96時間

2013年06月24日 00:23

JOJOの作者である荒木飛呂彦の著書『奇妙なホラー映画論』の続編、『超偏愛!映画の掟』が先月発売されました。1冊目はタイトル通りホラー映画論で、続くこの2冊目のテーマはサスペンス。おもしろい映画には必ず“サスペンスの鉄則”というものがある・・・というのが荒木氏の持論のようで、この冒頭で紹介されているのが、『ヒート』と『96時間』。


開始5分で泣かせる“男泣きサスペンスの傑作”とまで書かれてあるので、未見だった私は見てみることに。おりしも、この金~日曜日にTSUTAYAで旧作100円キャンペーンもやっていて、「レンタルならまあいいか」と思い、レンタルして観ることにしました。

STORYは―、リーアム・ニーソン演じる元CIAの工作員が、人身売買組織に誘拐された娘を救出するというもの。映画の最初の部分では、離婚して妻と娘とも離れて一人さびしく暮らすニーソンが、すごく哀れな中年男性として描かれていて、子供のいる男性なら思わず涙を禁じ得ないオープニングなんですが、その目に入れても痛くない娘が誘拐されてからはガラリと豹変します。元工作員のスキルを発揮して、少ない情報から犯人の痕跡を洗い出し、手段を選ばず、時には法を犯してでも、追い詰めていく様がスピーディーに展開してゆくあたりはよくできています。このあたり、最初のダメ親父像とのギャップがありすぎて、いや、だからこそスカッとするのかもしれませんが、楽しいです。でも、悪いやつとはいえバンバン殺しまくってるし、無関係の人間も銃で撃ってるし、公道を猛スピードで逆走しまくってるし、無事娘を救出したとはいえ、何のお咎めもないというのは都合良過ぎでは!?という疑問も残ったりもしましたが。

そんでもって、最後にニーソンの娘も含めた数人をオークションで落札した金持ちの船で、ラストバトルが繰り広げられるわけですが、富豪親父のボディーガード役のアラブ系の美形兄さんとの肉弾戦で、なぜかデジャブ感が・・・。思い返すと何のことはない、このシーンだけ、たまたまTVのチャンネルを回していた時に目に留まって観ていたのでした。その時は映画のタイトルも何も知らなかったんですが、このシーンだけは覚えてました。というわけで、偶然にもその映画と繋がっていたということで、ちょっとスッキリした日でした。




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