貞子vs伽椰子

2017年03月29日 12:01

貞子vs伽倻子01

【製作】堀内大示、桜井秀行、横澤良雄、丸田順悟、江守徹
【監督】白石晃士
【脚本】白石晃士
【撮影】四宮秀俊
【音楽】遠藤浩二
【出演】山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、菊地麻衣、安藤政信
2016年/日本映画/99分


【STORY】
女子大生の有美は友達の夏美にビデオテープのダビングを頼まれる。ビデオデッキを持っていなかった2人はリサイクルショップで中古のデッキを購入し、自宅でダビングしようとするが、デッキの中には古びたテープが。面白半分に再生し、最後まで見てしまった夏美は、このテープが“見たら2日後に必ず死ぬ”呪いのビデオではないかと怯える。

真偽を確かめるため、2人は呪いのビデオを研究しているという森繁教授に相談する。教授はビデオを見て貞子の呪いがかかった本物と確信、知り合いの霊媒師にお祓いを依頼するが、術中に貞子の怨念が炸裂、有美と夏美以外の人間は全員殺されてしまう。放心状態の2人、そこに現れたのは異端の霊媒師経蔵と霊感少女の珠緒。経蔵は強力な貞子の呪いを消し去るためには同等の呪いと衝突させればよいと考え、立ち入った者は呪い殺されてしまうという呪いの家へ向かう。


【REVIEW】
『フレディVSジェイソン』、『エイリアンVSプレデター』、『ゴジラ対キングコング』などなど、映画界には夢のスター対決という美味しい企画があるが、Jホラーの二大巨頭「リング」シリーズの貞子と「呪怨」シリーズの伽椰子を激突させたのが本作(呪怨側には俊雄も参戦!)。こういう対決企画物は期待されればされるほど、ハードルがあがってしまい結果評価が芳しくないことが多々ありますが、この『貞子vs伽椰子』は意外なほど2大キャラクターをうまく登場させていて、かつストーリーも破たんせずにうまくまとめた印象。

そもそも、どうやって住む世界の違うキャラをくっつけるかがポイントでしょうが、人間では解けない強大な呪いを破るには同じく呪いをぶつければいい―。言ってることは無謀ですが、前半の貞子の紹介から呪いで人が次々に死んでいくのを見せられて、「なるほど、うんうん、仕方がないよね」という流れが意外にもスムーズ。途中から登場する経蔵&珠緒コンビがその辺をうまく解説していき、怒涛のクライマックスになだれ込んでいきます。当然、観客の期待は「結局、どっちが勝ったの!?」が知りたいところなわけですが、ここは微妙な判定、貞子優勢ながらもどちらかといえばドローな感じで、その辺は肩透かし感をくらったかもしれないが、双方を立てた妥当な終わり方ともとれます。それよか、勝者=呪いのお二人、敗者=人間、というほうがスッキリするかも。どうあがいても呪いから逃れることはできない。怪しいものには、できるだけ首を突っ込まないのが一番ということかな~。とりあえず、観て損のない1本、続編も期待できるかも、です。



貞子vs伽倻子02

貞子vs伽倻子03




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