吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー

2012年09月17日 10:37

吸血処女イレーナ 

【原題名】EROTIC KILL/LES AVALEUSES/FEMALE VAMPIRE
【監督】J・P・ジョンソン
【撮影】ジョアン・ヴィンセント
【音楽】ダニエル・ホワイト
【出演】リナ・ローメイ、アリス・アルノ、ジャック・テイラー
1973年/フランス・スペイン映画/82分


【STORY】
カールスタイン伯爵家の最後の一人イレーナは、引き継いだ別荘のあるリゾートアイランドにやってきた。彼女がこの島に来てから、奇妙な殺人事件が続発する。血を吸い取られた死体から、検死を担当したロバ―ツ博士はヴァンパイアの仕業だと主張するが、警察は信じようとしない。イレーナが怪しいと睨んだ博士は、単身彼女の屋敷に忍び込む。


【REVIEW】
スペインの多作監督ジェス・フランコの女吸血鬼もの(監督名は変名)。フランコの撮る映画はエロとグロをフューチャーしたものが多いようですが、本作はエロティックな部分が前面に押し出された1本。漆黒のマントに革ベルト1本だけで登場するオープニングから最後まで、ほとんど全編脱ぎっぱなしのリナ・ローメイ演じるイレーナが妖しい魅力を振りまいて人々を毒牙にかけていくわけですが、吸血シーンが無かったらほとんどポルノとしか見えない内容。男女を問わず、性交したあと血を吸い上げる場面しか出てきません。途中出て来る警察も全く捜査してなさそうだし、イレーナに迫る博士も、彼女の従者を殺すだけで、結局何もせずじまい。ストーリーは有ってないような感じだ。逆に考えれば、彼女の魅力を味わうためだけに作られた映画なのかもねー。

この映画、実はバージョンが2つほどありまして、エロティックな場面をカットしてリナ・ローメイが首筋に噛みつくソフトバージョンと、被害者の性器から吸血するえげつないシーンを含めたエロ全開のハードコアバージョンが存在。前者は吸血後血が滴っている描写がホラー度を感じさせますが、後者は流血シーンがほとんどなく、字幕がなかったらただの洋ピンにしか見えないでしょうなあ。日本でも後期に出た無修正版は、このハードコアバージョンになっているので、ローメイ嬢の魅力を余すことなく存分に味わえると思います。

イレーナ01

イレーナ02

イレーナ03





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