巨大クモ軍団の襲撃

2014年12月05日 00:28

巨大クモ軍団の襲撃01

【原題名】KINGDOM OF THE SPIDERS
【製作】イゴー・カンター、ジェフリー・M・スネラー
【監督】ジョン・“バッド”・カードス
【脚本】リチャード・ロビンソン、アラン・ケイルー
【撮影】ジョン・モリル
【音楽】イゴー・カンター
【出演】ウィリアム・シャトナー、ティファニー・ボーリング、ウディ・ストロード
1977年/アメリカ映画/95分


【STORY】
アリゾナ州の田舎町、獣医のハンセンのもとに農家のコルビーから牛が不審な死に方をしたとの連絡が入る。ハンセンは牛の血液を研究所へ持っていき調べてもらうと、大量のクモの毒が原因だと分かる。農場の裏手にクモの巣があることを発見したコルビーはガソリンで焼き払うが、クモの群れはすでに町の方まで浸食し始めていた。


【REVIEW】
当ブログでは『魔鬼雨』に続いての出演となるウィリアム・シャトナーの『巨大クモ軍団の襲撃』。タイトルから当時流行っていた巨大生物ものを想像してしまうが、実際に出てくるのはちょっと大きなタランチュラサイズのクモたち。しかし、その数や半端ではなく、何千・何万ではないかというクモが大量に出演、当然CGなんぞはないのですべて本物、俳優さんの顔やら頭やら体中にへばりついていて、なかなかの気持ち悪さ加減です。TV放映で何回か観た当時は私も小学生で、クモはゴキブリの次に苦手だったので、大量のクモ軍団にかなりやられながら観ていました。特に後半、クモに糸でぐるぐる巻きにされてミイラパッケージ状態で死んでいる人間にクモがたかっているシーンは、脳裏に焼き付いてしばらく離れなかったトラウマ映像です。


クモが狂暴になって大量に襲ってきたのは、農薬を撒きすぎたのとクモの天敵の小動物を駆除してしまったのが原因。それにしても、こんなに大発生するまで誰も気付かなかったのか、ちょっと疑問に思ったりもするが、今でも虫の大発生ってちょくちょくニュースになったりするし、有りえないわけではないかもね。あと、今見直してみると、サスペンスの積み重ねが今一つでそれほど怖い感じがしなかったことに気づきました。要所要所でクモに襲われるショックシーンはあるんだけれども、その間があんまし緊迫感が無くて、盛り上がりに欠ける感じです。それでも、後半町にクモがなだれ込んで住民がパニック状態になって保安官のパトカーを取り囲んで「助けてー!」という場面は、定番の流れながら楽しい。さらに貯水タンクみたいなのが倒れてきて下敷きになって死んじゃうあたりも、ツボを押さえていて悪くないです。


ラスト、夜が明けて立て籠もっていた家の中から外をのぞき込むと、街全体がクモの糸に覆われていて真っ白になっている終わり方はなかなかセンセーショナル。そんなにクモ糸出せるの!?という素朴な疑問も湧いてきますが、ここは素直に人間の敗北で終わるという後味の悪いエンディングが残す余韻に浸りたいですね。



巨大クモ軍団の襲撃02






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