ザ・カー

2015年09月15日 21:22

ザ・カー01

【原題名】THE CAR
【製作】マーヴィン・バート、エリオット・シルヴァースタイン
【監督】エリオット・シルヴァースタイン
【脚本】デニス・シュリアック、マイケル・バトラー、レイン・スレート
【撮影】ジェラルド・ハーシュフェルド
【音楽】レナード・ローゼンマン
【出演】ジェームズ・ブローリン、キャスリーン・ロイド、ジョン・マーリー、R・G・アームストロング
1977年/アメリカ映画/99分


【STORY】
アメリカ中西部の田舎町に突如現れた黒い車。それは轟音と不気味なエンジン音を響かせて猛スピードで疾走、サイクリング中のカップルを跳ね上げ、ヒッチハイク中の若者を轢き殺す。警察は非常線を張るが、黒い車は町中にも出現し、警察関係者も次々に轢き殺していく。保安官たちは郊外におびき寄せ、ダイナマイトで車を破壊しようと試みる。


【REVIEW】
1970年後半に作られた珍しい車が主人公のオカルトホラー。車が襲ってくる映画といえばスピルバーグの『激突!』やカーペンターの『クリスティーン』などが思い出されますが、この『ザ・カー』はどちらかといえば後者寄り。なにせ、途中で運転者がいないことが判明、無人で人間を次々に轢き殺す殺人マシンながら、墓場にはどうしても入っていけない(聖域には侵入できない)などこの車を操っているのは邪悪な何かというのが推察されるから。特に、子供を守るため車のことを罵ったヒロインは建物の中に避難していたのに、猛スピードで突っ込んできた車に跳ね飛ばされて殺されるなど、執拗な狙い方が恐ろしい。襲われる場面が昼間のシーンが多くて、画面が明るすぎて何だか能天気な感じがしてしまうのは残念なところだが、黒塗りセダンの外観のインパクトと、不気味なエンジン音はなかなか強烈な印象を残します。

その昔、子供時代にTV放映されていたのを観たときにはかなり怖かった記憶がありましたが、今見直すとそれほどの恐怖は感じないもので、それはやはり他にもいろんな作品を観てきて、ホラーやオカルトにある程度の耐性が備わったのもあるのかなと思います。逆に思うのは、こんな悪魔憑きの車でなくても、現代では至る所で危険な個所や場面はあるわけで、どんなにこちらが注意していても交通事故に巻き込まれる可能性は存在するわけで、命の危険は常日頃の普通の生活の中にあるほうが怖いと思います。

ザ・カー02





コメント

  1. 仙台人 | URL | -

    Re:ザ・カー

    初めまして、仙台人と申します。

    偶然たどり着きました。

    この映画は水曜ロードショーで観ました。
    結構スリリングで面白い作品でしたね。
    確か、ラストは崖の上から「カー」が見下ろす感じだったような?

    ドアがないのが印象的でした。

  2. Aki | URL | -

    Re:ザ・カー

    コメントありがとうございます!

    この作品は、初見時のみならず、今見てもけっこうドキドキした(怖さはそれほどでも無かったんですが)覚えがあります。

    “車の中の様子が分からない”
    “真っ黒で異様な感じ”
    “ドアらしきものが見当たらない”
    “まるで生きているかのようなエンジン音や動き方”

    なんかが、不気味でいい雰囲気を出していたと思います。

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