恐怖ノ白魔人

2017年05月03日 00:26

恐怖ノ白魔人01

【原題名】AUX YEUX DES VIVANTS
【製作】ファブリス・ランボ、ジャン=ピエール・プッテル、キャロリーヌ・ピラ
【監督】ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
【脚本】ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
【撮影】アントワーヌ・サニエ
【音楽】ラファエル・ゲスカ
【出演】アンヌ、・マリヴァン、テオ・フェルナンデーズ、フランシス・ルノー、ザカリー・シャセリオ、ダミアン・フェルデル
2014年/フランス映画/88分


【STORY】
夏休み前に補習を受けるように言われ学校を抜け出した3人組は、今は廃墟となっている映画の撮影スタジオへ向かう。そこで、偶然女性が拉致されているのを目撃した3人は、助けようと試みるが犯人に見つかり逃げ出す。逃げる途中出会った警官にそのことを報告し、廃墟を捜索してもらうが犯人は見つからず、子供たちの嘘と決め付けられ自宅に送り届けられる。事件のことを忘れかかっていたその夜、彼らの家に何者かが侵入していた。


【REVIEW】
『邦題』に偽りはないものの、観る前と観た後では若干印象が違った感じのフランス産ホラー。女性拉致監禁の現場を見られたため、目撃者を消そうと襲撃してくるのがタイトルの“白魔人”なのだが、このキャラクターが謎。冒頭の悲惨な夫婦(父親はアル中!?、母親は腹と喉を切り裂いて自殺)の子供であることは分かるのだが、なぜこんな怪物みたいになったのかはあまり説明されないまま(一応、父親に原因があるみたいだが、説明不足気味・・・)。不死身のようでそうでもないし、残虐キャラかと思えばイマイチ迫力不足な感じ。一つ言えることは、あの図体で6才児というのはちょっと無理な気が・・・。初めて見たときは素っ裸だったんで、『ディセント』に出てくる地底人かと思いましたわ。

で、この映画の特徴は、襲われるティーンエイジャー3人組の行動が前半で長く描かれているのが印象的なこと。学校の口うるさい教師に嫌気がさして(多分、複雑な家庭環境で、家にいるのも嫌で)、ぶらぶら~と彷徨うのをロードムービーっぽく撮影していてなんとも牧歌的。ただ、この3人のやんちゃぶりがちょっと目に余りまして、目障りな農夫の納屋を放火したり、それを発見されて咎められたのを逆に襲い掛かって殺そうとしたりと結構ひどい奴ら。と思ったら、拉致された女性を救おうといきなり正義感に燃えて行くも、失敗した後はすっかり忘れて日常生活に戻っていたりと、感情移入しにくいキャラクターでした。

ストーリー展開が今一つだったり、ゴア度も高くなく、目立ったアピールポイントがないのはマイナスですが、アメリカ映画にはない独特のビジュアル感はどこかしら感じられ、ここは評価ポイント。買ってまではどうかと思うが、レンタルなら観てもいいと思える作品。



恐怖ノ白魔人02

恐怖ノ白魔人03





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