デス・プルーフ

2018年07月05日 18:12

デス・プルーフ01

【原題名】DEATH PROOF
【製作】クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン、エリカ・スタインバーグ
【監督】クエンティン・タランティーノ
【脚本】クエンティン・タランティーノ
【撮影】クエンティン・タランティーノ
【出演】カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、ロザリオ・ドーソン、ヴァネッサ・フェルリト、シドニー・タミーア・ポワチエ、ローズ・マッゴーワン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョーダン・ラッド
2007年/アメリカ映画/113分


【STORY】
テキサス州オースティン。DJのジャングル・ジュリアは、友人のアーリーンとシャナとドライブを楽しんだ後、酒場で飲み明かしていた。その場には、彼女らを付け回すかつて映画のスタントマンをやっていたというマイクという男も居合わせていた。やがて、ジャングル・ジュリアたちは車に乗って店を出ていくが、そのあとをマイクの乗った不気味な髑髏マークの黒い車が全速力で追いかけてゆく。マイクの車はスタントで使用される改造車で、彼はそれを“耐死仕様(デス・プルーフ)”と呼んでいた。先回りしたマイクの車は、猛スピードで突っ込んできて、ジュリアたちの車と正面衝突し、乗っていたジュリアたちは全員即死、軽傷を負ったマイクも病院に運ばれる。 

それから、数か月後、テネシー州のコンビニの駐車場にあの黒い髑髏マークの車が止まっている。乗っているのは回復したマイク。彼の視線の先には、若い3人の女性の姿が。走り出す彼女らの車の後を、マイクの車が追いかけてゆく。

【REVIEW】
グラインドハウス方式で2本同時上映されたうちの1本が、タランティーノの『デス・プルーフ』(もう1本は、ロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー』)。改造車で若い女性を狙う、快楽殺人者のスタントマンマイクをカート・ラッセルが演じている。映画自体は襲われる女性グループが2組出てくる2部構成。前半の3人は無残にも衝突事故の衝撃で死亡するが、2組目のグループはスタントマンマイクとカーチェイスを繰り広げ、その後逆襲に転じていく。このカーチェイスが凄まじい迫力で、本作の一番の見どころ。実際のスタントウーマンであるゾーイ・ベルが同じ役で登場し、高速で突っ走る車のボンネットにしがみ着く場面は手に汗握るところ。CG無しのリアルカーチェイスは、やっぱり本物ならではの迫力、アクション映画が好きな人には堪らないでしょう。

反面、登場する女性陣の喋りが長々と続く場面は、タランティーノの好みだろうが、映画が間延びしてしまい不必要かと思うが、そのだれた後に、いきなりクラッシュ場面が来たりしてビックリ。緩急の付け具合がインパクトに繋がっているともいえるが、映画の尺が110分を超えるのもやはり長く感じる。また、前半不気味な殺人鬼を堂々演じていたカート・ラッセルが、逆襲され意気消沈してしまうのも拍子抜け。女性が最後に勝つのは気分爽快だが、あまりの豹変ぶりに「なんじゃこりゃ!?」と突っ込んでしまった。そんでもって、3人の女子に代わる代わるフルボッコされ続けたカート・ラッセルがダウンしていきなり“ジ・エンド”!凄い唐突な終わり方。『プラネット・テラー』が割とエンターテイメント寄りだったのに対して、『デス・プルーフ』まマニア向けの1本といった感じです。

デス・プルーフ02


デス・プルーフ03




コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/603-d96041cc
    この記事へのトラックバック


    最新記事