ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士

2012年10月09日 20:10

【原題名】LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES
【製作】ソーレン・スタルモス
【監督】ダニエル・アルフレッドソン
【脚本】ウルフ・リューベリ
【撮影】ペーテル・モクロシンスキー
【音楽】ヤコブ・グロート
【出演】ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、アニカ・ハリン
2009年/スウェーデン・デンマーク・ドイツ/148分


【STORY】
宿敵であり父親でもあったザラチェンコと対決したリスベットは瀕死の重傷を負い、病院へ運び込まれる。その頃、ソ連から亡命してきたスパイだったザラチェンコを利用してきた秘密組織のグループが、自分らの存在が明るみになるのを防ぐため、関係者の抹殺を企てる。さらに、組織はザラチェンコへの殺人未遂容疑をかけられたリスベットの裁判を操作し、再び彼女を精神病院へ閉じ込め口封じを画策する。彼女を助けたいミカエルらは数少ない味方を集めて、裁判へ望む。

【REVIEW】
ミレニアム・シリーズ3作目。最後ということで、リスベットの過去の謎、敵対する秘密組織らとの関係が明かされていきます。そして、前作で重傷を負ったリスベットは前半は病院のベッドの上、後半は回復して超絶パンクファッションに身を包んで法廷での戦いに臨みます。圧倒的不利な立場からも、諦めずに奔走するミカエルら仲間たちが敵の証拠を掴んで逆転勝訴するくだりは爽快。やっぱり、悪いやつらには正義の鉄槌が下されないとね。

今回は、リスベット本人よりも、彼女を助ける仲間たちの姿が印象的。ミカエルはもとより、弁護を担当したミカエルの妹や、ハッカー仲間の疫病神、そして病院の担当医。特にこの担当医がイイ人で、悪い奴らは追い返すし、携帯端末は使わせてくれるし、「ピザが食べたい!」と言えば宅配頼んでくれるし。その働きっぷりはナイス過ぎです。

シリーズの中では1作目と比べると、スケール感に欠けるような気もする2・3作目ですが~秘密組織が意外と弱いというか、あんまり怖くないというか。もうちょっと、この辺でアクションがあっても良かったと思います~、まあでも、法廷での静かな戦いも悪くは無い。ハリウッド映画に見られるダイナミックさ、映画ならではの迫力が感じられないのも、弱点と言えそうですが、デビッド・フィンチャーによるリメイク作はどうなっているんでしょうか。機会があれば、こちらも是非見比べてみたいです。

最後、ミカエルとリスベットのどこかぎこちない別れが、微笑ましくもなんとも切ない。原作者はすでに亡くなっていて、シリーズの続行は難しいかも知れませんが、この2人の物語の続きをまた観てみたく思います。





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