カルト映画館 ホラー

2012年02月25日 23:54

カルト映画館ホラー

出版社:社会思想社
執筆:永田よしのり、佐藤利明、鷲巣義明、橘風宇
ページ数:263頁
発行日:1995年9月30日
定価:714円(初版は600円の表記なんで、後に価格改定があったのでしょうか)


・名作ホラーの館
 ホラー映画変遷史
 モンスター紳士録

・ホラーカルトの館
 怪奇映画の似合う役者たち

・ホラー監督の館
 日本のホラー映画

・日本怪奇館


今は無き現代思想社が発行していた現代教養文庫から出ていたカルト映画シリーズの1冊。(他には、SF、ミステリー&サスペンス、アクションがラインナップされていた)この出版社名は当時は全く意識していなかったが、調べてみると、その昔流行った“ゲームブック”シリーズも刊行していたんですね。「火吹き山の魔法使い」とか「サソリ沼の迷路」とかにはまって、友達と遊んだ記憶があります。非常に懐かしいです。

さて本作ですが、ホラー映画の長い歴史の中から、名作と呼ばれるもの、カルトホラー、日本のホラーなどに分けて約100本を紹介。吸血鬼・フランケンシュタイン・狼男などの古典から、70年代に大流行したオカルトホラー、ゾンビやスラッシャー系に代表されるスプラッターホラーに、近年主流となったサイコホラーまで、あらゆるジャンルから割とバランスよく紹介されております。

しかし、こういったオールタイムジャンルから100本選ぶとなると、やっぱり著者の好み・偏りも出るわけで(というか、あれもこれも全て収録するわけにはいかないから―)、「あの映画が入ってないじゃん」とか「私ならこの監督ならこれを入れるけどなあ」とかセレクションに不満が出たりします。逆に、自分の判断基準とぴったし合う方が気持ち悪い気もしますが。まあでも、選ぶ基準は人それぞれ、違う視点で見るから自分の知らない作品も紹介されていたりするわけで、新たな発見があったりすると読んでいて楽しいんですよね。異色のオカルト作『センチネル』やイザベル・アジャーニの妖しい魅力炸裂の『ポゼッション』なんかは、ググッときます。『センチネル』は内容の問題もあって、ソフト化は無理なのかなあ。日本ホラーでは、個人的にはやっぱり『マタンゴ』が際立ってます。小学生の頃、怪奇大百科か何かで知って以来、あのビジュアルは今でもトラウマです。





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