ホラー映画大全集~「ゾンビ」から「ソウ ザ・ファイナル3D」まで~

2010年12月19日 14:28

ホラー映画大全集 (スクリーン・デラックス)ホラー映画大全集 (スクリーン・デラックス)
(2010/11/16)
梶原和男

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出版社:近代映画社
監修:梶原和男
解説:北島明弘、江戸木純、鷲巣義明、岡本尚人、山崎圭司、中嶋サトル
ページ数:128頁
発行日:2010年11月30日
定価:2,520円


“いまなお多くのファンに求められるホラー映画。かつての名作・怪作から、21世紀に入っての新作群まで、古今のホラー映画を集大成! 加えてオリジナルポスター・コレクションや最新ホラー映画事情などの読み物も充実! 日本では劇場未公開でDVD発売のみの作品も含め、近年のホラー作品を漏れなく集めた最新版のホラー映画大全集です!”

・オリジナルポスターがおもしろい
・ホラー映画はもうB級ではない
・今、製作されている最新ホラー映画情報
・ホラーワールド・ビデオコレクション


近代映画社さんからホラー映画本が出たので、購入。何かと肩身の狭いジャンルではありますが(書店の映画の本コーナーにも、ホラー映画の関連書ってとても少ないような気がします)、こういう形で出版してくれるのは非常に嬉しいですね。近代映画社からは、最近では『プロが選んだはじめてのホラー映画』という本も出てましたが、この出版社のホラー本といえば、個人的にはホラー映画全盛の頃に出版された『The Horror Movies』のシリーズの印象が強いです。インターネットが普及していなかった時代でしたので、情報を得ようとすれば、おのずと本しか選択肢は無かったわけですが、『スクリーン』や『ロードショー』なんかの定期雑誌には、ときどき特集記事としては載るけれども、情報量としては全然物足りなく感じたものでした(まあ、それでも喜んで読んでましたが)。

「もっとホラー映画のことについて知りたい~!」と、飢えていた頃に発売されたのが、上記の『The Horror Movies』。スクリーン誌の臨時増刊という形で送り出されたこの本は、隅から隅までホラー映画しか載っていない(ホラー映画本なんで、当たり前ですが)、まさにホラー映画尽くしの1冊でした。名作や古典ものやビデオ普及期に大量リリースされたC級D級の名も無い作品も取り上げられ、まさに百花繚乱、古今東西のホラー映画が誌面からあふれかえる楽しい1冊でした(シリーズはPART1からPART5まで出版されていたと思いますが)。

そんなわけで、この『ホラー映画大全集』、ちょっと期待しずぎて見たせいかもしれませんが、内容的には少し物足りなく感じてしまったのでした。カラー写真も豊富で、最新作まで紹介しているのは好印象でしたが、活字の量がちょっと少ないのと(誌面サイズがB5ではなく、A4ならよかったのに)、作品の順番がランダムすぎて続けて読みづらく思いました。例えば、ジャンル別にとか、国別とか、監督別とか、なにかしらグルーピングしたほうが見やすいと思いますけど。あと、大全集と謳っているのに、あの作品が無い、ああこれも無いなあ・・・とか言い出したらきりがないんですが・・・(これも、誌面には限りがあるので、全てを網羅するのは無理だとは分かってますが、やっぱりお気に入りの作品が入っていないと、ちょっと寂しいものです。ただ、近年の劇場未公開作品はけっこう紹介されていて、いいと思いました)。ちょっと、細かいことばかり指摘してしまいましたが、なんにせよ、ホラー映画本が出るのは嬉しいこと。平均点以上は取れているので、ホラー初心者の方にも手軽に見られる1冊かな、と思います。





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