マーダー・ロック

2010年10月18日 16:06

マーダ―ロック01
【原題名】MURDER ROCK
【製作】アウグスト・カミニ―ト
【監督】ルチオ・フルチ
【脚本】ルチオ・フルチ、ジャンフランコ・クレリチ、ヴィンセンツォ・マンニーノ、ロベルト・ジャンヴィッティ
【撮影】ジョセッぺ・ピノリ
【音楽】キース・エマーソン
【出演】オルガ・カルラトス、レイ・ラヴロック、クラウディオ・カシネッリ、コシモ・シニエリ、ジョセッぺ・マンアイウオロ
1985年/イタリア映画/89分


【STORY】
ニューヨークのアーツ・フォー・リビングセンター。ブロードウェイを目指す若者達が、新作ミュージカルの舞台を目指し、練習に励んでいた。そんな中、殺人事件が発生、被害者はレッスンに通う女生徒で、鋭利で長いピンのようなもので心臓を貫かれていた。警察はセンター内部の人間の犯行ではないかと疑うが、犯人を特定できぬまま、第二第三の殺人事件が起きる。手口はいずれも同様の凶器によるものだった。

その頃、スクールの女教師のキャンディスはたびたび見る悪夢に悩まされていた。ある日、悪夢の中で襲いかかってくる男と瓜二つの人物を見かけた彼女は、その男に接近する。その男の名はジョージといい、売れない俳優だという。キャンディスは夢で出会ったこの男が、事件の犯人だと確信するが・・・。


【REVIEW】
「イタリア・ホラーの帝王、ルチオ・フルチが放つスプラッター・スリラー」というふれこみで観ましたが、肝心のスプラッター描写は控えめなサスペンスもの。犯人はクロロホルムを嗅がせて眠らせたあと、長いピンを胸に突き立てて、心臓を貫く!のですが、流れる血の量もわずかで、一連のフルチのゾンビものを経験した後では、なんとも物足りない。同じニューヨークを舞台にしたサスペンスもの『ザ・リッパ―』と比較してもゴア度は低めだ。本格的なスリラーを目指してあえて控えたのかもしれませんが、いかんせん犯人捜しのサスペンス構成が弱いので、なんともどっちつかずな印象になってしまっているのは残念。ラストの犯行の動機が分かるところはいいのですが、被害者たちはとばっちりで殺されたようなもんで、なんとも釈然としないものが残ります。

舞台がダンススクールということで、レオタード美女がわんさか出演。被害者もキレイなオネエチャンばかりで、この辺はフルチ先生もツボを押さえています。『サンゲリア』にも出ていたオルガ・カルラトスが女教師役、夢の中の殺人者ジョージで『悪魔の墓場』のレイ・ラヴロックが出ております。音楽のキース・エマーソンも今となっては懐かしですね。





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