ゾンビランド

2012年09月19日 06:25

ゾンビランド [DVD]ゾンビランド [DVD]
(2011/02/04)
ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ 他

商品詳細を見る

【原題名】ZOMBIELAND
【製作】ギャヴィン・ポローン
【監督】ルーベン・フライシャー
【脚本】レット・リース、 ポール・ワーニック
【撮影】マイケル・ボンヴィレイン
【音楽】デヴィッド・サーディ
【出演】ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン
2009年/アメリカ映画/88分


【STORY】
ゾンビウィルスの感染により荒廃した世界。アメリカも例外ではなく、ゾンビに埋め尽くされたゾンビランドと化していた。臆病で引きこもりだった大学生のコロンバスは独自に“生き残るための32のルール”を作って、それを実行し生き延びていた。故郷に向かう途中、コロンバスはゾンビ退治を生きがいにしているタラハシーと出会い、行動を共にすることに。さらに2人は女詐欺師のウィチタとリトルロックと名乗る姉妹と合流、コロンバスの故郷が壊滅したことを知り、4人はゾンビが居ないと噂される遊園地パシフィック・プレイランドを目指すことにする。

【REVIEW】
北米でゾンビ映画の興行収入NO.1を記録したホラー・コメディ。ゾンビ発生後の荒廃した世界を舞台にしながら悲壮感、絶望感はなく、描かれているのは前向きにサバイバルを生き抜く底抜けに明るい主人公たちの行動だ。引きこもりで友人0だったオタクの青年、粗野で乱暴者なヤンキー兄ちゃん、2人で詐欺を働いて生計を立てていた姉妹と、人間社会が成立していた頃でははみ出しものだった彼らが、秩序や倫理が崩壊したことにより自由に生きられる様は何とも皮肉な展開。考えようによっては、ゾンビさえ排除していけば、彼らにとってこんなに生きやすい世界は無いのかも知れない素晴らしい世界なのだ。

この感覚は、ロメロの『ゾンビ』が公開された頃、ショッピングセンター内で自由気ままに贅沢な生活を送る登場人物たちを羨ましいと思った我々の願望を忠実に具現化してくれたようなもの。「ああー、もし明日ゾンビが発生したら、どうやって生き延びようかな~」「俺だったら用意周到に準備して、生き抜く自身はあるぞ!」そんな想像・妄想世界がこの『ゾンビランド』じゃないですか。

だから、ゾンビが襲ってきても死亡する匂いは全然しないし、暗い雰囲気も微塵も無い。こんなゾンビワールドなら、今生きているギスギスした人間社会よりも、よっぽど生きていることを実感できそうと考えてしまいそう。この辺花沢健吾の「アイアムアヒーロー」の三谷のセリフと合致します。現実社会に適応できないなら、いっそ秩序が崩壊した世界の方がよっぽど魅力的なんだよ、と。そこまで思えない人は、まだまだ今の生活に満足いっている証拠かもしれません。



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/186-4df01a20
    この記事へのトラックバック


    最新記事