0:34  レイジ34フン

2013年04月21日 22:04

レイジ34フン 01
【原題名】CREEP
【製作】ジェイソン・ニューマーク、 ジュリー・ベインズ
【監督】クリストファー・スミス
【脚本】クリストファー・スミス
【撮影】ダニー・コーエン
【音楽】ジ・インセクツ
【出演】フランカ・ポテンテ、ショーン・ハリス、ヴァス・ブラックウッド
2004年/イギリス=ドイツ映画/85分


【STORY】
地下鉄のホームでうたた寝してしまったケイトは最終電車に乗り遅れ、一人駅構内に取り残される。駅の出口も封鎖されていて、このままでは朝まで待つしかない。途方に暮れる彼女は、そのときホームに電車が入ってくるのを見て、それに飛び乗った。電車は無人でほどなくして止まってしまう。不審に思う彼女は運転室に向かうが、運転手は何者かによって惨殺されていた。その後も、ケイトの同僚の男性、若いカップル、警備員たちも次々に殺されてゆく。悪夢のような地下構内で彼女は生き残れるのか―。

【REVIEW】
地下鉄駅構内に取り残された女性が経験する恐怖の一夜を描いた、ユーロ発ホラー。パッケージもそうだが、映画の前半は電車~駅構内での場面が続くが、そのあとは地下通路やそれにつながる下水道、廃病院跡みたいなところでのシーンが主体。逃げても逃げても、執拗に追ってくる殺人者とのバトルが最後までなかなか見応えがあります。演出は悪くないです。

でも、シナリオはけっこう???な感じで、突っ込みどころは満載(やっぱり!)。途中で犯人が姿を現してくれるんですが、コイツが人を殺す動機や、なんでこんなとこに住んでいるのかは説明なし。下水道内のプールに檻があって、そこに生存者を捕獲してたりするのだが、なんでそんなことをしているのかは分かりません。(あとで食すのだろうか?)また、唯一の出生を匂わせる病院施設では彼の子どもの頃と思われる写真が出てきますが、それ以上は分からないので、彼が手術台に乗せた女性を手術のマネをして殺すシーンも意味が理解できない。想像するに、この施設で育った彼はフリークスとして成長し、病院が廃墟となった後もひっそりと生き続け、やってくる人間を狩っていたいた―そんなところでしょうか。まあ、ありきたりといえば、ありきたりな話です。

主人公のお姉ちゃんにもあんまり感情移入ができないのも残念。キャーキャー逃げ惑うだけで、犯人と対決することもしないし、他人を頼ってばっかりだし。ホラーヒロインとしては、後半反撃に転じて頑張ってほしかったですね。まあ、彼女に襲われる原因はないんで不幸といえば不幸だけれども。最初、ホームレスに物乞いされて無視したのに、ラスト呆然として早朝のホームに座っていると、ビジネスマンから小銭を恵んでもらって(ホームレスと間違われて)終わるのは、なんとも皮肉な感じ。でも、いいじゃないか、命だけは助かったんだしね。というわけで、ビッチなお姉ちゃんが遭遇する地下での恐怖の一夜的な話ですが、イマイチな出来栄えといい、なんとなく『カタコンベ』を思い出しました。レンタルして観るくらいなら、損はしないでしょう。


レイジ34フン 02

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