『ゴースト・イン・ザ・シェル』の実写版、種類多いよ。

2017年06月24日 20:43

ハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』、劇場版見に行って、ソフトも出たら買おうと思っていたが、一体何種類発売されるのか?
内容確認するだけでも一苦労・・・。
でも、オリジナル声優さんによる吹き替えで絶対見たい!








『インフェルノ HDリマスター・パーフェクト・コレクション』は、2017年10月3日発売!

2017年06月24日 20:21

インフェルノ01


昨年リリースされた『サスぺリア HDリマスターパーフェクト・コレクション』に引き続いて、『インフェルノ』のブルーレイもついに発売されます。発売元は、同じく合同会社是空さんです!


以下、アマゾンよりアナウンスされている商品の仕様をご紹介☆



●音声
DISC-1(Blu-ray)
1:英語 DTS-HD Master Audio 7.1chサラウンド
2:英語 ドルビーデジタル5.1chサラウンドEX
3:英語 DTS-HD Master Audio 2.0chステレオ
4:イタリア語 DTS-HD Master Audio 2.0chモノラル
5:日本語吹替 ドルビーデジタル 2.0chモノラル(TBS版)
6:日本語吹替 ドルビーデジタル 2.0chモノラル(テレビ東京版)
※日本語吹替音声は、現存するテレビ放映時の音声をそのまま収録しているため、一部吹替音声がない部分はオリジナル英語音声(日本語字幕付)となっております。

DISC-2(Blu-ray)
英語・イタリア語 ドルビーデジタル2.0chステレオ

●字幕
DISC-1(Blu-ray)
1:日本語字幕(英語音声用)
2:日本語字幕(イタリア語音声用)
3:日本語吹替用字幕(TBS版)
4:日本語吹替用字幕(テレビ東京版)

DISC-2(Blu-ray)
日本語字幕

【映像特典】(約172分)
・「オブ・ダークネス・アンド・ファイアー」関係者インタビュー
・「クリティクス・オン・ファイアー」映画批評家インタビュー
・ロケーション・ツアー
・「インフェルノ・Q&A」 LAニュー・ビバリー・シネマでのアイリーン・ミラクル、キース・エマーソン登壇映像
・ダリア・ニコロディ インタビュー映像
・オリジナル予告編

◆以上、amazonより抜粋


『サスぺリア』は6.1chサラウンドでしたが、こちらは7.1chサラウンドで、日本語吹き替えも2ヴァージョン収録。さらに、特典ディスクには、3時間近くに及ぶ特典映像を収録、究極版ともいえる『インフェルノ』に期待大ですね!


『サスぺリア』のときは真っ赤な特製ケース入りでしたが、今回の『インフェルノ』も初回限定でスリーブケース仕様になるとのことなので、どんなデザインになるか、こちらも楽しみです。

こちらは『サスぺリア』の特製ケース。凝ってます。
サスぺリア・ブルーレイ


情報はtwitterでも随時アナウンスされていますので、興味のある方はチェックしてみてください☆
JUNICHI@是空®LLC.




新しい字幕版

2017年06月20日 23:35

この前買った『ニューヨーク1997』、角川から発売されるやつには、“新規字幕版”として収録されるみたい。

DSC2079.jpg


“ユニバーサル版”の字幕が不評であったことも、新規収録の一因なんだろうか?

しかし、先月そのユニバーサル版を買った者としては複雑な気分・・・。
DVDは安かったけどね。

DSC2078.jpg

ジャケットデザインも大体同じですが、微妙に変えてますな。

アナベル 死霊館の人形

2017年06月12日 07:54

アナベル01

【原題名】ANNABELLE
【製作】ピーター・サフラン、ジェームズ・ワン
【監督】ジョン・R・レオネッティ
【脚本】ゲイリー・ドーベルマン
【撮影】ジェームズ・クニースト
【音楽】ジョセフ・ビシャラ
【出演】アナベル・ウォーリス、ウォード・ホートン、アルフレ・ウッダード
2014年/アメリカ映画/99分


【STORY】
ジョンと出産間近の妻ミアは、ある晩隣人夫婦を惨殺したカルト教団のカップルに襲われる。犯人の男は駆け付けた警官に射殺され、女の方はジョンがミアにプレゼントしたアンティーク人形を抱いて自殺する。事件のショックから逃れるため、夫婦は引っ越し新たな生活を始めるが、気味悪がって捨てたはずのアンティーク人形は何故か引っ越しの荷物に紛れて戻ってきていた。そして、怪現象が多発、ジョンが仕事で居ない間、ミシンが独りでに動く、テレビにノイズが入る、コンロが自動発火するなど、次第にミアの精神状態も不安定に。そして、刑事から事件の詳細を聞いたミアは戦慄する。カルト教団の2人は生贄をささげる代わりに悪魔を呼び出そうとしていたのだ。

【REVIEW】
死霊館』と同じオープニングシーンから始まる、スピンオフ作品。ウォーレン夫妻が保管する呪われたアナベル人形の誕生ともなった忌まわしい事件を描く。人形に悪魔が憑依する映画は結構存在するが、本作のアナベル人形は人形自身は襲ってこず、家具を動かしたり、壁一面に文字を描いたりと、人間を徐々に不安定にさせていくタイプ(人形自身は、捨てられても戻ってきたり、知らぬ間に場所が変わっていたりはしますが)。怖がらせ方としては若干弱い気もするが、人間、一人っきりでいる時間に不気味なことが連続して起こったら、段々気が変になってきてもおかしくないと思うので、精神的に弱い人には効果的な攻撃なのかもしれません。

全体的には本家『死霊館』よりも薄味な印象で、頼った神父は悪魔に襲撃されて頼りにならず、夫ジョンもなにもできず、結局ミアが本屋で知り合った黒人女性のエブリンが身代わりになって助かるという結末は、なんだかすっきりしない終わり方。「友のために死ねる」「自己犠牲」というキーワードも、そんなに簡単にできるものかな?とか穿った見方をしてしまうのは、自分が人間で来ていないせいか?と思ったりもしますがどうなんでしょうか。

結局、事件後、アナベル人形は行方不明となり、知らぬ間に店先に並んでいたものを、オープニングで出てくる看護師の母親がプレゼントするために買っていくシーンで終わりますが、個人的にはアナベル人形を「可愛い~!」と言って買っていく感性が理解不能。昼間見ても怖いのに、夜暗闇で見たら怖すぎるんですけど。

アナベル02


死霊館

2017年06月11日 00:23

死霊館01

【原題名】THE CONJURING
【製作】トニー・デローザ=グランド、ピーター・サフラン、ロブ・コーワン
【監督】ジェームズ・ワン
【脚本】チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ
【撮影】ジョン・R・レオネッティ
【音楽】ジョセフ・ビシャラ
【出演】ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、ロン・リヴィングストン、リリ・テイラー
2013年/アメリカ映画/112分


【STORY】
1971年、ロードアイランド州の郊外の一軒家に夫婦と5人の娘のペロン一家が引っ越してくる。古いが広々とした屋敷に家族は喜ぶが、翌日から奇妙な出来事が起こり始める。まずは、飼っていた愛犬が急死し、家の中で奇妙な物音が聞こえる。真夜中に娘たちの部屋に誰かが入り込んでいる気配がし、時計は何故か3時7分で止まっていた。次第に強まる怪現象の連続に、身の危険を感じた妻のキャロリンは超常現象の研究家として有名なウォーレン夫妻を訪ね、助けを求める。

ウォーレン夫妻はペロン一家の屋敷に調査にやってくるが、透視能力を持つ妻のロレインは霊の存在を感じ取る。ペロン一家を救うには悪魔祓いを行うしかないと考えた夫のエドは、教会を動かすために確固たる証拠が必要なため、具体的な霊の存在を掴むため撮影機材を持ち込むが、そこで起こったポルターガイスト現象は想像を絶するものであった。やがて、すべての原因は、過去にこの地で自殺した魔女の存在であることが判明する―。

【REVIEW】
『ソウ』シリーズ、『インシディアス』シリーズの、ジェームズ・ワンが監督した実話を基にしたオカルト・ホラー。オカルト映画は、『エクソシスト』や『オーメン』など1970年代に一大ムーヴメントを巻き起こしたが、本作も舞台は1971年で、まさにドンピシャの時代設定。画面から漂う雰囲気も、その時代の空気が感じられ、古典的な幽霊屋敷の設定も違和感なく入り込めるのがいい感じだ。ポルターガイスト現象も、最初は穏やかながらも次第に激しさを増し、住人を恐怖に陥れていく描写が丁寧に描かれていて、目新しさはないが王道中の王道といった感じで、最後の悪魔祓いまで一気に見せてくれ、尺の長さが気にならないのもいいところ。

暗闇になにかが潜んでいる、不気味な音がする、などの怖がらせる要素は使い古されたものであるが、その使うタイミングや間の取り方が絶妙で、直接的なゴア描写はないものの、観客を驚かせるには十分な内容。この辺はジャパニーズホラーにも相通じるところがあると思うが、あえて、あまり見せない恐怖というものも怖いということが再確認できる。

もちろん、そのほかにも、恐怖に晒されるペロン一家の家族愛がベースになっていたり、それと同時にウォーレン夫妻の方の家庭の描写もあったりして、人間描写があることで映画に深みが増している感があります。今回の事件とは直接関係はないものの、あのアナベル人形のエピソードと、人形自体の不気味さもなかなかのもの(実際、この後にスピンオフ作品も製作されちゃいましたしね)!同じ話ワン監督でもあまり印象に残らなかった『インシディアス』と比べて、内容の充実度、観終わったあとの余韻の良さ、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソンの2人が非常にはまり役であったことなども含めて、個人的にはこちらの『死霊館』の方が断然いいと思います。最近の幽霊屋敷モノでは最良の出来栄えでおススメの1本!

死霊館02

死霊館03



トラウマ日曜洋画劇場

2017年06月01日 11:24

トラウマ日曜洋画劇場001

出版社:彩図社
ページ数:288頁
発行日:2017年5月16日
著者:皿井垂
定価:694円(本体)


“「昭和の少年たちの度肝を抜いたすばらしきTV洋画劇場の世界」
 血まみれスプラッター、残酷ドキュメンタリー、イタリアンエロス、女囚映画・・・。1970~80年代のテレビでは、トンデモない映画を放送していた!”

第一章 日曜洋画劇場
第二章 月曜ロードショー
第三章 水曜ロードショー
第四章 木曜洋画劇場
第五章 ゴールデン洋画劇場
第六章 ローカル局の洋画劇場



そのタイトルと装丁から、てっきり映画秘宝から出ているシリーズ本かと思っていたら、出版社は全く別の彩図社で、秘宝とは特に関係なかったが、面白そうだったので購入した1冊。もともとは、2013年に出版されていたものを、2017年に文庫化したものが本書。ちなみに、映画秘宝を発行している洋泉社から出ていたのは『日常洋画劇場』であったり、『トラウマ映画館』であった。全く、自分の記憶の曖昧さが再確認できました。

さて内容は、日曜洋画劇場に限らず、月・水・木・土曜に放送されていた各局の映画を著者がセレクトして紹介したもの。地上波での映画放送番組がほぼ壊滅状態にある現在からはとても想像できないが、一週間のうち映画を放送していない日の方が少なくて、深夜放送なんかを含めると、毎日何かしらの映画が放送されているという素晴らしい時代があって、その頃を知る世代からするとドンピシャの内容。インターネットもビデオも普及していなかった頃は、映画館とテレビが映画を見る場所であり、なおかつ無料で視聴できるテレビはお金のない子供にとってはなくてはならないツールでした。なので、観れるもの可能な限り観たもので(個人的には、ラブロマンス物以外はたいてい観ていた気がします)、掲載されているタイトルを見ても懐かしいものばかりで、著者の思い出話にも共感できるノスタルジーさも本書の魅力でしょう。

ホラーなジャンルからは、『遊星からの物体X』『シャドー』『センチネル』『エクソシスト』『狼男アメリカン』『ヘルハウス』『マニトウ』『悪魔の追跡』などが紹介。どれも、懐かしいと同時に、こういった作品がテレビで見られなくなったのも寂しく感じたりします。好きな人、興味のある人は買うかレンタルして見ればいいんじゃないの?と言われればそれまでですが、ふとチャンネルを合わして何気に見ていたらすごく面白かった・・・!というような体験ができたのもテレビ放送の恩恵なわけで、それが不可能な現在はなんだか窮屈で詰まらなくなってしまった気がします。しかし、ホラーに限らず、エロティックにバイオレンス、戦争ものに残酷ドキュメンタリーと、様様なジャンルの映画が無法地帯のように放送されていたのって、本当にいい時代でした。朝の新聞欄で作品をチェックして、学校では勉強に手が付かず、家に帰ったら普段はほったらかしの宿題を真っ先に片づけて、夕食と風呂を済ませてじっと放送を待つ・・・。あの、ドキドキ感はビデオが普及して録画可能になってしまってからは、消え失せてしまいましたねー。各番組の名解説を見るのも楽しみの一つでした。

それにしても、物体Xなんかが誰でも見れてたのってやっぱり素晴らしい。子どもも、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、あのSFX全開・人体破壊オンパレードの変態世界をお茶の間で見れたわけですし。家族で映画を見ているときは、エロ映画はただただ気まずかったが、残酷映画は親の反応を見るのもちょっとおもしろかった。「えーっ!?」とか子供みたいにびっくりしていて。








最新記事