SFX百科

2016年01月13日 11:18

SFX大百科convert_20160111115915

出版社:勁文社
出版年月:1985年8月
著者:竹内義和
ページ数:192頁
定価:780円(消費税導入前の価格)


『スペースバンパイア』
『007 美しき獲物たち』
『未来警察』
『ラストドラゴン』
『イウォークアドベンチャー』

・ホラー映画の世界
・SF映画の世界
・モンスター映画の世界
・SFXのテクニック
・特撮テレビ作品
・怪談


昭和40年代生まれの男性なら小学生のころ、一度は手にしたと思われるケイブンシャの「大百科」シリーズ。特撮ヒーロー、アイドル、アニメ、車など、男の子が興味を持つジャンルに特化した本(文庫サイズで分厚いやつです)をラインナップし、特に怪獣関係では無類の強さを誇ったシリーズで、私もウルトラマンの怪獣なんかはこの本でリピートして食い入るように見ていたものだった(当時は、ビデオデッキもなかったから、TVの生放送を見終わったら、本で見るしかなかった時代ですからねー)。そんな大百科シリーズだが、心霊・ホラー(怪奇)関係のものも出版されていて、本書は、大百科別冊の位置づけで出された判型も四六判サイズと少々大きめの物。

CG全盛の現在ではSFXという言葉すら使われることはほとんどなくなってしまったが、当時はまだ“コンピュータ・グラフィックス”というのも出始めたばかりで、まだまだアナログな特撮技術が主流の時期。スプラッタ映画で猛威を奮った特殊メイク、怪獣映画では欠かせないモンスタースーツ、ミニチュアにモデルアニメーションなどなど、多種多様な撮り方が紹介されていて、懐かしくもあり、そのアイデアや創意工夫ぶりが見ていて非常に興味深い。巻頭特集以外にカラーはないが、意外と紹介写真が多く、見ていて楽しめるのもポイントだが、これを買った頃は、『悪魔の墓場』や『遊星からの物体X』の写真が気持ち悪くて仕方がなかった記憶がある。(でも、なぜかまた見てしまう。怖いもの見たさですね)

だいぶ、古い本で運よく捨てられず本棚に居残り続けていたこの本ですが、著者が竹内義和氏だと気付いたのはほんの数年前。思い返せば、大学生のころ、友人とABCラジオの「サイキック青年団」にはまっていたんですが、そのパーソナリティーが、北野誠とこの竹内義和。確かに、特撮怪獣関係には詳しいお方だったので、「こんな本も出していたのか~」と妙に納得。ということで、これ以降もうちの本棚に居座り続けることが確定しています。


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