女優霊

2013年09月01日 00:51

女優霊 [DVD]女優霊 [DVD]
(2010/11/26)
柳ユーレイ、白鳥靖代 他

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【製作】仙頭武則、 小林広司、 柘植靖司、 大澤茂樹
【監督】中田秀夫
【脚本】高橋洋
【撮影】浜田毅
【音楽】河村章文
【出演】柳ユーレイ、白島靖代、石橋けい、大杉漣
1996年/日本映画/76分


【STORY】
新人監督の村井は自身の監督デビュー作の撮影中に別の映像が紛れていることに気付く。それは、過去の未現像フィルムのようだったが、村井は子供の頃にテレビで見た記憶があった。それ以降、撮影所では奇妙な出来事が起こる。誰も居ない廊下で聞こえる声、窓に映る白い服の女の影、そして撮影中に起きた女優の転落死。やがて、村井はフィルムに映っていた女優が過去に撮影所で転落死していたことを知る。


【REVIEW】
リング』から遡ること2年前、中田秀夫と高橋洋の同コンビによる作品。作中の設定にある新人監督のデビュー作撮影中の出来事と同じように、中田秀夫もこの作品が映画デビュー作だった。

昼間でも薄暗い映画撮影所、不気味な未現像フィルム、そして幽霊のビジュアル。日本が本来持ち合わせていたホラー的な(怪談というか)要素を詰め込んだ教科書的な内容は、今見ても悪くない雰囲気。ただ、惜しむらくは全体的に地味な感じと、肝心の幽霊が姿を見せるクライマックスが思いのほか怖くないこと。この辺を反省からか、その後作られた『リング』では貞子の見せ方、登場の仕方は工夫されていて、公開当時はそのショックさが話題になったものでした。この貞子は、今見てもやっぱり怖い。それ位、インパクトは絶大でした。本作『女優霊』の幽霊も長い黒髪、白い洋服と、幽霊の定番のビジュアルであり、貞子のスタイルもこのとき出来上がっていたのかもしれません。

全体的に地味と言いましたが、じわーっと残る怪談的なおどろおどろしさは悪くありません。こういうのと比べると、『貞子3D』はやっぱりホラーじゃないですね。ただのアトラクション映画です。
女優霊01

女優霊02





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