ムカデ人間

2014年12月18日 22:09

ムカデ人間 [DVD]ムカデ人間 [DVD]
(2012/02/03)
ディーター・ラーザー、北村昭博 他

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【原題名】THE HUMAN CENTIPEDE (FIRST SEQUENCE)
【製作】イローナ・シックス、トム・シックス
【監督】トム・シックス
【脚本】トム・シックス
【撮影】グーフ・デ・コーニング
【音楽】パトリック・サヴェッジ、オレグ・スピース
【出演】ディーター・ラーザー、アシュリー・C・ウィリアムズ、アシュリン・イェニー、北村昭博
2009年/オランダ映画/90分


【STORY】
かつて、シャム双生児の分離手術で名を馳せた外科医のヨーゼフ・ハイター博士は引退後、今度は分離ではなく生物を繋げて一つに融合することを夢見ていた。3匹の犬の実験で成功した博士は次は人間で実行しようと決意。獲物を物色にかかる。
ある雨の晩、アメリカ人旅行者のリンジーとジェニーはドイツで車で移動中、森の中でパンクしてしまう。夜中で人気も無いため、助けを呼ぼうと彷徨って、森の中に一軒家を発見する。車の修理に来てもらおうと、その家のドアをノックして出てきたのは、ハイター博士だった。博士は、2人が旅行者であることを知ると、睡眠薬入りの水を飲ませて地下室に監禁、さらに別の日本人男性も誘拐してきて、3人を結合しようと試みる。



【REVIEW】
ジャンル分けするとホラー映画になるんだろうけど、かなりの異端児で、まさにカルト映画。そして、マッド・サイエンティストが出てくる映画は数多くありますが、この博士のキャラクターもかなり逝っちゃってます。手術を行う前、さらってきた3人を前に画期的な手術内容であると大真面目に説明する割に、なんとも適当なイラスト(人間がワンワンスタイルで繋がっている、とても雑な絵・・・)が拍子抜け、更に肝心の接合手術も口と肛門を外科処理しただけで、これもテキトーすぎ。何が画期的なのかさっぱりです。だが、それだけにこんなことを大真面目にやっている博士の異常さは格別。いかにも堅物の風貌と、人間味ゼロの雰囲気が寒気すら感じさせて、キャラクター的には大成功だと言えます。

ただ、映画的には平たんな作りで、最後に警察にばれちゃって踏み込まれるまでは、ひたすら繋げたムカデ人間と戯れる日々が流れていきます。その静かな時間の経過が、ある意味すごく不気味で気持ち悪い。当然、罪もなく手術されてしまった被害者の姿があまりにも哀れで、後味の悪さも格別。日本人的には、先頭の日本人俳優の関西弁丸出しのセリフが時には笑いを誘いますが、やっぱりブラック。話題作りに見てみるのはありでしょうが、もう一回見たいかと言えば、かなり微妙・・・。でも、こんな映画でもすでに続編が公開されていて、さらに3部作の構想にもなっているとか。ある意味、感心。
それだけ観たい人がいるってことなんでしょうが。

ムカデ人間01

ムカデ人間02





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