スクワーム

2010年10月13日 22:50

スクワーム01
【原題名】SQUIRM
【製作】ジョージ・マナス
【監督】ジェフ・リーバーマン
【脚本】ジェフ・リーバーマン
【撮影】ジョセフ・マンジーン
【音楽】ロバート・プリンス
【原作】リチャード・カーティス
【出演】ドン・スカ―ディノ、パトリシア・ピアシー、R・A・ダウ、ジーン・サリバン
1976年/アメリカ映画/93分


【STORY】
1975年9月、ジョージア州の海辺の小さな町フライ・クリークでは未曾有の集中豪雨で高圧電線が切断され、大量の電気が地中に放電された。一夜明け、ジェリーは隣人のロジャーから養殖場のトラックを借り、ニューヨークから訪ねて来る恋人のミックを迎えに行く。トラックには養殖されている10万匹のゴカイが積まれていたが、ジェリーたちが帰ってきた後、ゴカイは全て消えていた。

ジェリーに横恋慕するロジャーは、釣りに行った途中でジェリーに想いを告白、迫るが彼女に拒否され、倒れた拍子に餌のゴカイに襲われる。凶暴化したゴカイはロジャーの顔面に喰らいつき、ロジャーはもがきながら森へ消えて行った。

その頃、街でも被害が続出。ロジャーの父親もゴカイにはらわたを喰われ、水道やシャワーからもはい出てきたゴカイはやがて街全体を飲み込んでいく。ジェリーの一軒家にもゴカイは押し寄せ、母親も犠牲になる。ゴカイの洪水に2階へ逃げこむジェリーとミック。そこに狂ったロジャーが襲いかかってきた。ロジャーとミックはもつれあい、ロジャーはゴカイの渦に転落し、沈んでいった。

夜が明け、目を覚ますと、電力会社の社員が復旧したことを伝えにきた。大量のゴカイの姿はなく、静かな風景が戻っていた。しかし、街の住民の姿も消えていた―。


【REVIEW】
70年代に量産された動物・昆虫パニックもの。特に、大量の虫が出て来るタイプの映画はそれだけでも恐怖ですが、本作の主役はうにょうにょと蠢くゴカイ!同類の映画で『ミミズバーガー』なんてのもありますが、長くてうねる生き物は、それだけで生理的に来るものがありますね。タイトルのスクワームは、ミミズなどがのたくって這うという意味で、クライマックスのゴカイの洪水は吐き気をもよおす出来栄えです。(鑑賞後、スパゲッティは当分ノーサンキューですね)

ほとんど無名の俳優陣の中で、主役はやっぱりゴカイ!特別に調教されたゴカイのアップ映像なんかも織り交ぜ、CGの無かった時代の工夫を感じさせます。量で攻めて来る気持ち悪さは、『クリープショー』第5話のゴキブリの大群といい勝負ではないでしょうか。さらに、特殊効果でリック・ベイカーも参加。皮膚に食い込むゴカイのメイクなんかは出色の出来で、さすが!です。ロジャーが襲われるシーンはトラウマ必至の名シーンですね・・・。




コメント

  1. たかひろ | URL | -

    僕はCG否定派です

    これはテレビで観ました。
    ロジャーが襲われるシーンはホラー映画のツカミとしては最高ですね。
    アメリカは本当に大群物が好きだし、撮るのが上手いですね。僕は邦画では黒澤明が好きなのですが、「8月の狂詩曲」で、蟻が一列に這うシーンを撮る為に並々ならぬ苦労が在った事を知って驚きました。

    インディ・ジョーンズの最新作で人喰い蟻が登場しましたが、CG処理されてたので恐さが全然伝わりませんでした。あれならば、松竹の「昆虫大戦争」のアニメで描かれた昆虫の大群の方がまだマシです。

    「クリープショー」、「リック・ベイカー」…懐かしいなぁ(笑)

  2. Aki | URL | -

    Re: スクワーム

    CGは確かに画期的だし、必要な技術だとは思いますが、完全というわけではないですよね。実写と巧みに合成したものや、ストップモーション・アニメなんかのカクカクした動きも味があって、個人的には大好きです。CGオンリーではなくて、場面場面で一番いい効果の出る技術を使い分ければ、いいと思いますけどねえ。

    小学生の頃はアニマル・パニックものがよくTV放映されていて楽しみの一つでした。恐かったのは『燃える昆虫軍団』とか『巨大クモ軍団の襲撃』とか。(どちらも、昆虫・軍団ですね)多足の節足動物が大挙して襲ってくるのを想像するだけで、背筋が・・・寒くなります。う~ぶるぶる。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/32-040f39d4
この記事へのトラックバック


最新記事