アンダー・ザ・スキン 種の捕食

2015年06月06日 01:36

アンダー・ザ・スキン01

【原題名】UNDER THE SKIN
【製作】ジェームズ・ウィルソン、ニック・ウェクスラー
【監督】ジョナサン・グレイザー
【脚本】ウォルター・キャンベル、ジョナサン・グレイザー
【撮影】ダニエル・ランディン
【音楽】ポール・ワッツ
【出演】スカーレット・ヨハンソン、ポール・ブラニガン
2013年/イギリス・アメリカ・スイス映画/108分


【STORY】
バンを運転しながら街で男性を物色する一人の美女。彼女に声を掛けられ、誘いに乗った男たちは闇に消え帰ってこなかった。次々と男性を捕食しながら旅を続ける彼女だが、次第に不思議な感情が芽生えてくるのを感じ始める。


【REVIEW】
余計な説明を省き、感覚的な映像とシュールな音楽で構成したSFスリラー。謎の宇宙生命体が人間の男性を取り込んでいく様を描いているが、今までにない表現方法なので、見ていて斬新かつ不思議な感覚に囚われていく。ただ、エンタテイメント性は薄いので、一種のアートか詩を読んでいるかのような感じである。

あらすじを読んでみると、最初は『スピーシーズ 種の起源』を想像したが、やっている内容は似ているものの、見せ方は180度真逆で全く別物のようにも思えてくる。共通項は、美女に扮したエイリアンが人間の男性を捕食していくという行動だけで、この『アンダー・ザ・スキン』は、セリフも少なく派手なアクションも無く非常に淡々と物語が進んでいくので、ロードムービーのような感じもあります。とにかく、不思議な感じの一言(昔、見たイザベル・アジャーニの『ポゼッション』も似たような感じでしたが)。

本作のもう一つの魅力は、主演が今を時めくスカーレット・ヨハンソンであること。全裸も辞さずに体当たりで挑んだ本作の役柄は、勿論人型エイリアンを演じているのだが、ほとんど喋らず雰囲気と表情だけで、見た目は人間ながら、人ではない異質の生命体を感じさせるいい演技を見せてくれています。最後は、文字通り“アンダー・ザ・スキン”の意味を見せてくれますが、個人的にはエイリアンの凶暴な暴れっぷりとか、血しぶきがブシャーッと出るような派手なシーンがあったら良かったのに・・・、と思いましたが、それはやっぱり派手な娯楽作品の見過ぎだからでしょうか!?

アンダー・ザ・スキン02


アンダー・ザ・スキン03





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