ジーパーズ・クリーパーズ

2016年10月22日 22:52


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【原題名】JEEPERS CREEPERS
【製作】トム・ルーズ、バリー・オッパー
【製作総指揮】ウィリ・バール、フランシス・フォード・コッポラ、エバーハード・ケイサー、マリオ・オホーヴェン、リンダ・レイズマン
【監督】ヴィクター・サルヴァ
【脚本】ヴィクター・サルヴァ
【撮影】ドン・E・ファンルロイ
【音楽】ベネット・サルヴェイ
【出演】ジーナ・フィリップス、ジャスティン・ロング
2001年/アメリカ映画/90分


【STORY】
帰省途中のトリッシュとダリーの姉弟は田舎の国道一本道を車で走っていた。途中、不気味なトラックに煽られなんとかやり過ごすが、そのトラックが停車している教会のそばで、黒ずくめの男が人のようなものを穴に投げ込んでいるのを目撃する。トラックが走り去ったあと、気になるダリーはトリッシュが止めるのも聞かずに穴の中へ。そこには、さきほど投げ込まれていた袋の中に少年が入っていたが、彼の腹部は無残な手術跡があり、何かを言おうとして息絶える。さらに、目が慣れてきたダリーは地下の壁一面に無数の死体が埋め込まれているのを目撃する。


【REVIEW】
前半は典型的な巻き込まれホラー、後半は正体を現した怪物とのバトルに変わるちょっと変則的なストーリー。物語の導入部の『激突』ばりの不気味なトラックの襲撃→地下室に置いてある拷問道具や(たぶん死体を縫い合わせるための)裁縫用具などが置いてあったり+さらに無数の犠牲者、このあたりは『悪魔のいけにえ』を彷彿とさせ、かなりいい感じ。そこに、23年周期で怪物が現れ、23日間人間を襲い続けるという都市伝説も絡んできて、俄然盛り上がってくるのだが、いかんせん後半の急速な失速具合が台無しにしてしまっているのが非常に惜しい。

警察署に逃げ込んだ姉妹を追って怪物が追ってきて「警官皆殺しか!?」と期待させたら、ほとんど見せ場なく、思わせぶりな女性超能力者も出てきただけで姉弟の助けにならず、23年23日間の意味合いも特に解明されないまま終了。特に怪物は何者なのか?どこから来たのか?なぜ人を襲うのか?そしてなぜ不死身なのか?など、何一つ答えは提示しない。謎は謎のままで終わらすのなら、それでもいいのだが、思わせぶりな展開で引っ張っておいて、あの終わり方は観客を置いてけぼりにしたまま放置しているみたいでなんとも後味の悪い終わり方。それに、途中から、怪物に空飛ぶスキルが発動するのだが、「それなら、最初からトラック運転する必要ないじゃん!?」となってしまうのだが、誰も突っ込まなかったんだろうか?

怪物のキャラクターと造形がなかなかいいだけに、ストーリーと展開が今一つなのが悔やまれるが、トータル的には前半の貯金を加味して観て損はしないと思うが、“製作総指揮~コッポラ”の名前はほとんど関係ないんで、そこに期待して観た人はがっかりでしょう。それにしても、海外の田舎道で、古びたトラックが追いかけてきたらなんと恐ろしいものか、そして、殺人者のアジトに興味本位で入っていくとエライ目に遭ってしまうというのも再確認できるので、みなさん田舎に車で出かけるときは注意しましょう。





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