ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド

2010年09月13日 22:51

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド01
【原題名】NIGHT OF THE LIVING DEAD
【製作】ラッセル・ストライナー、カール・ハードーマン
【監督】ジョージ・A・ロメロ
【脚本】ジョン・A・ルッソ
【原案】ジョージ・A・ロメロ
【撮影】ジョージ・A・ロメロ
【特殊効果】レジス・サービンスキー、トニー・バンタネロ
【出演】デュアン・ジョーンズ、ジュディス・オディア、キース・ウェイン、ジュディス・リドリー
1968年/アメリカ映画/96分


【STORY】
兄のジョニーと共に母親の墓参りに訪れたバーバラ。突如、不審な男が現われバーバラに襲いかかる。止めに入るジョニー。怪しい男はジョニーを殺して彼女にも襲いかかる。半狂乱になったバーバラは必死で逃げ、とある一軒家に逃げ込む。彼女に続いてそこに逃げ込んできた黒人青年のベン。彼の話しでは、街はパニックに陥っているという。やがて、一軒家にも次々に怪しい影が集まりつつあった。

【REVIEW】
言わずと知れた、マスター・オブ・ホラー、ジョージ・A・ロメロの商業デビュー作。“噛まれると感染し、ゾンビの仲間入り”“頭を破壊しない限り死なない”“人肉を求めて襲いかかる”、など、モダンゾンビの定義付けした作品としても、ホラー映画の歴史にその名を刻んでいます。

物語は終始、逃げ込んだ一軒家で展開。先に隠れていた生存者とともに、脱出できないか模索する。探しているとTVもあり、外の世界の情報も得ることができる。そんな状況下で、生存者同士の対立があり、決死の脱出を試みたりと、モノクロの映像下で渋いストーリーが展開されます。時代が時代なだけに血みどろのシーンなんかは、ほとんどないが、サスペンスが終盤まで持続するのは、ドキュメンタリーなどを多く手掛けていたロメロの手腕によるところが大きい。とはいえ、人が人を喰らうというのは、当時としてはかなりショッキングであったと思うが。

今では古典的な名作としてその位置はゆるぎない『ナイト~』。だが、公開当時の評判は芳しくなく、興行成績も今一つ。徐々に評価が高まったのは後年で~日本でも劇場未公開~、ダリオ・アルジェントの協力を得て完成させた続編の『ゾンビ』の大ヒットでロメロの名は世界に広まることに。シリーズは85年の『死霊のえじき』で、一応の完結を迎えるが、ファンの期待に応えて、ロメロは近年『ランド・オブ・ザ・デッド』を発表することに。以後、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』『サバイバル・オブ・ザ・デッド』とコンスタントにゾンビものを作っています。

1998年には、30周年記念バージョンが製作された。これは最初に甦ったゾンビがレイプ犯で、処刑された後、埋葬寸前で生き返るオープニングと、噛まれたもののゾンビ化せずに生き延びた神父がインタビューに応じるエンディング、そしていくつかのゴアシーンが追加されている。しかし、どのシーンも無くてもそれほど問題なく、逆にオリジナル版のショッキングな終わり方が薄れてしまっていて、全くもってイケてないバージョンになってしまっている。心あるファンから総スカンを喰らったというのもしょうがないでしょう。それくらい、オリジナルが完成度が高かったということなのだ。





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