『処刑軍団ザップ』がやっと出ますよ!

2017年12月23日 09:32

長らく廃盤となっていた、カルトホラーの『処刑軍団ザップ』が遂に再発!今回はブルーレイ化と特典が目白押し!!

◆『処刑軍団ザップ HDニューマスター・コレクターズ・エディション [Blu-ray]』
発売予定日:2018年5月9日
“ヒッピー・ムーブメントとドラッグ・カルチャーを取り入れた、70’sホラーを語る上で外せないカルト・ホラーの傑作が、HDニューマスター&2種類の本編再生機能&約4時間に亘る 豪華特典映像を収録した2枚組ブルーレイで登場!”

合計約3時間48分、大ボリュームのボーナス映像を収録予定!
★印は日本初収録

[DISC-1]収録
・音声解説#1(デヴィッド・ダーストン監督&ホーレス役バスカー) 
・音声解説#2(ロジャー役ジョン・デイモン(ジャック・デイモン)&アンディ役タイド・キーニー)※無修正米国劇場公開版の副音声のみ★
・削除シーン [デヴィッド・ダーストン監督&ホーレス役バスカールの音声解説付] 
・アウトテイク集
・マホニング・ドライブイン・ショウ★

[DISC-2]収録
・ジ・アイ・ドリンク・ユア・ブラッド・ショウ
・デヴィッド・ダーストン –ゴーイング・フォー・ザ・ジャグラー★
・アイ・ドリンク・ユア・ブラッド・リユニオン [2003年3月25日LAニュービバリー・シネマ]★
・デヴィッド・ダーストン監督&リン・ロウリー登壇映像 [2004年10月1日オハイオ州シネマ・ウェイストランド]★
・デヴィッド・ダーストン監督ブースインタビュー [2004年10月3日オハイオ州シネマ・ウェイストランド]★
・予告編集(オリジナル劇場予告編&2003年日本版DVD告知トレーラー)&ラジオスポット
・スチール・ギャラリー [静止画]★
・スチール・ギャラリー [サントラ音声/監督&製作の音声解説:動画形式]
・バイオグラフィー&フィルモグラフィー ★(一部)
 デヴィッド・E・ダーストン監督:バイオ+フィルモ+ビデオクリップ(カルト・ムービーズ・アワーズ2002、”STIGMA”(1972)ラジオスポット)
 バスカー・ロイ・チョードゥリー:バイオ+フィルモ+ビデオクリップ(NAGA NIRTHAM -The Evil King Cobra Dance)
 プロデューサージェリー・グロス:バイオ+フィルモ
・ドイツ版スーパー8バージョン★  “HAUS DES BLUTIGEN SCHRECKENS(血塗れの家)”(ドイツ語ドルビーデジタル2chモノラル/スタンダードサイズ/15:59)
“DIE SATANSBANDE(悪魔団)”(ドイツ語ドルビーデジタル2chモノラル/スタンダードサイズ/23:45)


★2016年GRINDHOUSE社発売のコレクターズ版ブルーレイ用マスターを使用!
★HDレストアした無修正米国劇場公開版(83分)に加え、オリジナル・ディレクターズ・カット版(88分)も選択再生可能!
★2種類のオーディオ・コメンタリー音声収録(内1種は国内初収録)
★約4時間に亘る豪華特典映像を収録したブルーレイ2枚組!


◆『処刑軍団ザップ HDニューマスター版 [DVD]』
発売予定日:2018年5月9日
“ヒッピー・ムーブメントとドラッグ・カルチャーを取り入れた、70’sホラーを語る上で外せないカルト・ホラーの傑作が、HDニューマスター&2種類の本編でDVDリリース!”

【DVD1枚組】1970年アメリカ作品
劇場公開版本編83分/ディレクターズ・カット版本編88分+特典映像計約38分/片面2層/COLOR/MPEG2/音声2)1:英語ドルビーデジタル2.0chモノラル、2:英語・音声解説ドルビーデジタル 2.0chステレオ/字幕2)1:日本語字幕(本編音声用) 2:日本語字幕(音声解説用)16:9LB ビスタサイズ(一部特典を除く)/NTSC/リージョン2

≪以上、amazonより、抜粋です≫



以上、ブルーレイとDVDで発売されるようですが、ブルーレイの特典がヤバい量!合計4時間近くにも及ぶ特典映像で、まさにコレクターズ・エディションの名に相応しい内容と言えます!!

処刑軍団ザップ HDニューマスター・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
TCエンタテインメント (2018-05-09)
売り上げランキング: 888

この日本版ジャケットもいい雰囲気が出てます!



でも、これだけじゃ終わらない・・・。
セブンネットショッピングでの別バージョンも発売される予定で、それが↓↓↓

◆『処刑軍団ザップ HDニューマスター・コレクターズ “ミートパイ” エディション セブンネット限定Blu-ray BOX <500セット限定生産>(Blu-ray Disc)』
“本編ディスク (「劇場公開版」(約83分)+「ディレクターズ・カット版」(約88分))、特典ディスク”
<封入特典>

注射器レプリカトイ
オリジナルブックレット

ザップ


≪以上、セブン・ネットショッピングより抜粋です≫



・・・注射器レプリカトイって!!
こんな特典初めて見ましたよ・・・!

さすが是空さんです!

発売までまだだいぶ先ですが、これは絶対に買わんと後悔する作品!



映画秘宝2018年2月号

2017年12月23日 00:34

映画秘宝2月号

いつもはアマゾンさんで頼んで自宅まで送ってもらっている雑誌『映画秘宝』なんだけれど、今月号はポチっとし忘れたため、仕事休みの今日(・・・といいつつ、日付は変わってますが)、書店で買ってきました。一番近い本屋には、置いていないのは分かっているので(何分田舎の本屋さんなんで)、もう少し大きな本屋で・・・ということで、海南のWAY書店で見つけて購入。最悪、和歌山市のガーデンパークまで行かなきゃあかんのかと思っていたので、時間短縮できたので良かったです。・・・といか、和歌山は本屋が少なすぎ!ちょっとマイナーな雑誌になると、本当に配本されていなんで、探すのに一苦労。この映画秘宝も、昔に比べれば(10年くらい前は本当に置いている本屋が見当たらなかったもんです)、だいぶ見かけるようにはなったもんですが。

さて、表紙は懐かしい『スター・ウォーズ』で、これを表紙に持ってくるのは流石やなーという気はするんですが、個人的にはそれほど入れ込んではいない作品なんで(好きな方は多いでしょうが・・・)、ざーっと中身を流し読み。また、空いた時間に少しずつ読み込んでいくことでしょうが、今月号で気になったのは『プロメテウス』の吹替えと『デビルマン』のNetflix配信版の特集。特に、話題集めで酷い吹き替えに辟易することの多い昨今、声優による吹替えで見る良さを再確認した次第。自分の脳内で、この俳優はこの声優の吹替えという図式が出来上がっていることがままありますんで、違う声になるとさっぱり作品に入り込めなくなります。この辺は、劇場公開作品でももうちょっと考慮してほしいですよね。




デモンズ2

2017年12月16日 22:04

デモンズ203

【原題名】DEMONI 2
【製作】ダリオ・アルジェント
【監督】ランベルト・バーヴァ
【脚本】ダリオ・アルジェント、ランベルト・バーヴァ、フランコ・フェリーニ、ダルダーノ・サケッティ
【撮影】ロレンツォ・バッタリア
【音楽】サイモン・ボスウェル
【出演】デヴィッド・ナイト、ヴァージニア・ブライアント、ボビー・ローデス、ナンシー・ブリッリ、アーシア・アルジェント
1986年/イタリア映画/90分


【STORY】
高層マンションの一室、サリーの誕生会が開かれ、彼女の友達がお祝いに駆けつけ騒いでいた。気に入った服が見つからないサリーは苛立ち、別室のテレビから流れる奇妙な番組に気を引かれる。それは、4人の若者が廃墟で悪魔を復活させるというものだった。自分の誕生会のことも忘れてテレビを見続けるサリー。そのとき、テレビの画面から復活した悪魔“デモンズ”が飛び出してサリーに襲い掛かる。デモンズと化したサリーは、友人たちに襲い掛かり、犠牲者たちもデモンズの仲間となってしまう。

デモンズの集団が住人たちを襲い続け、住人達はパニック状態に陥る。マンションの住人のジョージとハンナ夫婦は追ってくるデモンズたちをかわして屋上から脱出する。マンションの隣の建物に逃げ込んだ2人は、中が無人のテレビ局であることに気付く。そのとき、テレビ画面の奥から走ってくるデモンズを発見、ジョージは全てのテレビを破壊し、その復活を阻止するのだった。


【REVIEW】
ダリオ・アルジェント製作、ランベルト・バーヴァ監督と同じ布陣で贈る『デモンズ』続編。このあとの『デモンズ3』や『デモンズ4』、『デモンズ‘95』などは日本の会社が勝手に命名しましたタイトルなので、正式なシリーズはこの2作目まで。1作目では映画館のスクリーンから飛び出してきたデモンズが、本作ではテレビ画面から復活し、高層マンション内に閉じ込められた人々を地獄へ突き落す。

デモンズについては特に目新しい変化はなく、1作目の焼き直しのような印象があるが、子どもデモンズや犬デモンズとの格闘、地下室で立て籠もる住人達とデモンズ軍団との激突シーンなど、マニア心をくすぐる場面を用意してくれていて、個人的には嫌いになれない(むしろ好きな部類ともいえる)作品になっています。走って飛び掛かってくるデモンズのアクロバティックな攻撃パターンも、いろいろ種類があって面白いし、さっぱり活躍しないアキロンの大王がしぶとく出てくるのもご愛嬌。トレーニングジムから逃げ出したマッチョ&レオタードの集団が後半まで頑張って抵抗するが、デモンズの猛攻にあえなく全滅してしまうところも見せ場の一つです。本作がデビュー作となった、アーシア・アルジェントの可愛さも特筆もの。彼女を守ろうとする父親も容赦なく殺してしまうあたりはけっこう非情な感じが出ていました。

ただ、途中何度も挿入される屋外のシーンはテンポが中断されてしまい残念。1作目でもヤンキーが車で長々とドライブするシーンがありましたが、この続編でも同じことをさらに長くやっていて、やはりダレてしまっている。誰か編集時に注意してやらなかったのか?!何回見ても突っ込みたくなるところ。無駄で残念。


デモンズ202
このサリーデモンズの独特の構えと走り方、結構好きです。


デモンズ201
グロいメイクは健在。




ゾンビデオ

2017年12月14日 10:12

ゾンビデオ [DVD]

【製作】山口幸彦 、小林智浩、田坂公章
【監督】村上賢司
【脚本】河井克夫
【撮影】長野泰隆
【出演】矢島舞美、宮崎吐夢、鳥居みゆき、中島早貴、大堀こういち、菅野麻由、小明、杉作J太郎
2011年/日本映画/77分


【STORY】
小さな映像制作会社で働くアイコは『ゾンビ学入門』という謎のビデオを見つける。それを再生してみると、映像の中身はゾンビが発生した時にはどう対処したらいいかを解説した“ゾンビ HOW TO”ものだった。そこに突然ゾンビの男が現れ、会社社長を噛み殺してしまう。アイコはビデオのゾンビ撃退法を頼りにゾンビを倒し、先輩の橋本とともに逃げ出すが、すでに日本中でゾンビの群れが人間たちに襲い掛かっていた。


【REVIEW】
日常生活に突然ゾンビが発生したらどうするか?過去には、ホラー映画オタクやサバイバル術に長けた少年なんかがその知識を応用してゾンビを倒していく・・・パターンの映画がありましたが、本作はズバリ『ゾンビ学入門』というそのまんまのビデオという設定。それを見ながら普通の女の子がゾンビをありふれた日用品で倒していくというくだりはなかなか面白い。特に、日本では銃が身近に存在しないため、簡単にゾンビを撃ち殺したりはできない。そんでもって、ハサミやらボールペンやらぶ厚い電話帳なんかでゾンビの頭部を攻撃していくわけです。この辺の流れや血しぶきの出かたは良くできていると思います。

しかし、いかんせん問題は映画全体のチープさ。ゾンビの群れが大量発生しているとニュースキャスターに喋らせるが、画面に映し出されるのは、映像制作会社と、ゾンビは行進する道路と、立て籠もるオフィスビルの一室に限定され、ゾンビによる災害発生の広がり感が全く感じられない(あと、喫茶店のシーンもあったかな・・・)。この辺、限られた予算で作っているのだから仕方がないといえばそうだが、77分という長さも考えれば2時間ドラマスペシャルの域を出ていないように感じます。一応、ゾンビのお食事シーンや、臓物が穿り出されるところもあって、スプラッター度は及第点と思いますが。登場人物がコミカルなのはいいんですが、それも中途半端だと少々見ているのが辛くなってきます。笑いを求めているのか、ちょっとくらいは怖がらせようとしているのか、この辺もどちらかに徹底してほしかった。

あと、人間がゾンビ化するとなぜか頭髪がピンと立っているところ。鬼太郎!?最後まで良く分からなかった。


スパイダーパニック

2017年12月13日 00:05

スパイダーパニック03
【原題名】ARAC ATTACK
【製作】ブルース・バーマン、ディーン・デヴリン
【製作総指揮】ローランド・エメリッヒ、ウィリアム・フェイ、ピーター・ウィンサー
【監督】エロリー・エルカイェム
【脚本】ジェシー・アレクサンダー、エロリー・エルカイェム
【撮影】ジョン・S・バートレイ
【音楽】ジョン・オットマン
【出演】デヴィッド・アークエット、カーリー・ワーラー、スカーレット・ヨハンソン、スコット・デラ、ダグ・E・ダグ
2002年/アメリカ映画/99分


【STORY】
クモ好きの少年マイクは飼育場のクモの姿が消え、巨大なクモの脚を見つける。何らかの原因でクモが巨大化し脱走していることを保安官で母親でもあるサムに訴えるが取り合ってもらえない。そのころ、町はずれでは人間の大人以上に発達したハエトリグモの群れが出現し次々に人間を捕食し始めていた。クモの群れはマイクの家にまで到達。サムは幼馴染のクリスらとともに、住民に巨大クモの大群が襲ってきていることを伝え、ショッピングモールに避難を呼びかけるが、時を同じくして、町の中心部でもクモの襲撃が始まっていた。

【REVIEW】
昆虫や動物が巨大化し人間を襲うという“生物パニック”のジャンルは70年代前後に大量に製作されたが、その基本構造はそのままにクモたちを最新のVFXで創造した懐かしい風味満載のモンスターパニック映画。なにしろ、製作陣にあのローランド・エメリッヒが名を連ねているだけあって、しっかりとお金をかけて、これだけ大量のクモを存分に見せてくれたら、それだけでも楽しめてしまう内容。個人的には、でかい生き物がわんさか出てくるだけでもワクワクしてしまう質なので、何も文句はありません(こういうのが好きな人はたまらないでしょうし、蜘蛛とか昆虫が苦手な人には全く受け付けない映画でしょう)。これが低予算映画だと、動きがしょぼくなったり、出てくる奴らが意外と少なかったりと拍子抜けしてしまうところがありますが、その辺は心配無用。映画中盤以降は、画面いっぱいにクモの群れが出っ放しで、途切れることなくクモの姿を拝める作りになっております。

もちろん、全ての原因が産廃の影響なのになんでクモだけ巨大化してるの?とか、主要キャラはうまく助かるよね・・・!とかご都合主義はあるものの、そこはスルーして見るのがこの手の映画の正しい楽しみ方。全体的にもシリアスではなく、コミカルな作りになっているので、肩の力を抜いて見るのを期待しているのは明白。途中、ホッケーマスクを被った住人がチェーンソー片手にクモに立ち向かっていって、あっさり殺されちゃうところなんて爆笑必死です。主演のクリス役は、どこかで見た顔だなーと思っていたら、『スクリーム』シリーズで活躍したデヴィッド・アークエット、サムの娘役でブレイク前のスカーレット・ヨハンソンの姿も発見。

スパイダーパニック01


スパイダーパニック02



マーターズ(2015)

2017年12月12日 06:00

マーターズ01
【原題名】MARTYRS
【製作】ピーター・サフラン、アニエス・メントレ
【監督】ケヴィン・ゴーツ、マイケル・ゴーツ
【脚本】マーク・L・スミス
【撮影】ショーン・オディー
【音楽】エヴァン・ゴールドマン
【出演】トローヤン・ベリサリオ、ベイリー・ノーブル
2015年/アメリカ映画/83分


【STORY】
何者かによって長期間監禁され、拷問と虐待を受け続けていた少女リュシーは、逃げ出して放浪していたところを保護され施設に収容される。そこで同年代の少女アンナと心を通わせ回復していくが、得体のしれない何かに襲われ続ける悪夢は消えなかった。
数年後、とある一軒家を訪ねたリュシーは、持っていた銃で住人を次々に射殺する。連絡を受けてやってきたアンナは、死体の山を見て驚き、リュシーは自分を監禁していた犯人に復讐を果たしたと告白するが、自傷行為を続ける姿を見て、アンナの疑念は消えない。その後、アンナは一軒家に地下室があることを発見、そこには監禁された少女たちが居り、リュシーの過去の謎が判明する。


【REVIEW】
パスカル・ロジェが監督した『マーターズ』のハリウッドリメイク作品。オリジナルの残虐度と先の読めない展開、そして理不尽で不条理なラストの衝撃はかなりのものがあったが、それをハリウッドがどう料理したのか興味があったが、結果はあえなく撃沈―。オリジナルを初めて見たときのインパクトには到底及ばず、かつ改変されたストーリーも「これで良かったのか!?」と何とも言えん感じで巷の評価が低いのも仕方がない出来栄え(そもそも、オリジナルに勝つのは至難の業であるのは明白であったが、それじゃあ、なんでわざわざリメイクしたの?というところではありますが・・・)。以下、新旧主だった相違点を比較してみますと―、

①オリジナルでは途中でリュシーが自殺してしまい、後半はアンナが主役を引き継ぐが、リメイクの方はリュシーは最後まで生き残り、W主役という感じに。2人の友情を強調したような演出も見られるが、何も関係なかったアンナに強烈な業を背負させるオリジナルの不条理さと比べるといささか爽やかすぎる。

②謎の組織の黒幕の女性がリメイクではバンバン登場、惜しげもなく姿を見せ続ける。オリジナルは出番は少ないものの、それが逆に正体不明の得体のしれない不気味な雰囲気を出していたのにね。

③あの世まで逝って見てこさせるための拷問のはずなのに、リメイクは時間短縮であっさりめ。またリュシーの皮剥ぎ場面も大幅に減少され、「あんなもんでいいの!?」と突っ込みたくなります。

④そして、パッケージの謎の金属器具を付けられた監禁女性ですが、リメイクの方では全く出てこず・・・。このジャケット、あかんでしょ!?

などが気になった点ですが、やっぱり改悪されたという雰囲気しか感じない気がします。ストーリーを変更し、アンナがリュシーや監禁された娘たちを助け出そうとするところ、犯人たちをバッタバッタと撃ち殺していくところなんかは、いかにもアメリカ的な分かりやすい、共感を呼びやすい流れではあり、それが狙いだったのでしょうが、オリジナルの良く分からない理解し難いところから生じる不条理な怖さと対比すると、やはり凡庸な普通のホラー映画に成り下がった感は否めません。結果、「やっぱりオリジナル版の方はスゴかったよな!」ということを再確認させてくれた映画ということですかね。


マーターズ02


ちょっと復活

2017年12月12日 03:20

1年のうち、波があって、映画を全く見ない時期、むしろ見たくないと言ってもいい期間があるんですが、11月~12月は正にその時期でした。見たいときはそればっかり見たくなるのに、その反動なのか、さっぱり“映画を観たい”という衝動が沸き起こらない時期でした。―ただ、単純に飽き性なのが定期的に表に出てきているだけなのかもしれませんが―

ともかく、その停滞期みたいなものから脱却できて来たので、そろそろまたこのブログの記事も書いていこうと思います。
ああ、でも、もう12月。今年も終わり、振り返ってみるとあんまり本数見れてなかった1年のような気がします。映画を真剣に見るのも体力結構要りますしね。

体調整えて、頑張って見続けていきたいものです(頑張って見るというのも仕事みたいで変な感じですが―)。



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