南海2 特集/家で映画を観ること 名画座としてのビデオレーベル

2018年01月19日 13:50

南海02

出版社:ロウバジェット
ページ数:122頁
発行日:2015年1月22日
編集・デザイン:桜井雄一郎
定価:850円(本体)


・『all cinema SELECTION』
 寝ても覚めても作品のことを 岩本克也
 解禁!ソフトづくりの裏話

・『HIGH-BURN VIDEO』
 こんな、よくわからないものを出すのはおれたちが最後
 HIGH-BURN VIDEOに聞きました

・映画の深い森へ
 洋画篇 SOV ビデオ撮り映画を観てみよう
 邦画篇 ビデオとフィルムとVシネマ史
 
・ビデオケースがなくなる日


映画雑誌『南海』の2冊目は前号の倍のボリュームになって特集も盛りだくさん。メインのall cinemaとHIGH BURNで大方三分の二を占めており、これだけでもかなり読み応えがある。特にall cinema SELECTIONは、発売リストや、ソフト別の解説、ビデオジャケットの紹介なっかもあって、これだけでも見ていて楽しめます。『グリズリー』に『センチネル』、『吐きだめの悪魔』や『溶解人間』など、「これ、欲しい!」と思わせる作品がまだまだゴロゴロしていて、いつになったら購入できるのか分からないが、ワクワクさせる作品には事欠かないレーベルだ(リスト見て、持ってるのを探してみたが、『ゾンビ 新世紀完全版』だけだった・・・)。『エクストロ』とか『猛獣大脱走』なんかも、最近販売終了したってアナウンスされていたし、欲しいソフトは買えるときにかっておかないと、次いつ買えるか分からないもんね。肝に銘じておきます。

HIGH-BURN VIDEOは、この時点ではまだ3作品しかリリースしていないが(その後、『シングス 悪夢のバグズベイビー』がリリースされているよう)、よそがやらないことをウチがやろう!というコンセプトが面白い。ビデオバブルの時代にいろんなメーカーが参入してきて、日本未公開の得体のしれぬ作品がわんさかリリースされていたアングラ感が現代に蘇ったような感覚が新鮮に感じます。作品自体は、ユーザーを選ぶかもしれないが、それもまた魅力の一つなんでしょう。

また、最後の「ビデオケースがなくなる日」では、前号に続いてビデオ博物館の小坂さんが登場。ビデオケースにまつわるお話だけれども、話すことは尽きません。メーカーによって様々なデザイン、大きさがあったビデオケース、当時はバラバラで統一してくれたらもっと見やすいのに・・・なんてレンタル店で思ったりもしましたが、少しでも目立って客の目を向かせよう!と各メーカーが競って作っていたのなら、それはそれで味があっていいのかも。ケース一つとっても、いろいろ楽しめるのがビデオの魅力なんでしょうなあ。






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