死霊のはらわたⅡ

2013年01月03日 21:12

死霊のはらわた2 [DVD]死霊のはらわた2 [DVD]
(2012/10/24)
ブルース・キャンベル、サラ・ベリー 他

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【原題名】EVIL DEAD2 DEAD BY DAWN
【製作】ロバート・G・タパート
【監督】サム・ライミ
【脚本】サム・ライミ、スコット・スピーゲル
【撮影】ピーター・デミング
【音楽】ジョセフ・ロドゥカ
【特殊メイク】マーク・ショストロム
【出演】ブルース・キャンベル、サラ・ベリー、ダン・ヒックス、キャシー・ウェズリー、リチャード・ドメイヤー
1987年/アメリカ映画/81分


【STORY】
山奥をドライブ中のアッシュとリンダは、人気のない山小屋でテープレコーダーを発見する。それは、死の世界とこの世を結ぶ「死者の書」を研究していた学者が吹き込んだテープで、再生された呪文で森から死霊が甦り、リンダがゾンビと化す。アッシュは襲いかかってくるリンダの首を跳ね飛ばし、埋葬するが、再び這い出てきたリンダに噛まれて右手に死霊が乗り移ったため、チェーンソーで自分の手首を切断する。

その頃、山小屋で研究していた両親を訪ねてアニーと恋人のエドらがやってくる。彼女は「死者の書」の失われていた部分を見つけ持ってきたのだった。小屋に到着し、アッシュと合流するが、地下からゾンビ化した母親が出現、エドも死霊に乗り移られ、アッシュらに襲いかかる。


【REVIEW】
前作と同じプロットを使った正式な続編。同じ山小屋を舞台に、今回はアッシュとリンダの二人だけで登場。テープを再生→死霊がリンダに乗り移ってゾンビ化→翌朝、小屋の外で死霊が猛スピードで襲いかかってくる、ところまでを端折って、そこから物語はスタート。前作がやりすぎて笑ってしまうほどの残酷描写がウリのスプラッターだったのに対して、Ⅱは笑いと恐怖が絶妙にブレンドされた極上のスラップスティック・ホラーに仕上がっている。1作目の汚らしいドロドロのゴアシーンは少し影をひそめて~その辺、ヒットしたことにより、メジャーを意識したのか~、それよりもパワフルなコメディ描写が楽しい。その最たるものが、B・キャンベルの体を張った演技の数々で、自分の手と格闘したり、ポルターガイスト現象と繰り広げる一人芝居なんかは、爆笑必死でしょう。

ガチガチの恐怖映画を期待して観たら少しがっかりするかもしれませんが(期待して劇場まで見に行った自分がそうでした)、改めて見直すと、映画としての出来はこのⅡの方がバランスはいい。つまり、エンタテイメントとしてよくできているのだ。レミントン銃とチェーンソーで武装したアッシュのヒーローぶりも純粋にカッコいいし、死霊との戦いもバラエティに富んでいておもしろい(首が伸びて襲ってくるところとかね)。おそらく、ライミのやりたいことを存分に詰め込んでいるはずだけど、決して自己満足に陥っておらず、娯楽映画として成立しているのが素晴らしいと思えます。

1では死者の書を燃やして終わりだったけど、Ⅱでは死霊をあの世まで吹き飛ばす呪文を唱えることで解決しようとします。しかし、死霊だけでなく、アッシュも時空の彼方へ吸い込まれていき、たどり着いたのは中世の世界。人々を苦しめる死霊を銃でぶっ飛ばして英雄扱いされて終わりますが、真の活躍は、3作目の『キャプテン・スーパーマーケット』で描かれます。

EVIL DEAD2 01

EVIL DEAD2 02

EVIL DEAD2 03




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