テケテケ

2017年04月01日 00:24

テケテケ03

【製作】松下順一
【監督】白石晃士
【脚本】秋本健樹
【撮影】百瀬修司
【音楽】清水真理
【出演】大島優子、山崎真実、西田麻衣、一慶、つじしんめい、阿部進之介、小島可奈子
2009年/日本映画/70分


【STORY】
女子高生の可奈は、親友の綾花が深夜の歩道橋で下半身のない死体で発見されたのを聞きショックを受ける。それから数日後、問題の歩道橋を訪れた可奈は、下半身のない不気味な女と遭遇、ものすごい勢いで追いかけられるが間一髪で逃れる。襲ってきたものが都市伝説と化している“テケテケ”ではないかと考えた可奈は、同じくテケテケを調べている従姉妹の理絵と一緒に事件の真相に迫ろうとする。

【REVIEW】
貞子VS伽椰子』の監督白石晃士つながりで2009年の『テケテケ』を鑑賞。ちなみに、この映画、上映時間は70分と短いが、1・2の2本同時に作られたようで、こっちはその1本目。都市伝説では、鉄道事故で体を真っ二つにされて苦しみながら死んだ女性が怪物となって、自分の下半身を求めて女性を襲ってくる、というようなものであったが、本作では強姦被害にあった若い女性が悲観して投身自殺、そして怪物と化して人を襲うとうものにチェンジされている。さらに、「テケテケという音を聞いて振り向くと襲ってくる」「一度逃げ延びても、72時間以内に必ず死ぬ」「赤いものを忌み嫌い標的にしている」など、都市伝説ならではの設定も加味。本当か嘘かは曖昧で(襲われて生き延びたものはいないはずなのに、そういった情報がまことしやかに語られて居る時点で噂でしかない―)、それらが真実かどうかを探っていく面白さもあります。

本来なら過去の事件の真相をもっと掘り下げて、怪物とならざるを得なかった被害者の悲しみなんかも描けばもう少し物語に深みが出たんじゃないかとも思いましたが、その辺はばっさりそぎ落とされていて、今現在の恐怖に絞った物語となっています。これはこれで悪くはないが、どちらかといえばTVのスペシャル版のような感じで薄っぺらい感じは否めない、ちょっと惜しい感じ。しかし、胴体真っ二つのゴアシーンは爽快感すら感じさせるパワフルな描写。テケテケの動きが速すぎて、じわじわ襲ってくる怖さではなく、あっという間に殺されてしまっているので、被害者が悲鳴を上げる暇もないのがある意味斬新かもしれません。

主演の大島優子、グラビアアイドル出身の山崎真実や西田麻衣という綺麗どころを揃えたキャスティングも悪くなく、特に大島優子の演技力は前田敦子の比じゃなく、一日の長があると言えるでしょう。セーラー服も似合っててグッドでしたわ。

テケテケ01

テケテケ02







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