怒霊界エニグマ

2012年01月10日 07:17

怒霊界エニグマ [DVD]怒霊界エニグマ [DVD]
(2001/01/25)
ジャレッド・マーティン、スージー・ケンドール 他

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【原題名】AENIGMA
【製作】エットレ・スパニョーロ
【監督】ルチオ・フルチ
【脚本】ジョルジオ・マリウッツォ、ルチオ・フルチ
【撮影】ルイジ・チッカレーゼ
【音楽】カルロ・マリア・コルディオ
【出演】ジャレッド・マーティン、・ララ・ナツィンスキー、スージー・ケンドール
1988年/イタリア映画/89分


【STORY】
ボストンの名門校に通う内向的なキャシーは、ある晩同級生たちにいじめられ、あげく車にはねられて昏睡状態に陥る。しかし、復讐に燃えるその魂は転校してきたエバに乗り移り、恨みを晴らしてゆく。鏡から出てきた自分に首を絞められて窒息死する男子教師、博物館の銅像に襲われる女生徒。いじめの中心人物だった同級生には、寝ている間に無数のカタツムリが体を覆い、そのボーイフレンドは首がはねとばされる。

その後、担当医のロバートに恋をしたキャシーはエバの体を使って彼に接近するが、ロバートはすでに恋人がいた。嫉妬に燃えるキャシーの怨念がさく裂する。


【REVIEW】
ルチオ・フルチ晩年のサイキック学園モノ。いじめられっ子の復讐劇、寝たきり状態でのサイコパワーの発動など、『キャリー』や『パトリック』など他の映画から拝借したようなアイデアが散見できるのはご愛敬。さらに言えば、女子寮に転校生がやってくるくだりは『サスぺリア』か『フェノミナ』か、ともかくフルチが学園モノに挑戦したということが意外です。

さて、フルチ監督といえば、何を置いてもゴアシーン。『サンゲリア』『地獄の門』などの突き抜けた残酷描写で熱烈なファンを生んだだけに、どうしても期待されてしまうのはいたしかたない所。で、本作はどうかというと、残念ながらゴア描写はほとんど無し。首チョンパはあるものの、全然血しぶきも飛ばず、殺しの場面も平凡。唯一、カタツムリ女体盛りが生理的に何か訴えかけているくらいか。(それでも、ゴキブリやウジ、タランチュラなんかに比べたら可愛いもんです)「フルチ=残酷」というレッテルが貼られてしまっている以上、それがないとどうしても駄作という評価が下されてしまうのはちょっと可哀そうだが、それを差し引いてもやっぱりイマイチかも。

唯一、残っているのは訳の分からない邦題『怒霊界エニグマ』の“怒霊界”。丹波さんの大霊界というのはありましたが、怒霊界とは一体なんぞや!?


サンゲリア
地獄の門


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