ヒューマン・キャッチャー

2016年10月23日 10:58

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【原題名】JEEPERS CREEPERS 2
【製作】トム・ルーズ
【製作総指揮】フランシス・フォード・コッポラ、カーク・ダミコ、ルーカス・フォスター、ボビー・ロック
【監督】ヴィクター・サルヴァ
【脚本】ヴィクター・サルヴァ
【撮影】ドン・E・ファンルロイ
【音楽】ベネット・サルヴェイ
【出演】レイ・ワイズ、ジョナサン・ブレック、エリック・ネニンジャー、ニッキー・エイコックス
2003年/アメリカ映画/102分


【STORY】
ハイウェイの東9号線を走っていたスクールバスが突然パンクし、立ち往生していた。乗っていたのは、試合を終えた高校バスケのチームとチアガールとコーチたち。無線も携帯も通じ無い中、コーチらが空から来た何かに連れ去られ行方不明になる。生徒らはバスの車内に逃げ込むが、外から中を覗き込んでいたのは、全身黒ずくめで巨大な蝙蝠のような羽を生やした怪物だった。その頃、息子を怪物にさらわれ、復讐に燃えるタガート親子は、怪物に襲われているバスの無線を受信し、現場へ向かう。


【REVIEW】
23年周期で23日間人間を食べ続ける怪物の襲撃を描いた『ジーパーズ・クリーパーズ』の続編。今回は、前作で生き残ったキャラクターは登場せず(最後に殺されたダリーが、夢の中で登場するが)、新たにバスケ部の生徒らがバスに籠城して、怪物と対峙するのがメインになっている。監督インタビューでは、最初、前のキャラクターを出そうかと考えていたが、バスの籠城シーンがおもしろくなってきたので、こちらに路線変更したというが、これは正解で、夜空から急降下で襲ってくる怪物が格好良く撮れていていいのだ。

しかし、問題なのは、登場人物らの行動パターン。仲間が急に消えて、明らかに異常事態なのに、ホイホイ外に捜しに行ったり、怪物の様子を逐一覗きに行ったり、頭上から襲ってくるのが明白なのに、皆ぼーっと突っ立っていて(危険なら、床に伏せるとか、椅子の影に隠れるとか、フツーするのでは!?)そんでもって案の定襲われたりと、緊迫感のない行動にイライラすることの連続。さらに、白人と黒人の生徒が喧嘩して仲間割れしたり、他の生徒も仲間を差し出して自分らが助かろうとしたりと、自己中心的な行動が目について、感情移入できるキャラがいないのも辛いところ。後半、バスに助けにやってくるタガートも、復讐を決意する過程が曖昧で、そこもイマイチ盛り上がらない。設定は悪くないのに、出来上がったのは凡庸な物語。前作も本作も同じヴィクター・サルヴァが監督・脚本を担当しているが、正直続編は誰か違う人物が登板していれば、もっと違う内容になっていたのでは?と思ってしまう。

結果的に、見るべきところは、やはり怪物=クリーパーとなるわけだが、夜中に全身真っ黒の怪物が猛スピードで襲撃してくるのはなかなかスリリング。「頑張れ、主人公たち!」と思えないので、ここはいかに人間を襲うのかを楽しむしかないので、そこだけ見れば及第点はあげられるかな、と思います。ラスト、まだ続編が作れそうな終わり方だったけど、どうなんでしょうかね?

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