トビ―・フーパー監督死去。

2017年08月28日 06:37

先月のロメロが亡くなった衝撃もまだ無くなっていないいないのに(丁度、1カ月ほど前だった)、今度はフーパー監督が亡くなったというニュースが・・・。ちょっと、続きすぎというか、なんというか、あんまり気持ちの整理ができません。なんだ、この寂しい夏は・・・!?
フーパーといえば、もちろん『悪魔のいけにえ』が真っ先に思い浮かぶだろうけれど、その他にも、『悪魔の沼』『ポルターガイスト』『ファンハウス』『スペースバンパイア』『スペースインベーダー』などなど、80年代まで数々の代表作を送り出していた、個人的にもピンポイントで好きだったディレクターの御一人。テレビでも、『ポルターガイスト』や『スペースバンパイア』はよく放映されていたし、フーパーの名は知らなくても、作品名は一般的にも認知されていたと思います。個人的に思い入れがあるのは、“いけにえ”ではなくて、『悪魔の沼』と『スペースバンパイア』の2作だったりします。

それにしても、ロメロが享年77歳、フーパーが74歳と、それなりに御歳ではあったけれども、これだけ長寿社会になった現在からしたら、まだまだ若かった気がするのに(80~90歳の人でも元気ですし)、本当に早すぎる気がします。ホントに、いい人ほど早くなくなったりするんですよね・・・。残念です。


フーパーDVD
家のフーパー監督のDVD作品。『マングラー』とか、『ツールボックス・マーダー』とか、買えていないのもあるんで、また揃えたいなあ・・・。









コメント

  1. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    すっかりご無沙汰をしております。
    書き込みはマリリン嬢の訃報以来ですね。
    私も思い入れのある作品は断然悪魔の沼です。
    しかし、悪魔の沼の主要キャストやスタッフが殆ど鬼籍に入ってしまってショックです。
    ちなみ、写真の右上の悪魔の沼のDVD、輸入盤ですよね?
    たしか国内版よりも収録時間が若干長いものだったと思うのですが、日本版にないシーンってあるのでしょうか?特典映像で日本版にないものがあるとか?
    悪魔の沼の大ファンとして以前から気になっていた物だったので、非常に気になります!
    教えて頂けますか?

  2. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    ご無沙汰しています。
    コメントありがとうございます!
    マリリン・バーンズが亡くなったときもショックでしたが、監督だったフーパーも逝ってしまうとは・・・。人間、いつかは亡くなりますが、いざ訃報を聞くとやっぱりショックですね。

    さて、『death trap』のDVDですが、米アマゾンで見つけて、ランニングタイムが96分との表記だったので、「編集したロングバージョンでもあったのかな?」と思い、取り寄せてみたのがこれです。ですが、結果から言うと、実質87分の違う編集バージョンでした。

    (以下、相違箇所)
     ◆オープニングのクレジット表記が違う
     ◆開始6分過ぎに、なぜかまたクレジットが流れる
     ◆クララの殺害シーンが短い
     ◆ロイとフェイの口喧嘩のシーンが短い
    などで、91分版よりも短かったです。特典も一切なし。しかし、ジャケット裏の表記は96minとなっており、誤表記なのか!?販売元も“レガシー・エンタテイメント”という聞きなれない会社で、画質もVHSからダビングしてきました・・・!くらいのもので、正直粗悪品に近いかも・・・。

    『悪魔の沼』は違うタイトルも多く、けっこうズタズタに編集されて放映されてきた、と聞いたことがあります。この『death trap』版も、その1本かなあ・・・と思えばある意味納得ですが、所有する必要はないでしょうねー。

  3. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    なるほど。情報ありがとうございます。何回か購入を検討したのですが、買うほどではないですね。
    実は、私、悪魔の沼の国内版ソフトは、ビームエンタテインメント版とデックス版のDVD、ブルーレイはKADOKAWA版を所有、海外版はVIPCO版『death trap』のDVDと、ARROW版DVD・ブルーレイのセットを所有しているのですが、それぞれ一長一短ある為、どれも処分出来ません。
    ビーム版DVDの画像は現在のレベルでもトップクラスで復刻封入リーフが嬉しい。また、パッケージ裏面のスチール写真も他では見ることの出来ない物が印刷されております。デックス版DVDは古いビーム版より画像い印象ですが、封入の復刻チラシとパンフレット、音声特典は貴重、KADOKAWA版ブルーレイはデックス版DVDと大差ない画質ですが、特典映像は満足の為に手放せずにいます。
    海外版のVIPCO版とARROW版はどちらもアマゾンで購入したのですが、どちらもお勧めです。先ずVIPCO版は画面比率は4:3の古い規格ですが、他のソフトではワイド版の為、トリミングされた上下が見えます(マリリンの生足が、どのバージョンよりもたっぷり見えます)。そして、イチオシはARROW版で、DVD・ブルーレイのどちらも非常にきれいで日本版とは雲泥の高画質。特にマリリンの下着の柄が非常に鮮明でエロさ倍増です。英語字幕対応なので、セリフの確認も出来ますヨ。

  4. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    一部字が欠けました。デックス版DVDは古いビーム版より『画像い印象』→『画像荒い印象』に訂正です。しかし、いつ投稿しても、結局マリリン・バーンズのエロさに言及してしまう・・・。

  5. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    詳細な解説ありがとうございます。国内版にはあまり興味がなかったのですが、高画質な海外版はいいですねー。欲しくなります。

    ちなみに個人的な見解ですが、『悪魔の沼』の魅力はエロティック度が高いこと。単純な恐怖映画の視点で比べれば、『悪魔のいけにえ』の方が何倍も上でしょうが、恐怖に特化してしまったため、お色気度は極めて低い(登場人物の人数の差もありますが)。同じ女優を使っていても、ひたすらマリリン・バーンズを怖がらせて追い詰めて狂気の表情を引き出させた“いけにえ”に対して、“沼”の方は、衣服を脱ぐシーンをねっとりと映し出し、ネヴィル・ブランドに暴行・監禁させ、ベッドに縛り付けられたままひたすらもがき続ける場面をカメラに収めていました。他にも、出演女優の数は“沼”の方が多く、それぞれ襲われて追いかけまわされて悲鳴を上げ続けます。

    「ホラー映画は美女が襲われなければ、おもしろくない」という観点で見ている自分にとっては、こういうポイントから『悪魔の沼』の方が評価が高くなっているわけで、全編セット撮影のケバケバシイ色彩も『サスぺリア』チックでいいなあと思ったり、ハリボテのクロコダイル君にも逆に愛嬌を感じてしまったりします。(出来の悪い方に愛着を持ってしまう親の気持ちみたいな・・・)

  6. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    沼は『女性を拉致監禁する』という凶行が背景があり、エロチック度が高まるのは必然かもです。
    売春婦をクビになったクララがジャッドのホテルを紹介される時、「ここで働いていたことはホテルの主人には言うな」と口止めされますが、売春婦ならいかがわしい行為を強要されると思ったからでしょうね。実際、ジャッドはクララの胸元を興味深々に覗いていましたし、売春婦だったと知ると、彼女の服を脱がそうとしていましたから「女体に興味深々の変質者」だったことがわかります。
    フェイに対するジャッドの感情は以前書きましたが、浴室のドアを見ながら通り過ぎる場面、「あの女とあんなことやこんなことしてみたい」と妄想しているのですが、再度ドアに近づいていくところは完全に真顔ですから、自分の淫らな妄想は実現出来ると思ったからでしょうね。
    そして、ついに捕らえた彼女に大興奮のジャッド!ベッドに縛られ身動き出来なくされた女の下着姿に大満足しているようにも見え、一方、縛られた自分の手足に気付き、恐怖と絶望と屈辱の表情のヒロインの姿に両者の心理状態の対比がされているようのも思います。

    ちなみに海外の悪魔の沼のブルーレイソフト映像を紹介しているサイトですが、見てください。特に一番下のショット、かなりイイと思うのですが。
    http://www.dvdactive.com/reviews/dvd/eaten-alive2.html



  7. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    ジャッドは興奮して狂喜乱舞するときと、急に物静かになり独り言をつぶやき始めるときとの対比が面白いキャラクターです。ネヴィル・ブランドも演じているというよりも、なんだか“地”で行ってるような気にもさせる感じです。

    特に、紹介してくれましたサイトの最後の場面なんかは捕えた蝶々を愛でているかのような雰囲気で、ある意味純粋無垢な少年のような気もします―だから、それが余計に狂気にも感じるんですが。

  8. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    そうなんです!沼の拘束されたマリリンは蝶の標本を連想させるんですよ。
    過去に4WDさんのコメントに近いですが、生きたまま標本にされ、肢体を鑑賞される美女といった雰囲気が感じられます。
    ネヴィル・ブランドの言動は私も“地”でやっていると思いますね。
    監禁場面の冒頭で彼がマリリンの涙を拭く場面、目から頬、顎、首筋に続き、胸元まで手がいった時、彼女、反応しているように見えるんです「ちょ、ちょっと!どこ触る気?止めて!」みたいな(笑)。
    ところで、浴室の前のジャッドの様子から、彼の最終目的は当然、彼女との「行為」と思うんですが、そこまでには至っていないでしょうね。でも、激しく上下動する女体が延々と映し出され、館内に響くベッドのきしむ音と喘ぎ声で、「行為」を暗喩しているような気がします。縄を解かれた時の彼女に、なんとなく「事後」っぽい雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

  9. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    改めて見直すと、ジャッドの心理状態の微妙に変化していくあたりが感じられて面白いですね。多分、製作スタッフはそこまで細かく演出してないと思いますが、ネヴィル・ブランドのキャラクターと相まって、“リアルな変質者”が出来上がっています。レザーフェイスは人間離れした、有無を言わせない怖さがありましたが、ジャッドは狂気に支配されているが、根っこは狂ったオジサンですからね。

    その変質者に終始いたぶられ続けるマリリン、実際には脱いでいないのにエロさ全開だし、監禁されてまともなセリフもなくてもインパクトは抜群。狂ったように縛られたまま体を上下させる場面は、やっぱり擬似的なSEXシーンを連想させる、フーパーの確信的な演出でしょうねー。


  10. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    たしか、ジャッドのキャラはネヴィル・ブランドのアドリブがかなりあったはずで、共演する女優が怖がっていて、また、撮影時以外は極力女優から隔離していたと何かで読んだが気がします。

    いけにえの恐怖に見開いた瞳は有名ですが、沼の監禁場面の冒頭でも瞳のシーンがあり、演技なのか実際に怯えているのか判らない位リアルな表情です。意味不明の言葉を呟き怒り出す変質者を目の前に、どんどん顔が赤くなり、震えながら声を殺して泣き出す姿を見ていると、マリリンも相当入り込んでいると感じました。

    海外のホラー映画サイトに、ベッドの上のリネットの身体と、もう一方のベッドの上のフェイの身体が交互に映さることで、バックとジャドの欲望の対象となった女性の様子が対比されてるみたいなことが書いてあり、また、幼女が寝ていたベッドが、数時間後には母親が縛り付けられることに使用され、同じ小道具が色々な表情を見せているみたいなことを書いていた気がします。

    実際に脱いでないのにエロさ全開なのも計算された演出ですよね。2年前のノーブラ娘は健康的なエロさでしたが、本作の彼女は雲泥のエロさです。ネックレスをもてあそぶマニキュアが塗られた指、前作ではパンタロンに隠されていた美脚を、スタッキングとスカートを脱ぐ演出で披露(足の爪にはマニキュアが!)し、エレガントなスリップ姿等大人の女性を前面に出していますね。

    子持ちにもかかわらず、変質者の好みだったために、拉致されボンデージプレイの餌食にされていく母親なんて今では一般映画では設定不可能でしょうかね。

    白いスリップや黒いガムテープなんて、ボンデージシーンに映える小道具を計算して使って、マリリンの被虐美を目いっぱい引き出して、彼女のファンは本当必見ですね。

  11. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    この間に、フーパー追悼の意味も込めて、少し『スペース・バンアパイア』を見たんですが、相変わらずド派手でぶっ飛んでいて面白かったんですが、“エロさ”でいうと、やっぱり『悪魔の沼』のほうが上かなあと思います(個人的な見解ですが)。

    全裸でスタイル抜群のマティルダ・メイがほぼ全編にわたってほとんど服を着ていないというとんでもない映画で、もちろん他の映画と比べればエロさは際立って高いのですが、逆に見せすぎてしまったため、後半トーンダウンしてしまった感がありました(慣れって、怖い)。逆に、『悪魔の沼』の方は、ヌードにはなっていないマリリン・バーンズの方にエロさを感じてしまうのは、見せすぎていないからこその良さ~見えそうで見えない方が興味をそそる様な~があると思います。あと、マティルダ・メイは、宇宙から来たエイリアンで、人間っぽさが感じられなかったのも一因かも。

    また、『悪魔のいけにえ』と違うのは、役柄が人妻(しかも、夫婦仲があんまりよろしくない、どこか疲れきったような気怠い微妙な設定)で、狂ったオジサンのネヴィル・ブランドの性の対象として監禁されいたぶられるというところ。この、ネチネチさがエロさを増幅させていて、この辺が『悪魔のいけにえ』とも『スペースバンパイア』とも印象が変わっているのかなと思います。逆に、近いのは、同じ密閉された建物でこれまた変質親子に追い回される『ファンハウス』の方かもしれませんね。

  12. 迷子 | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

     当時この作品、マリリンが27歳の熟女一歩手前の絶妙な年齢で、ベストタイミングでの撮影でしたね。

     通常、母親を性的にいたぶったり、エロいアングルで撮ったりするのはタブー視されていると思われることが、沼のマリリンのエロさを倍増させている気がします。

     ちなみに、76年の劇場公開時の新聞広告のキャッチコピーに『私がいったい何をしたっていうの?どうしてこんな目にあわせるの?』というのがあるのですが、どうしても監禁された彼女の姿に重なり、何ともエロい響きがします。

  13. Aki | URL | -

    Re:トビ―・フーパー監督死去。

    広告のキャッチコピーもいかがわしさが滲み出ていていいですね。昔の新聞広告の見出しは、大げさな煽り文句が多くて、それがまた良かったんですが。

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