ダリオ・アルジェントのドラキュラ

2015年04月16日 00:36


ダリオ・アルジェントのドラキュラ [Blu-ray]ダリオ・アルジェントのドラキュラ [Blu-ray]
(2014/07/02)
トーマス・クレッチマン、アーシア・アルジェント 他

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【原題名】DRACULA 3D
【製作】ジャンニ・パオルッチ、ロベルト・ディ・ジローラモ
【監督】ダリオ・アルジェント
【脚本】ダリオ・アルジェント、エンリケ・セレッソ、ステファノ・ピアーニ
【撮影】ルチアーノ・トヴォリ
【音楽】クラウディオ・シモネッティ
【出演】トーマス・クレッチマン、ルトガー・ハウアー、アーシア・アルジェント、マルタ・ガスティーニ、ウナクス・ウガルデ、ミリアム・ジョヴァネッリ
2012年/110分/イタリア・フランス・スペイン映画


【STORY】
トランシルバニアのパスブルクという小さな村のはずれにある城にやってきたジョナサン。彼は、この城の主ドラキュラ伯爵の膨大な蔵書を整理する職に就くためやってきた司書だった。その後、遅れてやってきた妻のミナはこの地でジョナサンが行方不明になっていることを知らされる。実は、ジョナサンを雇ったのはミナを呼び寄せるのが目的で、彼女はドラキュラ伯爵の亡き妻と瓜二つだったのだ。伯爵は村の邪魔者を次々に抹殺し、ミナを手に入れようとするが、彼を追ってきたヴァン・ヘルシング教授と対決することになる。


【REVIEW】
なんと、アルジェントがあのドラキュラを題材に製作したゴシック・ホラー。原題にあるように3D映画として製作されているため、夜の場面が多い中異様に明るい画面つくりになっていて、なんだか大人のお伽話を見ているかのような感じの映画。それが違和感に感じると言えば感じるし、もともと『サスぺリア』や『インフェルノ』なんかも独特のカラー画面だったのを思うと、「これもありかな」と思ったりもします。だから、ホラーテイストは低めかな・・・と思って見ていると、途中で集会を開いている村人を皆殺しにする場面があったりして、首は飛ぶし、胴体串刺しはあるし、血しぶきは結構飛んでいて、この辺微妙にスプラッタしております。それ以外は残酷度は低めです。

ストーリーは基本ドラキュラ伯爵対ヴァン・ヘルシング教授なんですが、ところどころアルジェント流の味付けがされていて、それがプラスなのかマイナスなのかは見る人次第でしょう。ドラキュラの部下は何人か居るんですが、皆簡単にやられちゃったり、最後の対決もあっさり終了。なので、いささか盛り上がりに欠けます。あと、特殊効果をCGで表現しているものの、この出来の悪さが作品の質を下げている原因ではないかと思えるくらい、不自然です。特に巨大カマキリが襲ってくるシーンは笑いを取りに来ているとしか思えない悲しさがありました。あれはいかんよね。

とまあ、映画自体の出来栄えはもう一つですが、出演者はなかなか豪華。トーマス・クレッチマンとルトガー・ハウアーの2人は存在感があってよかったが、絡んでいる場面が少なかったのが残念。ヒロインのマルタ・ガスティーニは綺麗だし、最初に襲われて吸血鬼になるミリアム・ジョヴァネッリの巨乳っぷりも見応えたっぷり。鉄板のアーシア・アルジェントの出演も安心感があります。ともあれ、アルジェントファンのためのドラキュラ映画として考えれば、見て損のない作品ですね。

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