イット

2019年01月17日 01:30

IT01.jpg

【原題名】IT
【監督】トミー・リー・ウォーレス
【脚本】トミー・リー・ウォーレス、ローレンス・D・コーエン
【撮影】リチャード・レイターマン
【音楽】リチャード・ベリス
【出演】ハリー・アンダーソン、デニス・クリストファー、リチャード・トーマス、ティム・リード、アネット・オトゥール、ティム・カリー
1990年/TVムービー/187分


【STORY】
メイン州のデリーという小さな町で児童の連続殺人事件が発生、その町に住む図書館職員のマイクの脳裏に30年前の忌まわしい記憶がよみがえる。6人の仲間とともに体験した異常な出来事。そのとき、彼らにしか分からない邪悪な存在を消し去ったかに思えたが、奴は再び現れたのだった。今回の殺人事件が過去の出来事と繋がっていると確信したマイクは、かつての仲間に連絡を取り、デリーに集合するように依頼する。

【REVIEW】
スティーブン・キングの原作をTVムービーにて映像化。3時間を超える長編だが、前半は、大人になった7人がそれぞれ少年期を回想するシーンが描かれ、後半は過去の誓いを守って集合した6人が(一人は自殺してしまい、来れなかった)意を決意して、イットに戦いを挑んでいくという2部構成になっている。この前半の少年時代のエピソードが面白くて(よく言われているが、ホラー版『スタンド・バイ・ミー』といった趣)、楽しい。7人は、貧困家庭、人種が違う、喘息持ち、体型が太っているなどを理由にいじめられている弱虫集団だが、一緒に行動していく内に結束し友情を強めていくストーリーに引き込まれていく。やがては、いつもいじめていた不良グループを撃退し、邪悪な存在=イットにも戦いを挑んでいく勇敢さも身に付けることになる。

そして、後半の大人編だが、「奴が復活したら、必ず集まろう」としていた過去の誓いを守って集合するまではいいのだが、その後の最終決戦がいかんせん尻すぼみ。それまで、神出鬼没で、人間の恐怖心をかき立てるものに次々に変身してくるピエロ姿のイットが非常に不気味な存在であったのに、その真の姿を見せたときの落胆さの激しさと言ったら・・・!最初、手下が出てきたのか!?と思っていたら、なんとこいつがラスボスでした!という感じで、倒し方も少年時代と同じパチンコで純銀の塊をぶつけるという荒業で終了。あのクモもしくはカニのような姿はなんだったのか?そもそも30年ごとに姿を現して子供を襲う“イット”という存在はなんだったのか!?その辺の謎解き、説明は無きまま終わっていくので、非常に消化不良な感は否めません。それでも、ペニー・ワイズというピエロの存在感は抜群で、このキャラクターを見るだけでも価値はあると思います。

それにしても、DVDで見たんだけれども、途中でいったん停止してストップしたのには驚いた。メニュー画面見ても一向に先に進むところがないと思っていたら、なんと、裏返してのB面再生するパターンだったとは。LDを思い出して懐かしかった(後でパッケージをよく見ると、両面再生仕様と書いてあった。よく読んでおけば何も慌てる必要もなかったのだが)。

IT03.jpg

IT04.jpg




コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/640-ba17641b
    この記事へのトラックバック


    最新記事