人蛇大戦 蛇

2012年02月05日 20:04

人蛇大戦 蛇 [DVD]人蛇大戦 蛇 [DVD]
(2001/02/25)
リ・エン、リ・ミン・ロウ 他

商品詳細を見る

【原題名】CALAMITY OF SNAKES
【監督】ウィリアム・チャング
【撮影】ウォー・ユン
【出演】リ・エン、リ・ミン・ロウ
1982年/香港=台湾映画/87分


【STORY】
マンション建築現場で大量のヘビが発見された。工事を急がせる社長は殺処分を指示。工夫たちはツルハシやスコップで、社長は自らシャベルに乗ってヘビたちを殺してしまう。直後に、工夫たちの宿を大量のヘビが急襲、工夫たちが犠牲になる。社長はヘビ専門の業者に退治を依頼、倉庫に潜んでいた大蛇も始末して、事態は収まったかのようにみえた。

数カ月後、マンションは完成し、落成記念パーティーが最上階で行われる。手抜き工事で大金が入って来た社長は上機嫌だ。しかし、そのとき大きな揺れとともに、地下駐車場に巨大な穴があく。そこから這い出てきたのは大量のヘビ!実はボス大蛇はもう一匹残っていて、人間に復讐するため仲間を率いてやってきたのだ。マンションはヘビで覆い尽くされ、人々は次々に倒れていく。

【REVIEW】
DVDパッケージの宣伝文句には「10万匹のヘビ!」とあるが、それはいささか誇大気味かもしれない。しかし全編通してうごめくヘビ軍団の姿は、CGにはない生のリアルさに満ち溢れていて、なかなか強烈。長いものや、ウニョウウニョ蠢くものが苦手な人は、それだけでもNGではないでしょうか(名作『スクワーム』と相通じるもんがあります)

手抜き工事を強いられ悩む若手建築士と社長令嬢との恋模様を挟んだり、社長の腰巾着の男のキャラクター(虎の威を買る行動が分かりやすすぎ)で笑いを取ったりもしてますが、見せ場はやはりヘビが人間を襲う場面。大小さまざまなヘビが、ロビーを埋め尽くし、部屋にシャワールームにパーティー会場になだれ込み、人々を飲み込んでいきます。ヘビの動きがやけに素早かったり、まるでスタッフが放り投げてるんかとばかりにジャンプしたりするのは驚きですが、ヘビ軍団に埋もれてもがき回る俳優さんたちを見ると、「よく頑張ってるなあ~」と感心したりもします。

さらに途中で登場するヘビ道士とボス大蛇1号との一騎打ちは圧巻。大蛇が宙を舞い、人間がヘビに噛みつく掟破りな技が炸裂!巨大な尻尾を振り回す敵に人間側はクンフーで応戦と、その異種格闘技ぶりに思わず拍手です。しかしながら、このバトルは割と短時間で終わり、ヘビ道士もこの後は出てきませんでした。残念。

ボス大蛇はさすがに作りものとニシキヘビとを交互に合成して撮影していたようで、香港映画特有のワイヤーワークで自在に飛び回る姿は、ほとんど笑いを取っているのか!?という感じですが、ラスト悪徳社長を道連れに死んでゆくのは敵ながらあっぱれ、です。しかし、切られたり、叩かれたりしてやられるヘビたちが本物なんで、何回も出て来るやられたヘビの姿は強烈。半分に切られたヘビが苦しんで動いていたり、生皮を剥がされたヘビが吊るされていたりと、動物愛護精神の欠片もない描写はトラウマになりそうです。

事態を収拾するために出動した消防隊が消火剤を撒くとヘビたちがおとなしくなるのは疑問ですが、効果が無く暴れ回る大蛇に火炎放射器で応戦するのもある意味すごいです。床とか壁とか燃えてたし、消防士が火事を起こしてもいいのだろうか?ラストも唐突に終わるし、この強引さはさすが香港映画。途中でゴブリンの『ゾンビ』BGMが流れてくるのも驚き。


人蛇大戦 蛇01

人蛇大戦 蛇03

人蛇大戦 蛇02





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/141-62a45355
    この記事へのトラックバック


    最新記事