トラウマ

2011年05月01日 00:01

トラウマ05
【原題名】TRAUMA
【製作】ダリオ・アルジェント
【製作総指揮】アンドレア・ティニレロ
【監督】ダリオ・アルジェント
【脚本】ダリオ・アルジェント、T・E・D・クライン
【撮影】ラファエル・マルテス
【音楽】ピノ・ドナジオ
【特殊メイク】トム・サヴィーニ
【出演】クリストファー・ライデル、アーシア・アルジェント、ローラ・ジョンソン、ジェームズ・ルッソ、ブラッド・ドゥーリフ、フレデリック・フォレスト、パイパー・ローリー
1992年/アメリカ映画/106分


【STORY】
橋の上から飛び降りようとしていた少女を偶然通りかかったデビッドは助ける。彼女の名はオーラといい、拒食症のため入院させられていた病院から脱走していたのだった。警察に保護され、オーラは自宅に連れ戻される。彼女の母親エイドリアンは有名な交霊師で、その日の夜も降霊会が行われていた。

やがて降霊会が始まるが、途中騒ぎがあり、エイドリアンの姿が消えていた。降りしきる雨の中、2階の窓から両親が出ていくのを見たオーラは後を追いかけていく。そこで、オーラが目撃したものは、父親と母親の切断した生首を持ち去っていく怪しい人影だった。

両親を失ったオーラはデビッドを頼って、犯人探しを始めるが、その間にも同じ手口での殺人事件が発生。そんな中、偶然見つけた古い写真から被害者たちの繋がりを発見する。2人は写真に写っている残りの人物を捜すが、やはり首を切られて殺されていた。やがて、オーラの主治医の車のトランクから犠牲者の生首が発見され、彼が犯人だとされ事件は解決したかに見えたが・・・。


【REVIEW】
ダリオ・アルジェントが愛娘のアーシアを初めて自作に出演させたのがこの『トラウマ』です。ダリオは、次の『スタンダールシンドローム』でもアーシアを再び出演させていますが、この『トラウマ』では彼女の初々しい姿が印象的。パッケージに“『サスぺリア』『フェノミナ』に続く、美少女残酷ホラー”みたいなキャッチフレーズがありましたが、蛆虫プールに突き落とされることもなく、そんなにヒドイ目にはあわせていないような気がします。やっぱり、その辺は実の娘だから!?

それにしても、この『トラウマ』はどこかいつものアルジェント映画とは雰囲気が違う。出演者がアメリカ人が多いのもそうだし、残酷シーンも控えめ。レイティングを意識したためとのことらしいですが、首チョンパ殺人鬼が出てくるのに血糊の量はかなり少なく、クレジットされているトム・サヴィーニの仕事にしてはかなりマイルドな感じだ。千切れた生首が絶命寸前にダイイング・メッセージを残すなんてお茶目な演出もありますが~理論的にはありないけど~凶器がワイヤーを首に巻きつけて機械で締め付けて首を刈る、というものなんでスピード感もイマイチ。まあ、その分、じわじわ締まってくる気味悪さは残ります。

アルジェントにしては珍しくラブ・ストーリーを軸にしたのはちょっと新鮮。トラウマを抱えていたのはアーシアが演じたオーラだけど、真犯人にトドメをさしちゃった(凶器の首刈り器を巻きつけて、首チョンパ!)近所のメガネの男の子のトラウマを抱えたこれからの人生が少し気になります・・・。






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