2018年02月08日 18:23

【原題名】THE CABIN IN THE WOODS
【製作】ジョス・ウェドン
【製作総指揮】ジェイソン・クラーク
【監督】ドリュー・ゴダード
【脚本】ジョス・ウェドン、ドリュー・ゴダード
【撮影】ピーター・デミング
【音楽】デヴィッド・ジュリアン
【出演】クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ
2011年/アメリカ映画/95分
【STORY】
山奥の小さな小屋にバカンスにやってきた大学生男女5人組。その小屋の地下室で見つけた日記を読み上げたとき、何者かが目覚め彼らを襲い始める。一人ずつ目覚めた怪物に襲われ殺されてゆくが、その様子をじっと監視する謎の組織の姿があった。
【REVIEW】
山小屋でいちゃつく若者たちが何者かに襲われていく、というパターンは王道中の王道ながらも、後半の展開はおおよそ予想できず、思わず「なんじゃこりゃ!?」と叫びたくなる、いい意味での予想裏切りホラー映画。若者5人が襲われるところから、最後は地球規模の問題にまで発展していくスケールのでかさに、やり過ぎ!?と思ったりもするが、細かな突っ込みどころも忘れてしまうくらいなんで、なんか良く分からんが面白いものを観たなあ~という感覚は残ります。特に、見どころは、後半の古今東西のモンスターが次から次へと出てきて殺戮を繰り広げる阿鼻叫喚の地獄絵巻。仕組みは分からんが、エレベーターが着いて、チンと鳴った後、扉が開いたら一瞬で襲われていくシーンは、恐怖というよりむしろ笑いが止まらない名場面。世界中で同時進行しているプロジェクトで、アメリカと並んで最後まで残っていた日本編が定番の女性の幽霊みたいなのも良く分かってらっしゃるなあと。ただ、バイクで崖を飛び越えた兄ちゃんがATフィールドみたいなバリアに当たって死んでいったのには、不満。ここで、リアルさが吹っ飛んでしまった。


コメント
コメントの投稿