エイリアン コヴェナント

2018年12月29日 23:06

エイリアン02

【原題名】ALIEN: COVENANT
【製作】リドリー・スコット、マーク・ハッファム、マイケル・シェイファー、デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル
【監督】リドリー・スコット
【脚本】ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー
【出演】マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル
2017年/アメリカ映画/121分


【STORY】
惑星オリガエ-6へ向かって航行していた宇宙船コヴェナント号は、アクシデントに遭い船長以下数十名が命を落としてしまう。そして、船体の復旧作業中に謎の電波を受信したコヴェナント号は、その発信元がすぐ近くの惑星であり、地球とよく似た環境の星であることを突き止める。急きょ船長に就任したオラムは、この惑星を探索することを決める。ほどなくして、その惑星に到着したクルーたちは電波の発信源を捜しに行くが、途中で予期せぬ出来事が発生、クルー2人の体を突き破って未知の生命体が襲いかかってくる。次々に犠牲者が増えていく中、彼らを助けたのは、十数年前に消息を絶ったプロメテウス号に乗船していたアンドロイドのデヴィッドであった。

【REVIEW】
『エイリアン』の前日譚であった『プロメテウス』の続編。今作もリドリー・スコットが監督しているが、正直1作目のエイリアンの怖さや面白さには全然及ばない結果になってしまっているのは悲しい。エイリアンは前作『プロメテウス』よりは出番が増え、人間に襲いかかてくるシーンもあるのだが、何故か怖くない。血しぶきもそれなりに上がっているのだが、やっぱり怖くない。これは、エイリアンの見せ方が淡白で、実にあっさり登場してくるので、じわじわ恐怖感を煽るような演出がなされていないのが一因かと。また、CGで動くエイリアンの姿は非常に滑らかだけれども、何か現実的に思えず(一言でいえばリアルさが弱い)、これも要因。口から滴り落ちる唾液や、飛び散る酸性の体液の生々しさとか、生物的な質感とかをもっとじっくり描いてほしかった気がします。

それと、主演の女優さんの存在感が薄いのも残念なところ。一応、後半では、エイリアンと一騎打ちもあったりしてそれなりに活躍するのだけれども、あのリプリーの凄まじい活躍ぶりと比較すると大人し過ぎる感は否めない。まあ、彼女だけでなく、他の俳優陣もあんまし特徴的でなく、むしろ人間よりも主役を張っていたのはアンドロイド役のマイケル・ファスベンダー(新旧アンドロイドの一人二役なんで、見分けが付かんかった・・・)。一番盛り上がったのは、デヴィッド対ウォルターのアンドロイド同士の肉弾戦であったような気もする。前作『プロメテウス』では謎であった事象もこの『~コヴェナント』では見せてくれるけれども、正直あんまりパッと驚くこともなかったような感じ。あの創造主(巨人族!?)らも一瞬で全滅してしまう描写が出てくるくらいで、その辺はもはやどうでもよくなってしまったんだろうか?前作で生き残っていたショウ博士をあっさり殺してしまっていたのも残念でした。

それにしても、3部作を予定しているらしいが、本当に次作も製作されるんだろうか?リドリー・スコットも80歳越えているみたいだし、映画を作る意欲は凄いけれども、内容が薄~いもんだったら無理して作らなくてもいいんじゃないかとさえ思ってしまったりするがいかがなもんだろうか。

エイリアン03

エイリアン01




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