キャット・ピープル

2015年10月05日 01:17

キャット・ピープル03

【原題名】CAT PEOPLE
【製作】チャールズ・フライス
【監督】ポール・シュレイダー
【脚本】アラン・オームズビー
【撮影】ジョン・ベイリー
【音楽】ジョルジオ・モロダー
【特殊メイク】トム・バーマン
【出演】ナスターシャ・キンスキー、マルコム・マクドウェル、ジョン・ハード、アネット・オトゥール
1981年/アメリカ映画/118分


【STORY】
幼いころに生き別れた兄に会うためニューオーリンズにやってきたアイリーナ。再会を懐かしみ、一緒に暮らし始めるが、兄のポールの姿が見えなくなり、町では娼婦が襲われる事件が発生する。襲ったのは大型の黒豹で、捕獲された豹を動物園で見たアイリーナは何かを感じ取る。アイリーナは動物園で出会った園長のオリバーと心惹かれあうが、戻ってきたポールから聞かされたのは、自分たちの体に流れる忌まわしき猫族の因縁だった。


【REVIEW】
オリジナルは1942年にRKOが製作した『キャット・ピープルの呪い』。人間と愛し合うことで豹に変身、元の姿に戻るためにはその人間を食い殺すしかない―。呪われた猫族の血を宿す悲劇のヒロインを演じるのが、ナスターシャ・キンスキー。ビデオパッケージには、「大人のファンタジー」や「エロティック・ホラー」の文字が躍るが、正直、内容に関してはそれほど盛り上がりが無く、まったりした感じでパッとしない。人間と猫族との結ばれることが許されないラブ・ストーリー感をもっと打ち出せば感情移入できた気もするが、そこら辺の心情描写が分かりにくく、かといってホラー度も低いのでどっちつかず感は否めない(飼育員がいきなり腕を噛みちぎられて、血がドバドバ流れ出すシーンはショッキングだが)。

まあ、映画全体の評価は低いが、それを補って余りあるのがヒロインのナスターシャ・キンスキーの魅力。このキャスティングが絶妙で、ほとんど地で行っているかのような野性的で妖しい魅力は他の女優さんでは多分出せないところで、後半のヌードシーンを含めて、彼女を見るだけで十分価値のある映画だと断言できます。セリフで説明しなくても、彼女が人ではない魔性のもの、黒豹の化身というのがビシバシ伝わってきて、この映画は、ほとんど彼女で成り立っているといっても過言ではないと思います。あと、蛇足ですが、主題歌を歌っているのがデヴィッド・ボウイ。この歌声も懐かしかった。

キャット・ピープル02

キャット・ピープル01





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/378-8241a052
    この記事へのトラックバック


    最新記事