『残穢』2回目。

2017年11月18日 00:18

今日は朝から『残穢』を鑑賞。見るのは2回目ですが、何だか無性に見たくなり、寒い朝(今年一番の冷え込み!)から半分布団にくるまりながら見てました。1度見ていて、大まかなストーリーと結末は分かっているので、ショック度は低くなっているものの、逆にこのじわじわくる感じが味わい深くて、観終わって、「ああ、結構好きなタイプの映画かも」と再確認した次第。

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同じJホラーでも、『リング』や『呪怨』のような派手な見せ場や絶叫シーンはないものの、この日本特有の怪談もののじんわり来る怖さが感じられ、日常生活から非日常へと知らぬ間に足を踏み入れてしまい、気が付いた時にはもう後戻りできなくなっているのが分かったときの諦めとか後悔の念というか、奇妙な余韻がいい。また、数々の怪談話を調べていく内に面白いほどに話がつながっていく“辿っていくと根は同じ”というフレーズも個人的にはお気に入りで、謎解き・ノンフィクションっぽい雰囲気も自分には合っていたようです。

あと、最近思うのは、生活の基盤である“家”が恐怖の根源というのは、やっぱり怖いなあということ。旅先で殺人鬼に襲われたり、巨大生物に追いかけられたり、ゾンビの群れに追い詰められたり・・・、いろいろと恐怖の場面はあり得ますが、最終的に逃げ込むのは安全な我が家というのが大多数なはずなのに、その家が呪われていたら、やってられないじゃん!?となりますよね。そりゃ、最終的には生命が最優先なんで、家なんか捨てて、新しい家に移り住むか、友人の家に逃げ込むか、とりあえずホテルに宿泊するか・・・・・、なんて選択肢はあるけれども、現実的に考えたら、そんな簡単にライフスタイルを変えられないことが多いし、仮にローンなんか組んでマイホームなんか建てていたら、それこそ簡単に諦めるわけにもいきません。家族のこともあるだろうし、おいそれ逃げ出せずにいると、いつの間にか抜け出せなくなっていて、次第に気がおかしくなって・・・。そう考えると、いきなり、ドワ~ッとくる恐怖より、日常からじわじわ浸食してくる恐怖の方が質が悪くて手におえないんじゃないかと思ったりします。ああ、でも、首を吊っていた和服の女性は怖かった。和服+畳+首吊りって、洋画ホラーとはまた別の怖さがある気がします。最後の坊さんも曲者でしたね。

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過去記事→『残穢 -住んではいけない部屋-




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