2017年01月23日 23:44

【原題名】VAMPYRES
【監督】ビクトル・マテラーノ
【脚本】ビクトル・マテラーノ
【撮影】ダニエル・サラス・アルベローラ
【音楽】ホセ・イグナシオ・アルファット
【出演】キャロライン・マンロー、クリスティアン・スタム、ヴェロニカ・P・バコーン、マルタ・フリッチ、ルイス・アチャ
2015年/スペイン映画/79分
【STORY】
森の奥の古びた館に住む2人の美女。彼女たちは、誘惑し招き入れた男たちとセックス後殺害。その血をすすり、肉を食らい、犠牲者の血を溜めた浴槽で愛撫を重ねあう。失踪した友人を捜して森へやってきたハリエットたちは、問題の館へ足を踏み入れてしまい、男たちは殺され、ハリエットも監禁されてしまう。
【REVIEW】
2人の女ヴァンパイアが森へやってきた人間たちを誘い込んでは殺していくエロティック・ホラー。セックスして殺す、血のバスタブで生血を浴びるなど、女ヴァンパイアものとしては定番の場面を主演2人のヌードで見せてくれ、中世っぽい雰囲気も悪くはないが、怖さ加減はほどほど。終盤、どうなっていくのか・・・と少し期待させるものの、対決シーンが中途半端な感じで終わり、ヴァンパイアたちはどうなったのか!?結局よくわからずじまい。初見時、眠たかったので、自分がストーリーを見落としていたのかと思って、もう一度見直したが、やはりよく分からなかった。このモヤモヤ感が、作品の印象もモヤモヤさせてしまい、中途半端な印象しか残ってません。ホテルの女主人役でキャロライン・マンローが出ていますが、本筋には絡んでこなくて残念。流石に老けましたが、目力は他の出演者を圧倒してました。流石。邦題が『レッド・インフェルノ』って、原題名の『VAMPYRES』とは全然違うが、『グリーン・インフェルノ』に乗っかって付けたんでしょうかね。

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