2013年09月19日 06:50
思えば、中学~高校生の頃が一番映画にはまっていたような気がします。お金はなかったけれど、時間だけはたっぷりあった時代。映画雑誌を毎月買って隅から隅まで読んで(ちなみに私はスクリーン派で、友達はロードショー派だった。なので、よく持ち寄って交換して読んだものでした)、なけなしの小遣いを劇場映画とビデオテープに回していました。ホラー映画もバンバン公開されて、今思えば夢のような時代だったような。その後、例の事件でホラー映画はやり玉に挙げられ、冬の時代に突入していくわけですが。
でもって、ゾンビ・ヒストリーの続きですが。
『死霊のえじき』『デモンズ』など、ホラー映画バブルに沸いた85年を最後に、ホラー映画の劇場公開もめっきり減っていき、映画を見に行くという趣味は継続するものの、ホラー映画への熱は急速に冷めていったのでした。それは、“ホラー映画が趣味です”ということを公言することが肩身を狭くするような感じがしたことと、大学に通学してバイトをしたりして時間的な余裕も減ったことも要因かもしれません。なんせ、次にホラー熱が復活するのは社会人2年目になった頃でした。
給料取りになって使える金額が大きくなって、ふと買おうと思ったのがLD。レーザーディスクです。本当に欲しかったのは中学~高校の頃でしたが、当時の小遣いでは買えるわけもなく、ただカタログを眺めるだけでしたが、思い立って買ったのが確か23か24歳の頃かな?!この頃になると、値段もかなり安くなっていてデジタルメモリー搭載、両面再生機で5万円台で買えたと思います。でも、この頃買ったソフトはほとんどが普通の映画か、アニメもので。唯一のホラー系がロメロの『ドキュメント・オブ・ザ・デッド』でした。amazonなんかがまだ無くて、店頭で買うしか方法が無かった頃でしたので、こちら和歌山で、私が愛用していたお店は、今は亡きニノミヤムセンか、セル&レンタル店のモモタロウというところでした。このモモタロウという店は、けっこうマイナーな作品も在庫してあってよく通ったものでしたが、ここも今では閉店してもうありません。ちなみに『ドキュメント~』はこのモモタロウで購入。よくこんなソフト仕入れていたもんですね~。買う私も私ですが。
せっかくレーザーディスクを買ったものの、肝心の『ゾンビ』はこのときは買わず、次に買うのはさらに数年後、今度はDVDになってからになります。『マトリックス』とPS2の発売でDVDが急速に普及し始めた頃、私もPS2でDVDデビューを果たし、映画熱が再燃し始めます。PS2を買ったものの、ゲームにはほとんど使用せず、もっぱら映画再生機として使用。なぜか近所のセル&レンタル店にホラーソフトが多かったため、それらを買いあさっていくうちにまたハマっていくことに。この頃購入したのが『死霊のはらわた』や『サンゲリア』、『デモンズ』に『サスぺリア』。見つけては片っ端から買っていきました。そして、発掘したのが『ゾンビ アルジェント監修版』。久々に鑑賞したのに感動したのと、こんなに『ゾンビ』って賑やかな映画やったっけ?と不思議に思ったものでした。その後、別の店で今度は『ゾンビ ディレクターズカット版』と遭遇。なぜ、違うバージョンがあるのかも分からぬまま、でもゾンビなら買ってしまえ!と迷わず購入。この決断は、正しく、その後廃盤となった『ゾンビ』は再発されるまで、プレミア化して恐ろしく高価な値段で流通することになります。これは確か2000~2001年頃の話だと思います。
そして、書店で見つけた『スプラッター・カーニバル』(良書です!)という本を読んで、『ゾンビ』に様様なバージョンがあることを知ります。その後、ホラー熱はますます加速、2004年に『ゾンビ 米国劇場公開版』が発売されると、これも即購入。それまでのバージョンと違い、あまりの画質の良さに感動したのを覚えています。これで、3バージョン揃ったので、満足・・・していたのですが、2010年新世紀完全版5枚組BOXが発売されます。2万を超える価格に慄きながらも、怒涛の特典攻撃と、高画質化&高音質化にこれも迷わず購入。ふだんBOXものをほとんど買ったことのない私でしたが、これは満足度高し・・・!の買い物で、『ゾンビ』の購入もこれで最後になるはずでした。
しかし、ついに出たブルーレイ版『ゾンビ』!(あっ、発売はまだですが)そりゃ、いつかは出るでしょうが、完全版BOX・DVDから2年ちょいでの発売。しかも特典激減で。なんとも早いタイミングと、おまけの少なさで、当初購入意欲は非常に薄かったんですが、今は多少気になってきてはいます。DVD版でもかなり高画質なんで、満足してるんですけれど、さらにその上のクリアなゾンビ・ワールドがあるのかと思うと・・・、何とも揺らいでくるものがあります。買っても買っても、終わらないゾンビ。まるで、麻薬のようなゾンビ!恐るべしです!メディアが変わっても、何度でも蘇るゾンビ!これは、本当に死ぬまで付き合っていくしかないのかもしれませんね。
うちにあるゾンビ各種。
VHS、LD時代は買わなかったんで、すべてDVDです。

左の『米国劇場公開版』がハピネットから。真ん中の『アルジェント版』右のディレクターズカット版』は昔のビームエンタテイメントから出てました。廉価版が出るまでは重宝しましたが、新世紀版を買ってからは見ることもないですねー。画質悪いし。『ディレクターズカット版』なんて5,040円もしたのに特典は予告編とフォトギャラリーだけだし、高いですねー。

で、裏面。

こっちは新世紀BOX版(スティングレー)の3枚。左から『U.S.THEATRICAL VERSION』『EUROPEAN VERSION』『EXTENDED VERSION』。真っ赤ですね。

これは・・・、BOX外箱と、特典ディスクですね。この特典は2枚組。2枚あわせて163分の盛りだくさんです。
私的ゾンビHistory(その1)
でもって、ゾンビ・ヒストリーの続きですが。
『死霊のえじき』『デモンズ』など、ホラー映画バブルに沸いた85年を最後に、ホラー映画の劇場公開もめっきり減っていき、映画を見に行くという趣味は継続するものの、ホラー映画への熱は急速に冷めていったのでした。それは、“ホラー映画が趣味です”ということを公言することが肩身を狭くするような感じがしたことと、大学に通学してバイトをしたりして時間的な余裕も減ったことも要因かもしれません。なんせ、次にホラー熱が復活するのは社会人2年目になった頃でした。
給料取りになって使える金額が大きくなって、ふと買おうと思ったのがLD。レーザーディスクです。本当に欲しかったのは中学~高校の頃でしたが、当時の小遣いでは買えるわけもなく、ただカタログを眺めるだけでしたが、思い立って買ったのが確か23か24歳の頃かな?!この頃になると、値段もかなり安くなっていてデジタルメモリー搭載、両面再生機で5万円台で買えたと思います。でも、この頃買ったソフトはほとんどが普通の映画か、アニメもので。唯一のホラー系がロメロの『ドキュメント・オブ・ザ・デッド』でした。amazonなんかがまだ無くて、店頭で買うしか方法が無かった頃でしたので、こちら和歌山で、私が愛用していたお店は、今は亡きニノミヤムセンか、セル&レンタル店のモモタロウというところでした。このモモタロウという店は、けっこうマイナーな作品も在庫してあってよく通ったものでしたが、ここも今では閉店してもうありません。ちなみに『ドキュメント~』はこのモモタロウで購入。よくこんなソフト仕入れていたもんですね~。買う私も私ですが。
せっかくレーザーディスクを買ったものの、肝心の『ゾンビ』はこのときは買わず、次に買うのはさらに数年後、今度はDVDになってからになります。『マトリックス』とPS2の発売でDVDが急速に普及し始めた頃、私もPS2でDVDデビューを果たし、映画熱が再燃し始めます。PS2を買ったものの、ゲームにはほとんど使用せず、もっぱら映画再生機として使用。なぜか近所のセル&レンタル店にホラーソフトが多かったため、それらを買いあさっていくうちにまたハマっていくことに。この頃購入したのが『死霊のはらわた』や『サンゲリア』、『デモンズ』に『サスぺリア』。見つけては片っ端から買っていきました。そして、発掘したのが『ゾンビ アルジェント監修版』。久々に鑑賞したのに感動したのと、こんなに『ゾンビ』って賑やかな映画やったっけ?と不思議に思ったものでした。その後、別の店で今度は『ゾンビ ディレクターズカット版』と遭遇。なぜ、違うバージョンがあるのかも分からぬまま、でもゾンビなら買ってしまえ!と迷わず購入。この決断は、正しく、その後廃盤となった『ゾンビ』は再発されるまで、プレミア化して恐ろしく高価な値段で流通することになります。これは確か2000~2001年頃の話だと思います。
そして、書店で見つけた『スプラッター・カーニバル』(良書です!)という本を読んで、『ゾンビ』に様様なバージョンがあることを知ります。その後、ホラー熱はますます加速、2004年に『ゾンビ 米国劇場公開版』が発売されると、これも即購入。それまでのバージョンと違い、あまりの画質の良さに感動したのを覚えています。これで、3バージョン揃ったので、満足・・・していたのですが、2010年新世紀完全版5枚組BOXが発売されます。2万を超える価格に慄きながらも、怒涛の特典攻撃と、高画質化&高音質化にこれも迷わず購入。ふだんBOXものをほとんど買ったことのない私でしたが、これは満足度高し・・・!の買い物で、『ゾンビ』の購入もこれで最後になるはずでした。
しかし、ついに出たブルーレイ版『ゾンビ』!(あっ、発売はまだですが)そりゃ、いつかは出るでしょうが、完全版BOX・DVDから2年ちょいでの発売。しかも特典激減で。なんとも早いタイミングと、おまけの少なさで、当初購入意欲は非常に薄かったんですが、今は多少気になってきてはいます。DVD版でもかなり高画質なんで、満足してるんですけれど、さらにその上のクリアなゾンビ・ワールドがあるのかと思うと・・・、何とも揺らいでくるものがあります。買っても買っても、終わらないゾンビ。まるで、麻薬のようなゾンビ!恐るべしです!メディアが変わっても、何度でも蘇るゾンビ!これは、本当に死ぬまで付き合っていくしかないのかもしれませんね。
うちにあるゾンビ各種。
VHS、LD時代は買わなかったんで、すべてDVDです。

左の『米国劇場公開版』がハピネットから。真ん中の『アルジェント版』右のディレクターズカット版』は昔のビームエンタテイメントから出てました。廉価版が出るまでは重宝しましたが、新世紀版を買ってからは見ることもないですねー。画質悪いし。『ディレクターズカット版』なんて5,040円もしたのに特典は予告編とフォトギャラリーだけだし、高いですねー。

で、裏面。

こっちは新世紀BOX版(スティングレー)の3枚。左から『U.S.THEATRICAL VERSION』『EUROPEAN VERSION』『EXTENDED VERSION』。真っ赤ですね。

これは・・・、BOX外箱と、特典ディスクですね。この特典は2枚組。2枚あわせて163分の盛りだくさんです。
私的ゾンビHistory(その1)
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