ザ・ベイ

2015年05月20日 22:10

ザ・ベイ01

【原題名】THE BAY
【製作】バリー・レヴィンソン、ジェイソン・ブラム、スティーヴン・シュナイダー、オーレン・ペリ
【監督】バリー・レヴィンソン
【脚本】マイケル・ウォラック
【撮影】ジョシュ・ナスバム
【音楽】マーセロ・ザーヴォス
【出演】ウィル・ロジャース、クリステン・コノリー、ケッテル・ドナヒュー、フランク・ディール
2012年/アメリカ映画/84分


【STORY】
チェサピーク湾に面した港町クラリッジ。2009年の独立記念日のお祭りを取材に訪れていた記者のドナは当時の忌まわしい記憶を思い出しインタビューに答えていく。養鶏の盛んな同町では大量の糞の海洋投棄が環境汚染を引き起こしているのではないかという疑いがあり、海洋学者らが調査を行い町長らに警告をしていたが、町はそれを黙殺していた。その後、学者らの死体が発見されるが、体には内部から食い荒らされたような跡があった。

7月4日、お祭りムード一色の町を取材中のドナたちは住民たちの異変に気付く。体調不良の患者が病院に押し寄せパンク状態になり、通報を受けて駆け付けた警察官はもがき苦しむ住民を多数発見する。やがて、原因が海水に潜んでいた突然変異した寄生虫であることが分かるが、時すでに遅く、町は体中を食い荒らされ息絶えた住民の死体で溢れかえっていた・・・。


【REVIEW】
小さな港町が寄生虫の群れに襲われ壊滅していく様を淡々と撮ったファウンドフッテージ・スタイルのホラー映画。公の場から姿を消していた映像を集め、当時取材していた記者のインタビューを付け加え、ドキュメンタリータッチの重々しい映像に仕上げてあり、リアリティー感はなかなかのもの。この手のパニックものにありがちな、原因を突き止めて解決を図るような登場人物はおらず、出てくるのは被害を受けた生々しい人間ばかりで、見終わった後もどよーんとした重いものが残り、爽快感などは微塵もない内容になっている。

ただ、原因が寄生虫で環境汚染で変異したという設定なのはいいが、途中から出てくる巨大なワラジムシ(※ダンゴムシの親戚みたいなやつです)を見ると、リアリティー感が弱冠薄れてしまうのは惜しい。昔あった巨大生物ものみたいな匂いがして、これはこれで楽しいのだが(生きている人間の体を食い破って出てくる場面とか)、クライマックスで寄生虫の大群と一大決戦!!みたいな下世話な展開を期待したのに、そういうのが一切なく、淡々と終わっていき、その辺が物足りなかったかも。

あと、見終わってから気づいたが、監督のバリー・レヴィンソンて、『レインマン』とか撮ってた監督だったんですね。私はてっきり、若手の駆け出しの無名監督が撮っているのかと思ってたので、これはこれで意外でした。

ザ・ベイ02





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