレット付など魅力的な仕様で登場。お求めやすいお値段の通常版もあるが、折角買うならこの“最終盤”を買いたいところ。『悪魔の墓場』はDVDではパイオニア版を持っていたので、エスピーオー版をスルーしてしまっていたんですが、今回のブルーレイは満を持して購入する予定。発売日は、3月10日予定。




『シーバース≪最終盤≫』
クローネンバーグの『シーバース』も同じくキングレコードの“最終盤”シリーズとして発売。こちらもブルーレイ2枚組、豊富な映像特典(89分)+ブックレットと所有欲をくすぐる仕様。こちらも通常版が併売されるが、やはり“最終盤”を手に入れたいところ。DVD版は持っていますが、映像文化社の素っ気ないやつなので、ブルーレイで買い直したいなあ。こちらは2月10日発売予定。




『光る眼 コレクターズエディション』
ジョン・カーペンター版『光る眼』は是空からコレクターズ仕様で登場。初ブルーレイ化。映像特典は144分で日本語吹替も2パターン収録。こちらは探したけれどもソフトは見当たらなかったんで、買おうかどうか思案中。発売予定は3月12日。




『ザ・リッパー』
ルチオ・フルチの『ザ・リッパー』もブルーレイ化。内容はフルチお得意のゾンビものではなくニューヨークを舞台にしたスラッシャームービーだが、なかなか良くできていて個人的には好きな作品。ただ、発売元が映像文化社で多分特典は無しでしょう。また、ブルーレイ、DVD、ブルーレイ+DVDという3パターン発売するようですが、いまさら買うならやっぱり高画質のブルーレイで。家にあるのは古いビーム版DVDなんで、買い直したいんだけれども・・・。どうしよう。1月29日発売予定。

ちなみに、この映像文化社最近精力的に旧作をリリーズしていて、昨年にはフルチの『幻想殺人』、イタリアンジャーロの傑作『影なき淫獣』、ミケーレ・ソアビの『デモンズ3』『デモンズ4』などを続々と発売。そして、この『ザ・リッパー』のあとにはサイキックホラーの『パトリック』も控えている。古い作品をブルーレイ化してくれるのは有難いが、特典のない素っ気なさとジャケットがイマイチ魅力的でなかったりするのが難点なのですが、純粋に作品の内容を楽しみたいのならこれでもいいのかも。値段も比較的手頃だし。ブルーレイ化も嬉しいのだが、DVD化されていないビデオ止まりの旧作品群も出してくれるとなお有難いんだけれども、可能性は低いかなあ・・・。








R.I.P Daria Nicolodi

2020年12月07日 23:40

11月26日にイタリアの女優ダリア・ニコロディが亡くなった。実の娘アーシア・アルジェントが明かしたもので、享年70歳だったらしい。ダリオ・アルジェントの公私にわたるパートナーであったことは有名だが、彼女無くして名作『サスペリア』は誕生していなかったといっても過言ではないでしょう。また、アルジェント作品とりわけ絶頂期と言われる作品に出演し印象に残る役柄を演じてきており、個人的には『シャドー』のアン役でラストのエンドレスに叫び続ける絶叫シーンは忘れられない。『フェノミナ』のブルックナーの狂気じみた演技も好きだっただけど。

彼女の姿はアルジェント作品で永遠に生き続けることでしょう。合掌。

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家にある出演作品。『サスペリアPART2』『ザ・ショック』が買いそびれてないのが残念。



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