R.I.P. ウンベルト・レンツィ

2017年10月22日 10:56

ナイトメアシティ004


今年はホラー映画監督が相次いで亡くなっていく。
ロメロとフーパーが逝ってしまったのが、ついこの間だったが、今度はイタリアの食人映画監督(この言い方もどうかと思いますが―)ウンベルト・レンツィが10月19日に逝去されていたらしい。

レンツィが手掛けたカニバリズム・ムービーは、『食人帝国』『怪奇!魔境の裸族 』や『人喰族』があるが、『人喰族』はルッジェロ・デオダートの『食人族』とならんで日本でも大ヒットした彼の代表作。本人的には不名誉な称号だったのかもしれないが、世界のホラーファンは彼の名前を忘れることはないでしょう。


そして、レンツィのもう一つの代表作が異色ゾンビムービーの『ナイトメア・シティ』。放射能事故の影響で超人的に運動能力が飛躍したゾンビたちが群れを成して人々を襲い続けるさまを、ゆったりとしたロードムービー調で撮った問題作。一大事が起こっているのに、それを感じさせない出演者たちのまったりとした行動、武器を使いチームプレーで人間を襲い犠牲者の血を吸うケロイド状のゾンビたち。この違和感はこの時代のイタリアン・ホラーには付物のように共通した雰囲気だが、これが好きな自分にとっては、駄作のレッテルが貼られようとも、『ナイトメア・シティ』も忘れられない1本。同じように、『ヘル・オブ・ザ・リヴィングデッド』も『ゾンビ3』も『人間解剖島/ドクター・ブッチャー』も、どれもこれもどうしようもないんだけれども、たまに無性に見たくなる作品群。ということは、やっぱり何か魅かれるものがあるんでしょうね。

ナイトメアシティ001

ナイトメアシティ005





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