アリゲーター2

2010年12月14日 15:15

アリゲーター2 01
【原題名】ALLIGATOR Ⅱ:THE MUTATION
【製作】ブランドン・チェイス
【監督】ジョン・ヘス
【脚本】カート・アレン
【撮影】ジョセフ・マンジーン
【音楽】ジャック・ティラ―
【出演】ジョセフ・ボローニャ、ディー・ウォーレス=ストーン、リチャード・リンチ、スティーブ・レイルズバック
1990年/アメリカ映画/90分


【STORY】
湖に隣接したとある田舎町で漁師やホームレスが何者かに襲われる事件が発生。生存者の証言から、とてつもなく巨大なワニの仕業であることが判明する。町の警察やプロのハンターがワニ退治に向かうがことごとく失敗、やがて、湖畔で開かれていた野外パーティーの会場に巨大ワニは出現、惨劇の場と化す。

【REVIEW】
というわけで続編『アリゲーター2』です。内容的には、化学薬品の影響で捨てられていたワニが下水道で巨大化して暴れまわるというもので、前作とあまり変化していないストーリー(というかリメイクに近い?)です。で、ダメな要因ですが、お話が似たモノなら何かしらパワーアップさせておかないといけないはずですが、主役のアリゲーターは今回も1匹(巨大ワニは群れをなしていた!!なら別のおもしろさもあると思いますが)で、逆にパワーダウン。動きも緩慢で、前作で猛威をふるった尻尾アタックも今回はヘロヘロで勢いも感じられません。その姿も怪獣というよりも、動きの遅いでかいワニにしか見えないのが悲しい・・・。

同じように登場するハンターも、人数は増えているもののあっさりやられてしまうし(ただの田舎の暴走族みたい)、主役の刑事も影が薄い。で、ワニ巨大化の原因を作った悪徳企業の社長なんですが、こいつが無茶苦茶!地上げなんかで土地を買い占め、町を支配しようと企んでいるんですが、感ずかれた警察の署長を白昼堂々車で事故死させるは、仲間割れした市長を観覧車の中で射殺するはと、「俺を邪魔するやつは皆殺しだ!」と行き当たりばったりの行動を繰り返します。普通、悪事をして、そんなに証拠を残したらあかんやろ!と思わないんでしょうか?で、最後は湖に落っこちて、近づいてきたワニ君にガブリと喰われてしまいます。

ラストのワニ退治シーンもあっけなく終わってしまい、ハラハラドキドキするところが一つも無い、非常に穏やかな作品。なんでこんな続編を作ったのか首をかしげたくなりますが、この凡庸さを見ると「やっぱり『アリゲーター』は素晴らしい映画だ」と再確認できてしまうので、1作目の偉大さを証明するために存在しているのかも。




コメント

  1. たかひろ | URL | -

    Re: アリゲーター2

    何やら『コモド2』を想起させますね。

  2. Aki | URL | -

    Re: アリゲーター2

    同じ爬虫類が主役のものでも、トカゲが主役ってあまり聞かないですよね。怖さを感じさせるには、コモドドラゴンみたいに巨大系か、毒トカゲとか・・・。でも怖いよりも、可愛いかも!?ワニもけっこう愛嬌あるフェイスな気が・・・(特撮怪獣映画に見慣れた世代だから?)。

    でも、ヘビは嫌です。あのニョロニョロ感は、受け入れがたいものがあります。大蛇はともかく、小さいのが大群で押し寄せてくるのは耐えられません!

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