貞子 呪いの始球式

2012年04月26日 23:40




ちょっとコワイです・・・。



東京ドームで行われたパ・リーグ公式戦・北海道日本ハムファイターズVS千葉ロッテマリーンズ戦に、あの“貞子”が登板し、始球式を行った。
 映画「貞子3D」の公開を記念して行われた貞子による始球式。通常は人気アイドルや女優などが行う恒例行事だけに、貞子が登場すると野球ファンはあぜんとし、客席からはどよめきが起こった。
 マウンドに上がった貞子は、事前に肩ならしの練習も実施し、やる気満々。そして、“呪い”ならぬ“ノロい”球を放ると、ノーバウンドで捕手まで届き、見事な投球を見せた。と思いきや、その場に倒れこみ、日ハムの球団マスコットB・Bに連れられてマウンドを後にした。
 始球式前は、登板予定のなかった斎藤佑樹投手がバックヤードで貞子と記念撮影をする場面も。斎藤投手をはじめ、両チームの選手は、貞子の投球を固唾をのんで見守った。

http://www.tvlife.jp/news/detail.php?news_id=50732
〈TV LIFE 2012年4月26日〉


そっか、映画のプロモーションも兼ねてたのね。

映画秘宝2012年6月号

2012年04月22日 09:57

巻頭特集が、“(永久保存版)何度観ても面白いDVD100選! 深夜0時の自宅映画祭”。

最近、やたらとリリースされている旧作映画のDVDが特集されています。
主だったもの、気になったものをピックアップしますと、

『デビルスピーク』
デビルスピーク HDリマスター版 [DVD]デビルスピーク HDリマスター版 [DVD]
(2012/07/03)
クリント・ハワード、R・G・アームストロング 他

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陸軍士官学校に通う万年いじめられっ子の怒りが頂点に達し、悪魔の力を借りてラストの大殺戮クライマックスを迎える「男版キャリー」ともいえる『デビルスピーク』がカラーページで紹介されてます。血まみれで鬼のような形相のクーパー・スミスと巨大な黒豚に生きたまま喰われる全裸美女のビジュアルが印象に残る(それしか覚えていない!?)本作ですが、ホラーマニアックス・シリーズ第5期の第1弾として7月発売。伊東さんの「ZOMBIE手帖ブログ」によると、スミス役のクリント・ハワードはロブ・ゾンビ制作のアリ用殺虫剤のコマーシャルに出演しているそうです。なんだか意外。



『怪人カリガリ博士』
怪人カリガリ博士 [DVD]怪人カリガリ博士 [DVD]
(2012/05/25)
ダン・オハーリヒー、グリニス・ジョンズ 他

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1919年のドイツ版は有名ですが、こちらは1961年に製作されたアメリカ版。知りませんでした・・・。『サイコ』の脚本家とカメラマンも参加したサイコスリラーの傑作だそうです。こちらは5月発売。


『ヘルショック 戦慄の蘇生実験』
ヘルショック 戦慄の蘇生実験 デジタル・リマスター版 [DVD]ヘルショック 戦慄の蘇生実験 デジタル・リマスター版 [DVD]
(2012/09/04)
ポール・ナッシー、マリア・エレナ・アルポン 他

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こちらもホラーマニアックス・シリーズの1本。死んでしまった幼馴染の女性を生き返らせようと狂気に走る、スペインの怪優ポール・ナッシー主演の1972年作品。愛する者の死を受け入れられず、そのはけ口が間違った方向に進むとホラー映画になるという見本だと思いますが、ジャケットのビジュアルが古風で淫靡な雰囲気を醸し出していていい感じ。こちらは9月発売。


『猛獣大脱走』
猛獣大脱走DVD
凶暴化した象・トラ・チーターなどの猛獣が動物園から脱走し、町中で人々に襲いかかる!ネズミの大群が人間を食い散らかしたり、巨象が女性の頭を踏みつぶしたりと、やりたい放題の1984年公開のイタリア映画。こちらは名作を次々にリリースしてくれているスティングレイからの発売で、日本語吹き替え版・インタビュー・予告編・特製ブックレットなど特典盛りだくさんで4月27日発売。

購入はスティングレイさんの方で。→all cinema SELECTION


『MGM HollyWood Classics 巨大クモ軍団の襲撃』
巨大クモ軍団の襲撃
スタートレックのカ―ク船長・ウィリアム・シャトナー主演の77年製作のパニック映画。個人的には小学生のときにゴールデン洋画劇場で見て、大量に出て来るタランチュラの気持ち悪さがが今でも後を引いている作品。初DVD化。J.V.Dから6月発売です。


他にもB・I・ゴードン監督の『巨大蟻の帝国』なんかも懐かしい。

それにしても気になったのは冒頭の町山×石熊対談での「アメリカでは映画のネット配信が進んで、DVDは壊滅寸前」だというやりとり。確かにネットでの映像配信は便利だとは思うけど、パッケージソフトを所有する楽しみは替えがたいものがあるので、なんとか生き残ってほしいところです。


映画秘宝 2012年 06月号 [雑誌]映画秘宝 2012年 06月号 [雑誌]
(2012/04/21)
不明

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暴行列車

2012年04月19日 23:20

暴行列車 HDリマスター版 [DVD]暴行列車 HDリマスター版 [DVD]
(2012/04/03)
マーシャ・メリル、フラヴィオ・ブッチ 他

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【原題名】NIGHT TRAIN MURDERS
【監督】アルド・ラド
【脚本】アルド・ラド
【原案】ロベルト・インファセッリ、エットレ・サンゾ
【共同脚本】レナート・イッツォ
【撮影】ガボール・ポガニー
【音楽】エンニオ・モリコーネ
【出演】フラヴィオ・ブッチ、マーシャ・メリル、エンリコ・マリア・サレルノ、ジャンフランコ・デ・グロッシ、マリナ・ベルティ、アイリーン・ミラクル
1975年/イタリア映画/94分


【STORY】
クリスマス、リサと従姉妹のマーガレットは故郷で過ごすため、ドイツから大陸列車でイタリアへ向かった。列車の旅を楽しむ2人だったが、途中で乗り合わせたチンピラ2人組と色情狂の中年女の3人が同じ客室へ乱入してきて状況は一変。部屋に監禁されたリサたちは凌辱されたあげく惨殺される。3人組は駅で下車後、親切な夫婦の屋敷に滞在することになるが、偶然にもその家はリサの実家だった。娘たちがチンピラたちに殺されたことをラジオで知った父親は血の復讐を開始する。

【REVIEW】
ウェス・クレイブン監督のデビュー作『鮮血の美学』のイタリア版ともいえるのが本作。2人の少女が暴行を受けたあげく殺され、その後犯人と遭遇した両親がその復讐を果たす―という大筋は、全く同じだ。(クレイブンの『鮮血の美学』もイングマール・ベルイマンの『処女の泉』がルーツにあるわけですが)前半は、列車内の一室で受ける少女たちの凌辱シーンを陰湿に描き、後半は父親による復讐を淡々と描写。ただ、この少女たちがなぶられ恐怖する様がネットリと演出されていて、見ていてなんとも嫌~な感じにさせてくれます。この辺は『鮮血の美学』よりも、本作の方が不快指数は上でしょう。さすがイタリア映画です。

実行犯のチンピラ2人は、被害者の父親に報いを受けて死にますが、男たちを煽って暴行させた中年女が最後まで生き残ってしまうのは、なんとも後味の悪さが残ります。チンピラたちも根っからの悪人というよりは、同類が集まって異常なシチュエーションにエスカレートしてやってしまった感じ。なので、この女も同罪だと思うのですが、なんだか「私も被害者なのよ!」みたいな態度が、なんだか腹が立ちます。これじゃあ、何の罪もないのに無残に殺された少女たちが浮かばれません・・・。まあ、この後味の悪さがこの映画の特徴と言えますが。

チンピラの一人フラヴィオ・ブッチは『サスぺリア』、中年の女役のマーシャ・メリルは『サスぺリアPART2』、殺される少女の一人は『インフェルノ』のアイリーン・ミラクルと、アルジェント映画に縁のある役者が集結。特にI・ミラクルは本作がデビュー作ながら、体当たり演技の熱演を見せていて、ファンならずとも必見でしょう。

暴行列車01

暴行列車02



今回のDVD

2012年04月13日 06:36

第4期DVD01
HM第4期、今回買ったのはこの3枚です。



そして、恒例のサントラ応募券。
第4期応募券


切って、貼って送るのが、もはや儀式のようになってきました(笑)。

それにしても、いい販促ですよね。ファンならどうしても応募するため3枚買っちゃいますもんね。

だから、買う枚数は3枚単位。

でも、売れるのはメーカーさんいとっても、ファンにとってもいいこと。売上がよければシリーズも続いて行くはずですし、埋もれていた作品の掘り起こしにもつながれば嬉しいですし。

『バーニング』とか『ゾンビ3』とか『フロム・ビヨンド』なんかリリースしてくれないかなあ~。

ディセント2

2012年04月11日 19:11

ディセント2 [DVD]ディセント2 [DVD]
(2010/03/19)
シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ 他

商品詳細を見る

【原題名】THE DESCENT: PART 2
【製作】クリスチャン・コルソン、イヴァナ・マッキノン
【製作総指揮】ポール・スミス、ニール・マーシャル
【監督】ジョン・ハリス
【脚本】ジェームズ・マッカーシー、J・ブレイクソン、ジェームズ・ワトキンス
【撮影】サム・マッカーディ
【音楽】デヴィッド・ジュリアン
【出演】シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、ダグラス・ホッジ、クリステン・カミングス、ギャヴァン・オハーリヒー、ジョシュア・ダラス
2009年/イギリス映画/95分


【STORY】
アパラチア山脈の洞窟探検に出かけた女性グループが行方不明になり、捜索が行われていた最中、その中の一人サラが発見される。保安官は何が起こったのかを問いただすが、サラは記憶を失っていて何も答えられない。廃鉱の奥に未開の洞窟があるのが分かり、救助隊が探索に入ることになるが、保安官はサラも同行させ、道案内をさせようとする。再び、暗い地底に下りてゆくサラと5人の救助隊。そこで彼らは無残に食い散らかされた死体と不気味に蠢く人影を目撃する。

【REVIEW】
地下洞窟に閉じ込められた女性探険隊を醜悪な地底人が襲う恐怖を描いた『ディセント』から4年、ニール・マーシャルは製作総指揮に回り、前作で編集を務めていたジョン・ハリスが今回の監督に抜擢された。

何とか地上に生還したサラを無理やり救助隊に合流させ、再びあの洞窟へ入っていくくだりは、かなり強引な感じがしますが、それまでパニック状態だったサラが徐々に記憶を取り戻し、地底人に立ち向かっていく流れはなかなか爽快。レスキュー隊員がなす術もなく無残にやられていく中、サラと女性保安官、そしてもう1人生き残っていたジュノが力を合わせて地上を目指します。なんだかんだいって、男はやられ役で、女性が生き残るのがこのシリーズのパターンのようです。

そして、サラを強引に連れてきた保安官のオヤジは、洞窟内で発砲して崩落事故を起こすは、不安定な崖を無理矢理2人で渡ろうとして落ちかけるはと、完全なトラブルメーカー。案の定、地底人に襲われて死んでしまいます。極限状態でわがまま言うと、やっぱりダメですねぇ。

それにしてもこの地底人、前作も思ったんですが、強いのか弱いのかよく分かりません。鋭い牙で噛みつくのが武器ですが、体は裸の人間とさして変わらないので、尖っているもので刺されると血をピューッと噴き出して割とあっさり死んじゃいます。あと、女性の力で首をひねられて絶命しちゃったりと、結構ひ弱さが目立ちます。しかし、そんな不利な点は数で勝負!今回もわらわらと出現してきて「一体何匹(何人!?)居るの??」って感じです。

そして、最後で助かったと思いきや―またまた思わせぶりなラスト。地底人には協力者が(もしくはその存在を公けにしたくない人物?)居たのか?続きは3作目で明かされます―ということでしょうかね。
ディセント2 01

ディセント2 02




ホラーマニアックス・シリーズ第5期!

2012年04月03日 14:33

毎回、濃い~ラインナップで楽しませてくれているホラーマニアックス・シリーズですが、待望の第5期の内容が出てます。


下記、ハピネット・ピクチャーズHPより抜粋。
『歓びの毒牙』のみamazonより抜粋。


第5期・第1弾(2012年7月3日発売)
デビルスピーク HDリマスター版
特典
映像特典
・クリント・ハワード(主演)のインタビュー
・ドン・スターク(共演)のインタビュー
・劇場予告編
・フォト・ギャラリー

歓びの毒牙 HDリマスター版
特典
・ダリオ・アルジェント監督のインタビュー(17分)
・ヴィットリオ・ストラーロ(撮影)のインタビュー(10分)
・エンニオ・モリコーネ(音楽)のインタビュー(8分)
・エヴァ・レンツィ(女優)のインタビュー(11分)
・アメリカ版劇場予告編(3分10秒)
・イタリア版劇場予告編(3分10秒)
・TVスポット(2種類/50秒)



第5期・第2弾(2012年8月2日発売)
シャドー HDリマスター版
特典
映像特典
・メイキング・ドキュメンタリー
・ダリア・ニコロディ(女優)の冒頭挨拶
・別バージョン・オープニング
・別バージョン・エンディング
・劇場予告編

わたしは目撃者 HDリマスター版
特典
映像特典
・メイキング・ドキュメンタリー(14分)
・ジェームズ・フランシスカス(俳優)のラジオ・インタビュー(8分)
・カール・マルデン(俳優)のラジオ・インタビュー(8分)
・アメリカ版劇場予告編(1分36秒)
・インターナショナル版劇場予告編(1分50秒)
・TVスポット(2種類/1分30秒)
・ラジオ・スポット(2種類/1分30秒)


第5期・第3弾(2012年9月4日発売)
フェノミナ HDリマスター版
特典
映像特典
・メイキング・ドキュメンタリー(3種類/52分10秒+6分35秒+18分54秒)
・ミュージック・ビデオ・クリップ(2種類)
・セルジオ・スティヴァレッティ(特殊効果)による冒頭挨拶
・劇場予告編

ヘルショック 悪魔の蘇生実験 デジタル・リマスター版
特典
映像特典
・ポール・ナッシー(原案・脚本・主演)のインタビュー映像
・劇場予告編
・別バージョンシーン
・各国版オープニング&エンド・クレジット
・フォト・ギャラリー



そんでもって、毎回恒例の応募者プレゼント。今回も定番のサントラCDで、『アクエリアス』『血みどろの入江』『暴行列車』『ナイトメア・シティ』が収録されるそう。

今回は、アルジェント作品が4作も名を連ねていています。『歓びの毒牙』『わたしは目撃者』は未見なんでほしいし、『シャドー』『フェノミナ』は持っていますが、画質が良くなっているなら欲しい気もします。しかし、なんと言っても、今回のラインナップで一番は『デビルスピーク』!!DVDでまたお目にかかれるとは、なんとも嬉しい限りです。ラスト、キレて大殺戮ショーを繰り広げるクーパー・スミスの勇姿は必見です!

ディセント

2012年04月01日 00:18

THE DESCENT [DVD]THE DESCENT [DVD]
(2006/11/29)
シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ 他

商品詳細を見る

【原題名】THE DESCENT
【製作】クリスチャン・コリスン
【監督】ニール・マーシャル
【脚本】ニール・マーシャル
【撮影】サム・マッカーディ
【音楽】デヴィッド・ジュリアン
【出演】シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、アレックス・リード
2005年/イギリス映画/99分


【STORY】
サラは冒険好きの仲間ジュノとべスを激流下りを楽しんだ帰り、交通事故に遭い、夫と娘を失う。一年後、悲痛な事故から立ち直ろうとしているサラをジュノとべスは冒険旅行に誘う。場所はアパラチア山脈にある地下洞窟。女性だけの6人のメンバーでケイビングを楽しむサラたち。しかし、それは予期せぬ崩落事故で暗転する。出口を見失いパニックに陥る6人。実はここはガイドにも載っていない未開の洞窟で、外界からの助けが来る見込みも無い。出口を求めて彷徨う彼女たちを暗闇から不気味な生物が見つめていた。

【REVIEW】
地下洞窟を舞台に、閉じ込められた女性グループと怪物と化した地底人との戦いを描いたホラー。監督は『ドッグ・ソルジャー』で注目されたニール・マーシャル。洞窟の中という限定された空間で謎のクリーチャーに襲われるというシンプルな設定ながら、最後まで緊張が持続して手に汗を握るシーンが続き、なかなかの良作。

この地底人、真っ暗闇で生活しているため、肌は色白く眼は退化、物音で獲物を察知し襲いかかります。動きは俊敏で、壁を伝って移動できるため、洞窟内ではかなり強敵。数も多くて、倒しても倒しても次々に襲ってきて、どんどん犠牲者が増えていきます。(でも、最後は逆襲に転じて返り討ちにする女性陣の方が勇ましく見えます)

ただ、本当に怖いのは地下洞窟という閉鎖された空間の怖さ。人一人がやっと通れる狭さの通路を這いながら進んでいくシーンは閉所恐怖症に人には耐えがたいものがあるのでは。「こんな場所で動けなくなったら嫌だなあ・・・」と思ったら、案の定挟まって動けなくなり、さらに天井が崩れて来て、生き埋め寸前。これだけでも息が息が詰まりそう。さらには崖があって、そこをつたって渡るところなんかも、自分が高所恐怖症でもあるので「もう、やめて」って感じで、怪物に襲われるのよりもハッキリ言って嫌な感じ。前半で自然の脅威、後半でモンスターの襲撃と2段構えで攻めて来るホラーです。
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