こちらはすでに発売中、『スペースインベーダー Blu-ray2枚組 超・特別版』

2018年09月04日 11:29

『スペースバンパイア 最終盤ブルーレイ』が11月14日に発売になります!というのを先日書きましたが、同じ製作陣によるSFホラー『スペースインベーダー』のブルーレイは先月末に発売されています。こちらは、発売元がスティングレイで、同社の特徴でもある特典満載の超・特別版仕様。DVDは、以前キングから出ていたけれども、ブルーレイは初だと思うので、待っていたファンも多いはず。

特典内容は↓↓以下参照です↓↓≪amazonより抜粋しております≫

<本編ディスク>
■1080P HDマスター
■TV放映版日本語吹替収録(フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」1988年5月21日放映)
 ※一部日本語吹替の存在しない箇所(約1分)は字幕対応となります。
■トビー・フーパー監督による音声解説
■火星人が来た!~メイキング・インタビュー(HD・約36分)
■公開時特番「メイキング・オブ・スペースインベーダー」(SD・約22分)
■オリジナル劇場予告(HD・約1分30秒)
■ギャラリーアーカイブ(HD・約5分)
<特典ディスク>
■キャリア・イン・キャノン~80年代のトビー・フーパー(HD・約22分)
■クリエイティブ・コンセプト~ウィリアム・スタウト・インタビュー(HD・約24分)
■ウィリアム・スタウト解説によるコンセプト・アート紹介(HD・約16分)
■ミッション・トゥ・マーズ~特殊効果の世界:アレック・ギリス(HD・約28分)
■レッド・プラネット・リコレクション:レスリー・ディリー(HD・約11分)
■ドイツ版予告編
■ドイツ版OP/ED
■TVスポット
■日本版TVスポット(リメイク)
<その他>
■特製アウターケース
■特製24Pブックレット(解説:篠崎誠)封入



2枚組で特典映像満載、おまけに24Pブックレットも付いていて、まさに満腹状態。定価は6,264円だが、この内容で2枚組なら妥当なところでしょう。なにより『スペースバンパイア 最終盤』の9,000円超えと比べれば、お得感すら感じるという・・・。でも、フーパーファンならどちらも買い揃えたいよねー。






レイプ・オブ・アナ・フリッツ

2018年09月02日 21:37

アナ・フリッツ01

【原題名】THE CORPSE OF ANNA FRITZ
【製作総指揮】オリオル・マイモ、ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス
【監督】ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス
【脚本】ヘクトール・ヘルナンデス・ビセンス
【撮影】リカルド・カニエラス
【音楽】トロ・プラッツ
【出演】アルバ・リバス、クリスティアン・バレンシア、ベルナート・サウメル、アルベルト・カルボ
2015年/スペイン映画/75分


【STORY】
人気女優アナ・フリッツが急死したその晩、病院職員のパウは友人にアナ・フリッツの遺体があることを自慢する。友人のハビとイバンは興味本位で遺体安置室へ案内してもらうが、アナの遺体に触れるうちに欲望が目覚め、遺体を凌辱してしまう。イバンの後、パウが行為の最中、突然アナが目を覚ます。生き返ったアナを目の前にして、イバンはレイプ犯罪が発覚することを恐れて、アナをもう一度殺そうとするが、助けようと主張するハビと喧嘩になり、ハビは重傷を負ってしまう。何とか事態を収拾しようと試みるイバンとパウだが、身の危険を感じたアナは隙を見て逃げ出そうとする。

【REVIEW】
基本的に出てくる登場人物は男3人と生き返った女1人で、舞台はほぼ遺体安置室のみ。観る前のイメージがどことなく『ジェーン・ドゥの解剖』みたいな感じかな・・・と思っていたが、全然違ってました。憧れの女優アナ・フリッツの遺体をレイプしてしまったために、その犯罪をもみ消そうとアナを殺そうとするが、うまくいかず更に友人も殺してしまいドツボにはまっていく男たち。悪いことを隠そうとしてさらに悪事を重ねて戻れなくなっていく彼らが辿る道にハッピーエンドは無く、結局破滅しかないわけで・・・。善人面していたパウが一番悲惨な死に方だけれども、よーく考えれば、以前に死姦していたのを自慢していたし、実際アナもレイプしているわけだから、殺されても仕方がない気がする。ただ、ラストは衝撃的かもしれないが、そこに至るまでの中盤があまり盛り上がらないのがこの映画の弱いところ。設定次第では、もっと違った展開もできた気もするが、そもそも何故アナは生き返ったのかが謎のまま。蘇生した原因をもっと広げていけば面白くなっていたかも(例えば、超自然的な何かが原因で・・・とかね)。

アナ・フリッツ02

アナ・フリッツ03



キングレコードの最終盤シリーズで、『スペースバンパイア 最終盤』が11月14日発売!

2018年09月01日 11:41

トビー・フーパーのSFX超大作『スペースバンパイア』が、11月14日にキングレコードの最終盤シリーズのブルーレイで発売決定。ブルーレイは国内版では初めてのリリースのはずなので嬉しいのだが、その気になる特典内容は―。



≪以下、キングレコード 最終盤サイトより抜粋≫

『スペースバンパイア 最終盤』
●収録時間:本編約116分+映像特典約137分+劇場公開版本編約101分
●仕様:カラー 1080p Hi-Def 2層×2枚
●音声:(DISC①)
①本編英語 リニアPCM(5.1ch)
②本編英語 Dolby True HD アドバンスド96Kアップサンプリング(5.1ch)
③本編日本語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
④音声解説①英語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
⑤音声解説②英語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
⑥音声解説③英語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
字幕:(DISC①)
①本編用英語
②吹替補助日本語
③音声補助用日本語
④音声補助用日本語
⑤音声補助用日本語

(DISC①)
本編116分、画面サイズ1:1.78、国内レストアマスター使用
オリジナル英語(リニアPCM/5.1ch、Dolby True HD アドバンスド96Kアップサンプリング/5.1ch)
日本語吹替(DTS-HD Master Audio/MONO)
音声解説①VFX担当ダグラス・スミスによる音声解説
音声解説②トビー・フーパー監督による音声解説
音声解説③メーキャップ効果担当ニック・メイリーによる音声解説
本編用日本語字幕、吹替補助用日本語字幕、音声解説用日本語字幕

(DISC②)
・Cannon社予告編(約2分)
・TriStar社予告編(約2分)
・Cannon Fodder: The Making of Lifeforce:メイキング(約72分)
・『スペースバンパイア』劇場公開版本編(約101分)
・マチルダ・メイ インタビュー(約15分)
・トビー・フーパー インタビュー(約10分)
・スティーヴ・レイルズバック インタビュー(約7分)
・オリジナル劇場予告編(約3分)
・テレビスポット(約30秒)
・スチールギャラリー(約5分)
・ヴィンテージ・メイキング映像(約21分)

定価:9,504円(税込)


↓↓以下は、通常版ブルーレイ↓↓

『スペースバンパイア 最終盤』通常版ブルーレイ
●収録時間:本編約116分
●仕様:カラー 1080p Hi-Def 2層
●音声:
①英語 リニアPCM(5.1ch)
②日本語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
●字幕:
①日本語
②吹替補助日本語

定価:5,184円(税込)




特典ディスク付き2枚組と、無しの1枚組通常版の2パターン発売されるようです。しかし、キングさんの最終盤シリーズ、ネックはマニア向け価格とでも申したらいいのか、割高なところ。特典なしで5,000円台、ありで9,000円台は他メーカーと比べると高めの値付け。もう少し良心的な価格になれば、もっと購入する人も増える気がするのだけれどもどうなんでしょうか。

もちろん、各種インタビューに劇場公開版も収録されているのは嬉しいし、何よりこの傑作がブルーレイで見られるのは有難い限り。個人的には、トビー・フーパーの作品群の中では『悪魔のいけにえ』よりも好きな映画だったりすので(そもそも比較する内容でもないけれども・・・)。





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