クライモリ

2012年01月08日 10:09

クライモリ デラックス版 [DVD]クライモリ デラックス版 [DVD]
(2005/04/22)
エリザ・デュシュク、エマニュエル・シューキー 他

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【原題名】WRONG TURN
【製作】スタン・ウィストン
【監督】ロブ・シュミット
【脚本】アラン・B・マッケルロイ
【音楽】エリア・クミラル
【特殊効果】スタン・ウィストン
【出演】エリザ・ドゥシュク、エマニュエル・シューキー、リンディ・ブース
2003年/アメリカ・ドイツ映画/84分


【STORY】
医学生のクリスは面接に遅れないよう、事故で渋滞していた国道を避け、地図にものっていないような奥深い森の道を車で飛ばしていた。わき見をしてしまった瞬間、立ち往生していた車に激突、車は大破してしまう。その車は道に張られた有刺鉄線でパンクしていた。車の持ち主たちはキャンプに来ていた若者グループで、クリスは彼らたちと、助けを求めて人家を探すことに。しかし、不気味な視線が森の中から彼らを狙っていた。

【REVIEW】
オープニングで暗示される「近親相姦で生まれた~遺伝子に異常をきたした人間~不気味な姿~強靭な肉体と凶暴性」などの情報、そして増え続ける行方不明者の数。これだけで、映画の方向性はほぼ見えたも同然、脱出不可能な森の奥地に迷い込んだ若者たちに殺人鬼ファミリーが襲いかかります。

人里離れた森の中で、車は壊れて使えず携帯も通じない。仕方なく歩いて助けを求めて進んでいくと、一見廃屋寸前の一軒家を発見。不気味な外観に不穏な空気を感じつつも背に腹は替えられんと、中に入って見たものは―。この辺名作『悪魔のいけにえ』と同じパターンで(人肉ソーセージは作ってませんでしたが)、見てはいけないものを見てしまいます。急いで逃げようとするものの、そこに家主たちが帰ってきます。何とかやりすごそうと物陰に隠れるものの、彼らが目にしたものは、途中ではぐれた仲間の死体!!さらに、その死体が切り刻まれる様を見せ付けられます。この辺の緊張感はなかなかのもの。やっぱり、うさんくさい家には勝手に入らない方が賢明ですね。

その後、からくも脱出したものの、追ってくるやつらに一人、また一人と殺されてゆき、ヒロインも捕まりまたあの一軒家に連れ戻されてしまいます。意を決したクリスはやつらと対峙、勝負の行方は・・・。てな感じですが、ストーリーはいたってシンプルで、一軒家を抜け出してからは、森の中をひたすら逃げる・追いかけるの展開。よくあるパターンなんですが、おもしろいのは追ってくる殺人鬼ファミリーのキャラクター。見た目はフリークスで、会話もしない(できない!?)でうめき声くらいしか発してないんですが、登場する3人の間では意思疎通ができているようで、チームワークで追い詰めてきます。弓矢で正確に射抜いてくるやつ、怪力の大男、身軽で木の上を軽業師のように移動するやつなど、マンガチックでよく出来ています。で、彼らの強さもなかなかのもの。斧で切りつけられても、ドタマを弓矢で貫かれても、車でぶっ飛ばされても死にません。一応、苦しそうにはなりますが、高耐久なやつらです。

しかし思うのは、こういうタイプの映画がつくられるのは、広大な土地を持つアメリカならではのお国柄でしょうか。21世紀になっても、未だに未開発、謎の土地が存在していて、そこに人知れず殺人鬼が住んでいてもおかしくない―そんなリアリティが“知らない土地へ行ったら、どえらい目に遭っちゃった”的ムービーを作らせている様な気がします。

クライモリ01





コメント

  1. リキマル | URL | 1jhbtX.k

    Re: クライモリ

    この作品は大好きです。
    駄作が多い「悪魔のいけにえ」系ホラーの中でも登場キャラの個性が面白く、かなり良く出来た作品ですね。
    冒頭で登場する汚らしいガソリンスタンドの親父も一見フリークス系なので仲間かと思ってましたが。
    出演者の中では「ゾンビ」のリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」では最後まで生き残るカップルが今作ではあっさり殺されてしまうのが意外でした。
    続編も2本が製作され、アメリカでは近々4作目がDVDスルーで登場らしいので国内リリースを待ちたいです。



  2. Aki | URL | -

    Re: クライモリ

    ガソリンスタンドの親父は続編で頑張っていてくれてましたが、やっぱりお仲間だったんですね。
    『ドーン・オブ・ザ・デッド』の女の子は、犬で皆さんに迷惑をかけた報いであっさりやられちゃったのかも。
    血しぶき倍増で、下品なパワー炸裂の続編も個人的には好きです。

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