プラネット・テラー

2018年07月08日 23:08

プラネット・テラー03

【原題名】PLANET TERROR
【製作】ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン、クエンティン・タランティーノ
【監督】ロバート・ロドリゲス
【脚本】ロバート・ロドリゲス
【撮影】ロバート・ロドリゲス
【出演】ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、ブルース・ウィリス、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン
2007年/アメリカ映画/105分


【STORY】
テキサス州の米軍基地から細菌兵器が漏れ出したことにより、汚染された付近の住民に異変が起こる。病院では原因不明の症状を訴える患者で溢れかえるが、医師たちも手の施しようがない。ダンサーのチェリーは偶然元彼のレイと再会するが、そこにゾンビの集団が現れ彼らに襲い掛かる。住民たちは、例の細菌兵器でゾンビ化していたのだった。チェリーは片脚を失い病院に運ばれ、レイは警官に事態を説明するが取り合ってもらえない。やがて、警察署にもゾンビの群れが押し寄せてきてパニック状態になる。やっと自体が呑み込めた警察から脱出したレイは、チェリーを助けに病院へ向かう。

【REVIEW】
クエンティン・タランティーノ発案のグラインドハウス方式で、上映されたSFホラーアクション映画。DVD本編には、フェイク予告編『マチェーテ』も収録されていて、劇場気分が味わえるのが面白い。内容は、よくあるゾンビ発生パニックムービーだが、多彩なキャラクターにホラーやアクション、お色気などの要素をごった煮にしてまとめ上げた実に中身の濃い作品に仕上がっているのは、ロバート・ロドリゲスの趣味全開といったところか。ドロドロに溶けかかったグロいゾンビの造形に始まり、吹き飛ばされるゾンビや襲われる犠牲者の血糊の量も半端なく、スプラッター映画としてもなかなかのレベル。まあ、なんというかとにかく派手、派手なら何でもいいんじゃない!?みたいな製作陣の声が聞こえてきそうなノリだ。

もちろん、主役はローズ・マッゴーワン演じるダンサーのチェリーで、失った片脚にマシンガンを装着してゾンビどもをめった撃ちにしていくのは圧巻だが、華麗な注射器さばきで魅せてくれた麻酔科医役のマーリー・シェルトンの方が個人的にはお好みでした。また、往年のホラー映画にオマージュをささげたシーンが出てくるのもファンには嬉しいところで、タランティーノ演じるエロ軍人の片目に木の棒が串刺しになる場面は『サンゲリア』、顔面崩壊した軍人ゾンビが暴れまくるのは『ナイトメアシティ』っぽくもある。マーリー・シェルトンの容姿は『ゾンゲリア』の注射器を目玉にブッ刺す看護師のイメージだろうし、警官役のトム・サビーニが『死霊のえじき』ばりに八つ裂きにされるのも恐怖を通り越してもはや笑いの領域。元ネタが分かっていればニヤニヤが止まらない映画だ。

プラネット・テラー02

プラネット・テラー05






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