『死霊のはらわた』5月3日から公開!

2013年04月26日 23:09

ホラー映画冬の時代にあって、はらわたのリメイクが無事日本でも公開されるのは嬉しいことなんですが、上映館の少なさにはやっぱり素直に喜べないところがあります。

私んちのある和歌山県では当然公開されず(ジス〇・シネマよ、根性入れろよ~!!)、一番近いところで堺まで行かなければ見られません。(泉南でも岸和田でもやんないのね!?)まあ、一般受けする映画では決してないでしょうが、扱いは弱いですよね。

しかし、オリジナルの『死霊のはらわた』は、この田舎の和歌山でもバンバン上映していたし(朝から並んだ記憶があります。まあ、並ばなくても十分座れたんだけれども、それ位気合が入ってましたわな)、続編の『~はらわたⅡ』もちゃんと公開してました。観に行ったときはガラガラだったけど。今から25年くらい前ですが、当時はホラー映画も普通~に上映していたし、映画館の前には看板やらポスターやらデカデカと宣伝していたし。平和な時代、いい時代でした。今じゃあ不健全だとか、教育上悪いとかで、お上品で小奇麗な映画しか、街中では宣伝してませんもんねー。

そんなこんなで、グチグチ言っててもしょうがないんで、G・W中に大阪まで出掛けて観に行ってこようと思います。混んでるかな~!?


『死霊のはらわた』の上映館は→コチラ






トータル・リコール(2012)

2013年04月23日 22:07

トータルリコール2012 01

【原題名】TOTAL RECALL
【製作】ニール・H・モリッツ、トビー・ジャッフェ
【監督】レイ・ワインズマン
【脚本】カート・ウィマー、マーク・ボンバック
【原作】フィリップ・K・ディック
【撮影】ポール・キャメロン
【音楽】ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
【出演】コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ジョン・チョー、ビル・ナイ
2012年/アメリカ映画/118分


【STORY】
化学戦争により荒廃した近未来。地球は富裕層が住むUFBという地域と、反対側にある貧困層の住むコロニーに分かれていた。コロニーの住民であるクエイドは美しい妻を持ちながらも、肉体労働者として送る単調な暮らしに嫌気が差していた。そんなある日、人工的に記憶を植え付けることができるというリコール社の広告を目にしたクエイドは、店に赴き、自分が実は秘密諜報員であり、スパイアクションを堪能できる記憶をリクエストする。装置に座り、記憶を植え付けようとした瞬間、店内に警官隊が突入し激しい銃撃戦になるが、クエイドは見事な立ち回りで警官隊を撃退する。事態がよく呑み込めないまま帰宅したクエイドは妻のローリーにリコール社での出来事を告白するが、ローリーは突然クエイドに襲いかかる。彼女の話によれば、クエイドは別人の記憶を植え付けられ偽の結婚生活を送らされていたのだという。それを指示していたのはUFBの指導者コーヘイゲンであることを知ったクエイドは逃亡する。警官隊に追われてハイウェイに出たクエイドは、1台の車に助けられる。彼を助けたのはクエイドが夜な夜な見る夢に出てくる美女メリーナだった。

【REVIEW】
ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で製作された1990年の『トータル・リコール』のリメイク作。原作はフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』だが、バーホーベン版はド派手なアクションと火星を舞台にした異世界感が見事に融合したSF大作だった。で、このリメイク版は『アンダーワールド』『ダイ・ハード4.0』のレイ・ワインズマンが監督。主演は、コリン・ファレル。

前作から約20年が経過し、描ける未来世界もよりリアルになったのが最大の特徴。技術の進歩ってスゲーなあーと感心するが、現実社会もかなりそれに近づいているのではないかと思い(特に通信技術なんかは)、案外すんなり見れました。下町の風景が微妙にブレードランナーっぽかったり、機械兵士がどことなくSWを連想させたりするのはご愛嬌で、パクリというよりは過去の名作が多大な影響を今も与え続けていると思った方がいいでしょう。町の風景に、漢字やカタカナの広告なんかが多いのは、アジア圏の文化が広がっていると認識されているみたいで、なんか嬉しいです。

で、リメイク作ならば前作と比較されるのは宿命。どちらがいいかは、ほとんど好みの問題かも。前作はよくも悪くも、監督と主演の個性が強すぎたあくの強い映画だったのに対して、本作は非常にスマートで現代的(悪く言えば、没個性的)。ドギツイ色彩の火星の風景や、過剰なアクションシーン(結構グロ場面もあったりしてね♪)が印象的なバーホーベン版に対すると、火星にはいかず、地球だけで展開するリメイク版はどうしてもこじんまりした印象。あと、シュワルツェネッガーのインパクトが強すぎて、彼の映画は彼でしかイメージできなくなってしまうのが良くも悪くもであったりします。絶体絶命の場面でも非常に安心感があるというか、絶対に死なないよなーとか思ったりして。そう思うと、コリン・ファレルは普通のお兄ちゃんで、役としては敵役かも。

あと脇を固める俳優さんたちですが、前作で異様なオーラを漂わせていたマイケル・アイアンサイドに該当するキャラクターが本作では存在せず、敵ボス・コーヘイゲンの直属の部下は、偽妻役のローリー一人になってます。で、前はブレイク前のシャロン・ストーンでしたが、今回はケイト・ベッキンセールが演じています。どちらも、主役をいたぶる鬼嫁!?役ですが、シャロン版は途中で死んでしまうのに対して、ケイト版の方は最後まで敵対し続けます。まあ、監督の嫁さんだし、アイアンサイドもいないので、役的には重要なポジションになったのかも。個人的には、途中でのファレルとの追っかけのシーンは見応えがあって好きですね。そして、クエイドを助けるメリーナ役にはジェシカ・ビール。私的には『テキサス・チェーンソー』での印象がいまだに強い彼女ですが、今回もなかなか頑張ってます。というわけで、女優陣が個人的に好きな布陣なんで、このリメイク版も悪くないと思いました。途中ケイトとジェシカの姿が似ていて、見分けがつきにくかったのはいただけませんでしたけど。

トータルリコール2012 02

トータルリコール2012 03



ホラー・マニアックス第6期はブルーレイで発売

2013年04月22日 01:05

ついに来ました、ハピネットが贈るホラー・マニアックスのシリーズ第6期、今回はオールブルーレイによる発売になった模様。
ひとまず、そのラインナップですが―。 



6期第1弾(8月2日発売)
フロム・ビヨンド HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (DVD未発売)】
異次元の彼方から―名伏しがたき恐怖が迫る!
奇才S・ゴードンが『死霊のしたたり』に続き放った傑作SFXホラー!

『ZOMBIO/死霊のしたたり』の奇才スチュアート・ゴードン監督が、H・P・ラヴクラフトのコズミックホラー『彼方より』を大胆かつ自由な着想で映画化。『死霊のしたたり』のジェフリー・コムズ&バーバラ・クランプトンと、『ゾンビ』のケン・フォリーを主演に抜擢し、卓越したイマジネーションで狂気とエロスが渦巻く阿鼻叫喚の悪夢世界を創造。見事、シッチェス国際ファンタスティック映画祭の最優秀SFX映画賞に輝いている。

☆オリジナルネガより製作したHDニューマスター版
☆ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
人間の脳の深淵を刺激し、第六感を増幅させる実験に没頭する科学者プレトリアス(T・ソレル)が、研究室で無残な変死を遂げた。容疑者として逮捕された助手クロフォード(J・コムズ)の精神鑑定に当たるマクマイケルズ女医(B・クランプトン)は、彼の異様な言動に興味を抱き、惨劇の舞台となった研究室で禁断の実験を再開。すると、時空を超越した別次元の扉が開き、太古の人食い生物が出現。死んだはずのプレトリアス博士がおぞましい異形の怪物と化して現世に舞い戻ってくる…。

【キャスト】
ジェフリー・コムズ、バーバラ・クランプトン、ケン・フォリー、テッド・ソレル

【スタッフ】
監督: スチュアート・ゴードン、製作: ブライアン・ユズナ、製作総指揮: チャールズ・バンド、原作: H・P・ラヴクラフト、脚本: デニス・パオリ、撮影: マック・アールバーグ、音楽: リチャード・バンド

【映像特典】(約57分)
監督独占インタビュー(28分) ※海外DVD未収録
監督の回想(9分)
カットシーンの復元解説(5分)
作曲家リチャード・バンドのインタビュー(5分)
コンテと映像比較(9分)
劇場予告編(1分)


ドールズ HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (単品DVD未発売)】
人形の家に隠された鮮血の秘密!
S・ゴードンが新境地を開いた戦慄のグロテスク・ファンタジー!

『ZOMBIO/死霊のしたたり』で一躍、ホラー界の王座に君臨したスチュアート・ゴードン監督が、現代のお伽話で新境地を開拓。残酷なフェアリーテールを、パワフルかつ独創的な筆致でショッキングなホラーファンタジーに昇華させた。SFXには『死霊のしたたり』の才人ジョン・ビュークラーと、モデルアニメの第一人者デイヴ・アレンが参加。表情豊かな小さな怪物たちを、手作り感覚満載のノスタルジックな特撮でクリエイトしている。

☆オリジナルネガより製作したHDニューマスター版
☆DVD未収録のスチュアート・ゴードン監督独占インタビュー等、ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
財産目当てで再婚した父(I・P・ウィリアムス)、意地悪な継母(C・P=ゴードン)と共にイングランドを旅する少女ジュディ(C・ロレイン)は、嵐を避けようと森の奥にぽつんと建つ古い屋敷の扉を叩いた。そこには人形師の老夫婦が沢山の人形に囲まれて静かに暮らしていた。気のいいビジネスマンのラルフ(H・メイソン)と、ヒッチハイクのパンク娘2人も雨宿りに訪れ、6人となった招かれざる客たちは、闇から無数の瞳が見つめるなかで次々と命を落としていく。ジュディは全ては人形の仕業だと訴えるのだが…。

【キャスト】
イアン・パトリック・ウィリアムズ、キャロリン・パーディ=ゴードン、キャリー・ロレイン、ガイ・ロルフ、ヒラリー・メイソン

【スタッフ】
監督: スチュアート・ゴードン、製作: ブライアン・ユズナ、製作総指揮: チャールズ・バンド、脚本: エド・ナーハ、撮影: マック・アールバーグ、特殊効果: デイヴ・アレン、音楽: ファズビー・モース

【映像特典】(約31分)
監督独占インタビュー ※DVD未収録
劇場予告編


第2弾(9月3日発売)
デビルズ・ゾーン デジタル・リマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (日本語吹替初収録)】
警告! 呪われた暗闇に仕掛けられた殺意の罠!
『悪魔のいけにえ』の戦慄と『キャリー』の恐怖で迫るオカルトショッカー!

名作『悪魔のいけにえ』の世界観に、念動力のモチーフを加えた新感覚のオカルトショッカー。『マッドボンバー』の怪優チャック・コナーズが巨体を活かし不気味な大男スローセンを狂演。清純派ジョスリン・ジョーンズ、セクシーなタニア・ロバーツら、若手女優が入魂の恐怖演技を披露する。監督は『パペット・マスター』の異才デヴィッド・シュモーラー。『キャリー』のピノ・ドナッジオが屍人形の跳躍する悪魔世界に鳴り響く旋律を妖しく奏でる。

☆オリジナルネガよりデジタルリマスタリングしたニューマスター版
☆DVD未収録! デヴィッド・シュモーラー監督による音声解説を初収録
☆DVD未収録! TV版日本語吹替音声(テレビ東京「木曜洋画劇場」版)を初収録(※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。)
☆ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
2台の車に分乗し、気ままなドライブ旅行を満喫する5人の若者たち。車の故障で立ち往生した彼らは、寂びれたカラクリ人形博物館を経営する男スローセン(C・コナーズ)と遭遇。車が直るまで彼の屋敷に招かれるが、そこは呪われた土地“デビルズ・ゾーン"だった。無人の給油所で、不気味な博物館で、宵闇に包まれた白い館で―若者たちは次々と死の罠に落ちてゆく。ただ一人、夜の森に逃れたモリー(J・ジョーンズ)に、漆黒の闇を裂いて異様なデスマスクをつけた怪人が迫る―。

【キャストト(吹替キャスト)】
チャック・コナーズ (大塚周夫)、ジョスリン・ジョーンズ (宗形智子)、ジョン・ヴァン・ネス(石丸博也)、ロビン・シャーウッド(佐藤由美子)、タニア・ロバーツ(上田みゆき)

【スタッフ】
監督・脚本: デヴィッド・シュモーラー、製作総指揮: チャールズ・バンド、共同脚本: J・ラリー・キャロル、撮影: ニコラス・ジョセフ・フォン・スタンバーグ、音楽: ピノ・ドナッジオ

【音声特典】
デヴィッド・シュモーラー監督による音声解説 ※DVD未収録

【特典映像】(約9分)
監督インタビュー(7分)
劇場予告編(2分)

悪魔のはらわた HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (初スクイーズ収録)】
噴出する血しぶき! 突出するはらわた!
醜悪耽美―史上空前の残酷描写で迫る狂気の世界!

アングラ映画の神話的鬼才アンディ・ウォーホールが、イタリア映画界の精鋭スタッフと組んで発表したスキャンダラスな超問題作。監督をウォーホル一家の異才ポール・モリセイが務め、臓器が溢れ出し、鮮血ほとばしる猟奇と倒錯の狂宴を、極限のグロテスク描写と徹底した露悪趣味で描き出す。主演は日本でもカルト的人気を誇る怪優ウド・キアと、ウォーホール映画の美男スター、ジョー・ダレッサンドロ。

☆オリジナルネガより製作したHDニューマスター版 ※初スクイーズ収録
☆ポール・モリセイ監督&俳優ウド・キア等による音声解説を収録
☆DVD未収録! ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
若き天才科学者フランケンシュタイン男爵(U・キア)の夢は、優れた人体パーツを集めて完璧な男女の人造人間を作り、彼らを性交させて全能の新人類を創造すること。実姉を妻に娶った彼は臓器愛好者で、既に完成した女の人造人間の臓物をまさぐりながら、日々神をも恐れぬ血塗られた研究に没頭する。そして遂に、絶倫青年の生首を接合した男の人造人間が誕生するが…。

【キャスト】
ジョー・ダレッサンドロ、ウド・キア、モニク・ヴァン・ボーレン、アルノ・ジュエギング、ダリラ・ディ・ラッツァーロ、ニコレッタ・エルミ

【スタッフ】
監督・脚本: ポール・モリセイ、監修: アンディ・ウォーホル、製作: アンドリュー・ブラウンズバーグ、製作総指揮: カルロ・ポンティ、撮影: ルイジ・クヴェイレル、特殊効果: カルロ・ランバルディ、音楽: クラウディオ・ジッツィ

【音声特典】
ポール・モリセイ監督&俳優ウド・キア等による音声解説

【映像特典】(約30分) ※DVD未収録
スクリーンテスト(4分)
解説付スチールギャラリー(24分)
劇場予告編(2分)


第3弾(10月2日発売)
処女の生血 HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (初スクイーズ収録)】
華麗なる残酷美と鮮血のエロチシズム!
非処女の血に悶絶する老残の吸血鬼ドラキュラ!

アンディ・ウォーホール提供の『悪魔のはらわた』で世界を震撼させたポール・モリセイ監督が、ドラキュラ伝説をユニークに新解釈。華美陰鬱な映像美のなかに血とセックスの毒花を咲かせ、残酷極まりない死の世界を造形する。汚れた血に七転八倒する老残吸血鬼の奇態を怪優ウド・キアが熱演。生贄となる欧州美女の妖しいエロス、名匠ロマン・ポランスキー、ヴィットリオ・デ・シーカらの豪華共演も見逃せない。

☆オリジナルネガより製作したHDニューマスター版 ※初スクイーズ収録
☆ポール・モリセイ監督&俳優ウド・キア等による音声解説を初収録
☆DVD未収録! ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
ルーマニアの古城からイタリアの没落名家を訪ねた中世貴族の末裔ドラキュラ伯爵(U・キア)。その正体は純潔な処女の生血に飢えた恐ろしい吸血鬼だった。花嫁探しと称して館に入り込んだ彼は、美しい4人の娘たちを次々と毒牙にかけるが、非処女の汚れた血を飲むと拒絶反応を起こし、たちまち嘔吐してしまう。滑稽かつおぞましい、この花嫁探しの結末は…?

【キャスト】
ジョー・ダレッサンドロ、ウド・キア、ロマン・ポランスキー、ヴィットリオ・デ・シーカ、アルノ・ジュエギング、ステファニア・カッシーニ

【スタッフ】
監督・脚本: ポール・モリセイ、監修・製作: アンディ・ウォーホル、製作: アンドリュー・ブラウンズバーグ、製作総指揮: カルロ・ポンティ、撮影: ルイジ・クヴェイレル、特殊効果: カルロ・ランバルディ、音楽: クラウディオ・ジッツィ

【音声特典】
ポール・モリセイ監督&俳優ウド・キア等による音声解説 ※初収録

【映像特典】(約30分) ※DVD未収録
スクリーンテスト(4分)
解説付スチールギャラリー(24分)
劇場予告編(2分)

ドラキュラ HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (DVD未発売/日本語吹替初収録)】
愛を求め、永遠をさまよう男―
新たな吸血鬼神話を綴るロマンホラー巨編!

ブラム・ストーカーの不滅の古典に基づくブロードウェイの大ヒット舞台を、鬼才ジョン・バダム監督が完全映画化。吸血鬼伝説を愛の神話として再解釈し、愛を求めるダンディな憂愁のダーク・プリンスを誕生させた。主演は舞台版で神秘的なドラキュラをセクシーに入魂力演したフランク・ランジェラ。ローレンス・オリヴィエ、ドナルド・プレザンスら実力派名優が豪華共演、ジョン・ウィリアムズのスリリングな音楽が全編を格調高く彩る。

☆オリジナルネガよりHDリマスタリングしたニューマスター版
☆TV版日本語吹替音声(テレビ朝日「日曜洋画劇場」版)を初収録(※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。)

【ストーリー】
1913年、北海を臨む英国の港町ウィットビー。凄まじい嵐に遭い、沖合いで一隻の機帆船が難破する。船員たちが死に絶え、荒れ果てた船内には遠い異国から渡英した吸血鬼ドラキュラ伯爵(F・ランジェラ)の棺が眠っていた。長い眠りから目覚めた彼は、海峡沿いの療養所院長スウォード(D・プレザンス)の邸宅を訪問。博士の娘ルーシー(K・ネリガン)の親友ミーナ(J・フランシス)を毒牙にかける。ミーナの父であるヘルシング教授(L・オリヴィエ)は伯爵の正体を見抜くが、ドラキュラの魔手はルーシーにも伸びようとしていた。

【キャスト(吹替キャスト)】
フランク・ランジェラ(岡田真澄)、ローレンス・オリヴィエ(高橋昌也)、ケイト・ネリガン(鈴木弘子)、ドナルド・プレザンス(富田耕生)、トレヴァー・イヴ(津嘉山正種)、ミーナ(宗形智子)、トニー・ヘイガース(田中康郎)

【スタッフ】
監督: ジョン・バダム、製作: ウォルター・ミリッシュ、原作: ブラム・ストーカー、脚本: W・D・リクター、撮影: ギルバート・テイラー、音楽: ジョン・ウィリアムズ


第4弾(11月2日発売)
キャッスル・フリーク デジタル・リマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品】
古城の闇に封印された忌わしい血―!
S・ゴードンがイタリア映画界とタッグを組んだインモラル・エロス・ホラー!

『ZOMBIO/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド』の鬼才スチュアート・ゴードン監督が、怪奇文壇の巨星H・P・ラブクラフトの代表作『アウトサイダー』を現代に翻訳。『~死霊のしたたり』のジェフリー・コムズとバーバラ・クランプトンを主演に迎え、イタリア映画界のスタッフとタッグを組んで撮り上げた超問題作。歪んだ家族の愛憎と血の悲劇をテーマに、欧州特有の妖気に満ちた怪奇世界に背徳のエロスを織り込んだ異色のゴシックホラーに仕上げている。

☆オリジナルネガよりデジタルリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
☆DVD未収録のメイキング・ドキュメンタリー等、貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
長い歴史を刻んだイタリアの古城で、隠者同然の生活を送る老公爵夫人が心臓発作で息を引き取った。夫人の縁者であるジョン(J・コムズ)は、妻のスーザン(B・クランプトン)と盲目の娘レベッカを連れ、城の相続手続きに静かなイタリアの田舎町を訪れる。だが、この城には忌わしい秘密があった。公爵夫人は異形の息子ジョルジョを長年地下室に監禁虐待していたのだ。母の死で自由を得たジョルジョは飢えと肉欲を満たすため、暗闇に身を潜めて一家に魔手を伸ばしていく…。

【キャスト】
ジェフリー・コムズ、バーバラ・クランプトン、ジョナサン・フラー、ジェシカ・ダラハイド、マッシモ・サルキエッリ

【スタッフ】
監督・原案: スチュアート・ゴードン、製作総指揮: アルバート・バンド、チャールズ・バンド、原作: H・P・ラヴクラフト、脚本・共同原案: デニス・パオリ、撮影: マリオ・ヴルピアーニ、音楽: リチャード・バンド

【映像特典】
メイキング・ドキュメンタリー ※DVD未収録
劇場予告編収録


ハロウィンII HDリマスター版 [Blu-ray]
【初ブルーレイ化作品 (日本語吹替初収録)】
誰も彼を殺せない―不死身の殺人鬼ブギーマン完全復活!
残酷描写の連打で恐怖がパワーアップした名作スラッシャーの続編!

ホラー映画史に残る名作スラッシャー『ハロウィン』の世界観を継承した正統派の続編。前作の監督ジョン・カーペンターは製作・脚本・音楽に回り、新鋭リック・ローゼンタールを演出に抜擢。看護婦を熱湯に漬け、医師の眼球に注射器を突き刺す凄惨な虐殺シーンを連打する。主演のジェイミー・リー・カーティス、ドナルド・プレザンスも続投し、不死身の殺人鬼に決死の戦いを挑む。

☆オリジナルネガより製作したHDニューマスター版
☆DVD未収録! デジタルリミックスによる5.1ch音声を収録予定
☆DVD未収録! TV版日本語吹替音声(NTV「水曜ロードショー」版)を初収録(※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。)
☆DVD未収録! ファン垂涎の貴重な特典映像を収録

【ストーリー】
6歳のハロウィンの晩、姉を殺したマイケル・マイヤーズ。15年後に精神病院を脱走した彼は3人の若者を殺害。女子高生ローリー(J・L・カーティス)を襲い、6発の銃弾を浴びて夜の闇に消えた。重傷を負ったローリーは病院に搬送されるが、マイケルは再び院内に出現。血の殺戮に手を染める。彼はなぜ執拗にローリーを狙うのか?マイケルの主治医であるルーミス師(D・プレザンス)がつかんだ意外な真実とは―。

【キャスト(吹替キャスト)】
ジェイミー・リー・カーティス(幸田直子)、ドナルド・プレザンス(富田耕生)、チャールズ・サイファーズ(池田 勝)、ランス・ゲスト(堀内賢雄)、トニー・モラン、ジェフリー・クレイマー、パメラ・スーザン・シュープ(小宮和枝)、ハンター・ヴォン・リアー(堀 勝之祐)、ナンシー・スティーブンス(谷 育子)

【スタッフ】
監督: リック・ローゼンタール、製作・脚本: ジョン・カーペンター、製作総指揮: アーウィン・ヤブランス、撮影: ディーン・カンディ、音楽: ジョン・カーペンター

【映像特典】 ※DVD未収録
削除シーン集
別バージョンエンディング
TVスポット(3種類)
ラジオ・スポット(6種類)
劇場予告編 他


以上、データは全てアマゾンより抜粋です。


今回のトピックは全種ブルーレイになったこと。アンディ―・ウォーホル監修の2作品と、エンパイア・ピクチャーズ製作の3作品が名を連ねていることでしょうか。個人的にはスチュアート・ゴードンの『キャッスル・フリーク』『フロム・ビヨンド』の2つが入っていることだけでも涙モノですし、『ドールズ』『デビルズ・ゾーン』そして『ハロウィンⅡ』も懐かしいです。とりあえず、お楽しみができたことで、発売までゆっくり「どれ買おうかなー」とあれこれ思案するのが嬉しいです。(全部買えれば問題ないんですが)



0:34  レイジ34フン

2013年04月21日 22:04

レイジ34フン 01
【原題名】CREEP
【製作】ジェイソン・ニューマーク、 ジュリー・ベインズ
【監督】クリストファー・スミス
【脚本】クリストファー・スミス
【撮影】ダニー・コーエン
【音楽】ジ・インセクツ
【出演】フランカ・ポテンテ、ショーン・ハリス、ヴァス・ブラックウッド
2004年/イギリス=ドイツ映画/85分


【STORY】
地下鉄のホームでうたた寝してしまったケイトは最終電車に乗り遅れ、一人駅構内に取り残される。駅の出口も封鎖されていて、このままでは朝まで待つしかない。途方に暮れる彼女は、そのときホームに電車が入ってくるのを見て、それに飛び乗った。電車は無人でほどなくして止まってしまう。不審に思う彼女は運転室に向かうが、運転手は何者かによって惨殺されていた。その後も、ケイトの同僚の男性、若いカップル、警備員たちも次々に殺されてゆく。悪夢のような地下構内で彼女は生き残れるのか―。

【REVIEW】
地下鉄駅構内に取り残された女性が経験する恐怖の一夜を描いた、ユーロ発ホラー。パッケージもそうだが、映画の前半は電車~駅構内での場面が続くが、そのあとは地下通路やそれにつながる下水道、廃病院跡みたいなところでのシーンが主体。逃げても逃げても、執拗に追ってくる殺人者とのバトルが最後までなかなか見応えがあります。演出は悪くないです。

でも、シナリオはけっこう???な感じで、突っ込みどころは満載(やっぱり!)。途中で犯人が姿を現してくれるんですが、コイツが人を殺す動機や、なんでこんなとこに住んでいるのかは説明なし。下水道内のプールに檻があって、そこに生存者を捕獲してたりするのだが、なんでそんなことをしているのかは分かりません。(あとで食すのだろうか?)また、唯一の出生を匂わせる病院施設では彼の子どもの頃と思われる写真が出てきますが、それ以上は分からないので、彼が手術台に乗せた女性を手術のマネをして殺すシーンも意味が理解できない。想像するに、この施設で育った彼はフリークスとして成長し、病院が廃墟となった後もひっそりと生き続け、やってくる人間を狩っていたいた―そんなところでしょうか。まあ、ありきたりといえば、ありきたりな話です。

主人公のお姉ちゃんにもあんまり感情移入ができないのも残念。キャーキャー逃げ惑うだけで、犯人と対決することもしないし、他人を頼ってばっかりだし。ホラーヒロインとしては、後半反撃に転じて頑張ってほしかったですね。まあ、彼女に襲われる原因はないんで不幸といえば不幸だけれども。最初、ホームレスに物乞いされて無視したのに、ラスト呆然として早朝のホームに座っていると、ビジネスマンから小銭を恵んでもらって(ホームレスと間違われて)終わるのは、なんとも皮肉な感じ。でも、いいじゃないか、命だけは助かったんだしね。というわけで、ビッチなお姉ちゃんが遭遇する地下での恐怖の一夜的な話ですが、イマイチな出来栄えといい、なんとなく『カタコンベ』を思い出しました。レンタルして観るくらいなら、損はしないでしょう。


レイジ34フン 02

レイジ34フン 03




『ビヨンド』のエミリー・フィギュアが発売!

2013年04月15日 23:38

ZOMBIE手帖ブログを拝見して知ったんですが、なんと・・・

ホラーマニアックスフィギュアの第1弾として
「「ビヨンド」より~エミリー (1/6スケール ポリストーン製塗装済完成品) 」が9月に発売されるそうです!


↓↓コレ!!↓↓
「ビヨンド」より~エミリー (1/6スケール ポリストーン製塗装済完成品)「ビヨンド」より~エミリー (1/6スケール ポリストーン製塗装済完成品)
(2013/09/30)
ニューライン

商品詳細を見る


“ホラーマニアックスフィギュア第1弾。あのタランティーノが惚れ込んだホラーヒロインが世界初のフィギュア化!イタリアン・ホラー映画の巨匠ルチオ・フルチ監督の最高傑作といわれ、作品に惚れ込んだクエンティン・タランティーノ監督により全米リバイバル公開された「ビヨンド」より、美しき冥界の使者エミリーを世界初の立体化! 「サンゲリア」に始まるフルチのゾンビ映画路線の総決算となった作品のイメージヒロインが驚愕の造型で甦ります。冥界の番犬ディッキー、冥界の秘密を記す「エイボンの書」がセットになった、雰囲気たっぷりのオリジナルベースが付属。”
〈amazon より〉

第1弾ってことは、その次もあるってことですな。果たして、この文字通りマニアックなフィギュア、何が出てくるんでしょうか!?


ん!?というか、DVDのリリースはどうなったん!?

久々です。

2013年04月15日 06:37

ブログ画面が見にくいと思ったら、なんか広告が表示されていました。1か月以上、記事を更新していないと勝手に表示されるやつですね。そうか、前回からもう一月も経過したいたんですね・・・。


3月は仕事が忙しいのは分かっていたんですが、4月に入っても変わらず~いや、むしろ余計に忙しくて、帰宅時間も遅くなる一方で、週一の休みもほぼ寝っぱなしでした。で、2週目を過ぎて、ようやく落ち着いてきた感はあるんですが、まだまだ定時に帰れていません。さすがに、この間、テレビさえまともに見ておらず、映画もほとんど見れずじまい。昨日あたりから、復活し始めてますが、元の状態に戻るのはいつになるのやら。まあ、ぼちぼちたまっている映画も消化していこうと、思います。


話は変わりますが、一昨日の早朝の地震はなかなかビックリでした。たしか5時半頃でしたっけ!?こちらでは震度4だったようですが、けっこう激しい揺れと、その時間の長さに不気味なものがありました。ホンマにあの阪神・淡路大震災が一瞬よぎりました。でも、激しく疲れていた私は揺れが収まると、また眠りに落ち、その1時間後くらいにいつも通り起きて、仕事に向かったのでした。で、ニュースなんかで各地けっこう大きな地震だったことを知って驚いたわけで。淡路市は震度6ですもんね。しかし、こんなけ揺れても普通に寝ているようでは、南海トラフの大地震が来ても即座に避難するのは難しいかな~と思ったりしたのでした。とりあえず、夜中とか寝ているときはやめてほしいですよね。


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