悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス

2018年02月05日 12:46

悪魔のしたたり02

【原題名】BLOODSUCKING FREAKS
【製作】アラン・G・マーゴリン、ジョエル・M・リード
【監督】ジョエル・M・リード
【脚本】ジョエル・M・リード
【撮影】ゲーリー・トール
【出演】シーマス・オブライエン、リネット・シェルドン、ニルズ・マクマスター
1974年/アメリカ映画/89分


【STORY】
見世物小屋で行われている拷問ショー。オーナーのサルドゥは誘拐してきた女性たちを飼い馴らして、舞台で拷問の上死に至らしめる本物の殺人ショーをウリにしていた。ある日、インチキだ!と難癖を付けてくる客の男が居たので、サルドゥは監禁し拷問する。さらに、バレリーナを誘拐し調教した挙句、SMバレエの舞台に立たせるのだった。助手の小男とともにやりたい放題を続けるサルドゥだったが、悪徳刑事が近づいてきたことによって、彼の栄華は崩壊へと向かっていく。

【REVIEW】
裸の女性が延々と拷問され殺されていくカルト中のカルト血みどろ残酷映画。ショーで殺人を実演してしまうといえば、ルイスの『血の魔術師』が思い浮かぶが、本作はストーリーは二の次で、ひたすら女性を凌辱して苦しめる、エロ・グロにサディスティックさをごちゃ混ぜにミックスしたあくまで見世物に徹した低俗映画の極みといった感じ。主人公のオーナーと小男のコンビが、終始笑顔を絶やさず、もう人権なんか糞喰らえ!と言わんばかりの拷問を続けていく様をひたすら見せられ、多分シナリオはあってないようなもので、出てくる役者の演技もグダグダなため、見ているこちら側もある種の拷問を受けているような気になってくる(映画を見て楽しむというスタンスではなく、不快なものを見せられる我慢大会のよう)。

頭に付けられた鉄の輪を締め付けられたり、首チョンパ、指チョンパ、足首チョンパはお手の物、磔台で四肢を引き裂かれたり、くりぬいた目ん玉をそのまま食べてしまったり。極めつけは、頭部を電動ドリルで穴をあけ、長~いストローで脳みそを吸いまくる変態医者・・・!監禁され調教された女たちは精神も崩壊して、放りこまれた男性の内臓を抉り出して被り付く。女性蔑視の描写も数多いため、不快さは格別だが、低予算で特殊メイクがチープでいかにも作り物に見え、役者の演技下手のおかげで拷問されていてもあまり痛そうに見えないところが救いかもしれない。この手の好事家にとってはマスター・ピースでしょうが、間違いなく一般受けすることのない恐るべき作品。

悪魔のしたたり01

悪魔のしたたり03

悪魔のしたたり04




最近知りましたが、昔JVDからリリースされていたものは廃盤となって、『ハロウィン・ナイト 悪魔のしたたり』と改称されて再発されていたんですな。
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