THE HORROR MOVIES~スプラッターからSFまで、B級怪奇映画のすべて~PART4

2019年10月19日 19:38

IMG_20191018_183342_convert_20191018214647.jpg

出版社:近代映画社
出版年月:1986年8月
作品解説:甲斐汎、小松沢陽一、さとう・れい、谷俊夫、堤夏彦、富谷洋、平沢和行、水木容子、村岡三朗、森山京子
ページ数:148頁
定価:1,480円(発売当時)


【表紙】スペースインベーダー
エルム街の悪夢PART2 フレディの復讐、クリッターズ、イゴール・アンド・ザ・ルナティックス
ノーマッズ、ザ・ドクター・アンド・ザ・デビルズ、バイオ・インフェルノ
マザーズ・デイ、ストレンジ・インベーダーズ、シルバー・バレット、未来世紀ブラジル
ガバリン、ラビリンス 魔王の迷宮、デモンズ、霊幻道士
デッドゾーン、ジェシカ 超次元からの侵略
忍者と悪女、アッシャー家の惨劇、モルグ街の殺人、姦婦の生き埋葬
スプラッターズ・ロック、ホラー・ホスピタル、恐怖の殺人ビデオ
13日の金曜日 地獄のフライデー、マッドハウス、魔界からの招待状
囁く砂、ロードゲーム、悪魔の系譜、襲い狂う呪い、血塗られた花嫁、ブラッディ・バースデイ
サランドラⅡ、ゾンパイア、スキゾイド、ダークナイト、リタン、魔女の棲む村
バンシーの叫び、エイリアン・デッド
死霊の鏡2 ブギーマン2、ダークライド 連続ヒッチハイカー殺人事件、続・光る眼 宇宙空間の恐怖
ザ・キラー・ビーズ、地獄の犬 ロトワイラー、未来囚人984
巨大アメーバの惑星、バンパイアの惑星、ダークアイズ、鮮血の魔女狩り
ファンゴリア ビデオマガジン創刊号
ザ・トキシック・アベンジャー、クラス・オブ・ヌーク・エム・ハイ、ガールズ・スクール・スクリーマーズ
スペースインベーダー、惑星アドベンチャー スペース・モンスター襲来!
悪魔のいけにえ、悪魔の沼、死霊伝説、ファンハウス 惨劇の館、ポルターガイスト、スペースバンパイア
宇宙戦争、宇宙水爆戦、世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す、禁断の惑星、猿の惑星、続猿の惑星
新猿の惑星、猿の惑星・制服、最後の猿の惑星、80万年後の世界へタイム・マシン
スペース・サタン、アンドロメダ・・・、惑星からの侵略、宇宙の子供
ウエストワールド、未来世界、地球最後の男オメガマン、ターミネーター
宇宙の怪人、サタンバグ、4Dマン、縮みゆく人間
エミリーの謎、悪魔の狂暴パニック、メイクアップ、クラッシュ!
謎の完全殺人、呪われた森、オペラの怪人、ニューヨークの怪人
残虐療法、密室、処刑軍団ザップ、顔のない悪魔
恐怖城、半魚人の逆襲、黒い蠍、テンタクルズ、アニマル大戦争、グリズリー、怒りの群れ、大襲来!吸血こうもり
燃える昆虫軍団、ベン、キラー・ビー、スウォーム
ドッグ、鳥、ジャイアント・スパイダー大襲来、猛獣大脱走
タイガーシャーク、大怪獣出現、水爆と深海の怪物、怪獣ウラン
仮面 死の処方箋、白い家の少女、悪魔の追跡、ウィークエンド
【裏表紙】エイリアン2
◆パリ国際ファンタスティックSF映画祭は素敵な映画祭なのだ!
◆カンヌにもこんなホラー・ムービーがあった!
◆香港映画祭と香港映画見聞記
◆新作ホラー・ムービー製作ニュース
◆やはりホラー・エロティシズムを解剖したくなった!
◆ホラー映画を彩る女優たちとその変遷
◆映画だけでなくホラー・ブックに注目しよう
◆アメリカでいま話題のトローマ映画ってなんだ!
◆トビー・フーパーの世界
◆SFファンタジーの魔術師たち
◆ホラー・ムービーはポスターもなかなかのものがある!


PART3から3か月後に発刊された近代映画社のホラーシリーズ第4弾。劇場公開された新作+ビデオリリース作品+モノクロ紙面での旧作紹介というスタイルは踏襲し、それに加えて特集記事を掲載。ホラー映画関連の映画祭、PART3の特殊メイクアップアーティストに続く特殊効果アーティストの特集、ポスター解説、トロマ映画にフーパー特集と本号も充実の内容。特に、ホラー映画の肝である女優にスポットを当てているのは嬉しいところ。血まみれで絶叫するスクリーミングクイーンについてはそれだけで1冊まとめてくれたら個人的にはもうマストバイなんだけれども、無いだろうなあ~。

フーパーについては、『スペースバンパイア』の勢いのまま『スペースインベーダー』の公開を控えてのクローズアップ。この後『悪魔のいけにえ2』も登場するわけで、この頃がフーパーが一番元気だったころなのかもしれない(ちなみに次に刊行されるシリーズPART5の巻頭は『悪魔のいけにえ2』)。後半モノクロ誌面では、クラシックなSFものとアニマルパニックものが多く掲載されている。アニマル物はオカルトと並んで70~80年代に大量に生産され、TVでもよく放映されていたが、その後は減少の一途をたどることに。これ以降にホラー映画で幅を利かせていくのは、スラッシャームービーで活躍する殺人鬼やスプラッターで花開いたゾンビたちで、自然の脅威は目新しさを打ち出せずに日陰に追いやられていった。もちろん、消滅したわけではなく、最近でもサメ映画やワニ映画は小粒なものが多いが製作され熱狂的なファンも付いているし、ピラニアが3Dになって甦ったりもしていた。今ではCG技術で巨大化・大量生産も再現可能なので、現代風にアップデートされたアニマル・ホラーで新風を吹き込んでほしいなあと思ったりします。


IMG_20191018_183404_convert_20191018214710.jpg


IMG_20191018_183445_convert_20191018214826.jpg


IMG_20191018_183533_convert_20191018214843.jpg


IMG_20191018_183558_convert_20191018214856.jpg









コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/681-99df1d84
    この記事へのトラックバック


    最新記事