『キャッスル・フリーク』再見。

2018年05月18日 23:39

キャッスル・フリーク01

キャッスル・フリーク』は以前に記事書いているんですが、最近のゴードン監督の『死霊のしたたり』~『フロム・ビヨンド』からの流れで、再び鑑賞。前途の2作に比べると、かなり地味な印象ながらもやっぱり味のある作品であることを再確認。ゴアシーンは少な目ながらもちゃんと用意されているし、フリークス“ジョルジョ”の暴れっぷりも申し分なし(やっぱり、股間のモザイクは気になったが・・・)。そして、映画に奥行きを持たせているのが重厚なドラマ部分。共演3作目にして初の夫婦役となったJ・コムズとB・クランプトンだが、事故で息子を失ったことで亀裂が生じ、破たん寸前。ヤケクソになったコムズは売春婦と関係を持ち、それがバレてクランプトンから三行半を突きつけられるが、妻子を救うためフリークス“ジョルジョ”と相打ちになることで自分も救われるラストが何とも言えない余韻を残す(葬儀のシーンからのエンディングテーマの物哀しさがまたいい)。そもそも、ジョルジョだって、実の母親から40年も無茶苦茶な折檻を受け続け虐待されていた被害者だし、彼の人生も悲惨過ぎる。さらに、ジョルジョを監禁・折檻し続けた母親もまた夫に捨てられたことで精神に異常をきたし、一人古城に籠って狂ってしまっていた。なんだか、悲しい過去を持った人間ばかりが出てくる、悲しいホラー映画なのだった。

キャッスル・フリーク03

キャッスル・フリーク02




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